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【英雄×奇跡】許された音速発進"NEXダンテ"《デュエマ》
1.いにしえのデッキ"NEXダンテって何??
皆さん、"NEXダンテ"というデッキをご存知でしょうか?
GP3rdの頃に活躍したコンボデッキの一種です。
具体的に何をするデッキかというと…
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ざっくりこれがコンセプトのデッキでした。
この動きが"スクランブル・チェンジ"によって4ターン目にできる上、ダンテからダンテにチェンジして無限に7以下のクリーチャーを封じ込めるわけですから、決まればとんでもないコンボだったわけです。
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しかしながらスクランブルチェンジは2017年夏、マナロックやモルトNEXTと大暴れした罪で殿堂入りしてしまいます。
さらに2019年春の殿堂ではミラダンテⅫまで奪われてしまい、連続ロックができない状態に陥ってしまいました。
それから約4年…
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スクチェンが帰ってきました!!!!!!!!??????????
ダンテからチェンジできる封殺クリーチャー"ラフルル・ラブ"も出ているので、デッキを考えないわけにもいかず…
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大阪の身内とのサーバーでもいろいろと考えていました。(主にちていくんが考えてくれていました)
最終的に、メタカードを重視した"メタカード軸", 新弾のギミックを活用した"メクレイド軸"の2種類に行きつきました。
ということで、革命チェンジが大好きな人にはたまらない"NEXダンテ"の紹介に移りたいと思います。
全文無料なので、良ければ是非最後まで読んでみてください!
2.デッキリスト
ということで、2つのデッキリストを紹介させていただきます。
2-2.メタカード軸
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メタカードやサブプランに重きを置いている形であり、環境のサガループやメタジャオウガ、アナオービーに抗いやすくなっている構築です。
新弾のマリハダルで相手のコンボや展開を抑えることができる、メタカードを出された時に無視して我我我で走りやすくなっている、というのがボルシャック型との違いです。
2-1.メクレイド軸
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「スクチェンNEXどこ行った!!!!!??????」
すみません…メクレイドと相性が悪くて抜いてしまいました…
新弾のギミック "メクレイド" によって、バルキリールピアへのアクセスがしやすくなっているリストです。
アークゼオス、「暴竜爵は不滅なり!」の8枚のメクレイドカードによって、一気に盤面展開することでの戦闘も可能です。
出しにくくなったNEXは不採用にして単色の受け札であるスロチェに変わっているため、回しやすさを重視しています。
新弾のカードも多いので、次の部分で採用したカードと採用理由を詳しく書いてあります。
3.採用カード解説
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3-1.共通部分
まずは共通部分のカードから解説します。
上面が赤単に対するメタカードでありながら、下面がダンテで撃てる呪文封殺カードとなっています。
もちろん下面が活用できるというだけで他のメタとの差別点ありますが、踏み倒しを多用するこのデッキが恐れているカード…
そう、ガイアッシュカイザーやガルラガンザークをケアできるカードとしての意味もあり優先採用されています。
何故か2コストになったコッコ・ルピア。
3ターン目のバルキリーそしてアークゼオスの着地や我我我での早期決着を可能にします。
スクランブルチェンジなしでの4ターン目ボルシャックNEXの着地にも一役買ってくれる赤白のお化けです。
みなさん、こいつがなんと呼ばれているか知っていますでしょうか?
そう、「武(たけし)」です。
本当にジャ〇アンくらい強いです。
出た時と攻撃時いつでも墓地メタしながら、相手のメタカードを除去できます。
好きな枚数戻せるので、「次殴るときにXコストのやつを破壊できるよう、ここまで戻そう」みたいなテクいことも。
13年前の構築済みデッキに入っていたカードらしいです。
そんな古いカードですがこのデッキでは、ダンテやラフルルラブ、プチョヘンザといったチェンジ先を状況に合わせてサーチし、そのまま革命チェンジする、コンセプトの中核を担っています。
仮にチェンジが咎められている状況でも、我我我のようなサブプラン、英雄タイムのような除去手段にアクセスすることができます。
新弾で出たファイアー・バードの小型除去です。
主にとこしえやキャディといったメタカードを除去します。
英雄タイムより1コスト重いですが、メクレイドから出せるクリーチャーでそのまま打点や進化元となるのが強みです。
サブプラン、また1回目のチェンジ後の押し切りに使います。
とこしえや踏み倒しメタに引っかからず、盤面2体の状況から一気にリーサルを組めます。
バルキリーで回収できるので、4枚積まなくても十分に活躍します。
赤白我我我さながらのメタビートを4ターン目に見せつけることも。
■音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ / 「未来から来る、だからミラクル」
バルキリーからの革命チェンジ先。
呪文を封殺しながら殴るため、呪文主体のデッキだとこのカードをぐるぐるさせるだけで詰みます。
呪文主体のデッキが環境に少ないため2枚に留めていますが、もし呪文主体のデッキが復権してきたら増やしてもいいでしょう。
そうすると、初手置きしやすくなります。
環境の刺さり抜群の殿堂カード。
サガループ、オービー、ジャオウガ、どんなデッキにも何らかの致命傷を与えるでしょう。
このデッキは1枚でも山札から持ってこられるので、ダンテの殿堂はそこまで致命的ではありませんでした。
"ダンテが盾落ちしていないこと"これがデッキの出力に直結するので、NEXやバルキリーで山札を見る前に必ず祈りましょう。
クリーチャーを展開してくるデッキに対して有用なチェンジ先。
オニカマスのような触れないメタや複数のメタに対しても有用になりうるカードです。
赤単や4C邪王門のようなデッキに対して効きます。
3-2.メタカード軸のみの部分
上面が赤単、サガ、オービーといった幅広いデッキに対するメタカード。
呪文面が一応ダンテから撃って盾を増やせる呪文です。
呪文でホーリー・スパークを埋めた時に、口元が緩まないように注意しましょう。
"緊急発進!"
こいつドギラゴン剣のイラストなのに、何故か大体飛んでこずにマナロックとかNEXTとかがそのまま突っ込んでくるんですよね。
今回はNEXを緊急発進させてろくでもないチェンジ先を投げつけます。
このデッキの"フェアリー・ギフト"です。
いつもバルキリーばっかり投げているとSA化を忘れてしまうので気をつけましょう。
古き時代の英雄が13年の時を経て「スーパー・スパーク」という必殺技を手に入れて帰ってきました。
バルキリーを山札から直接持ってきて進化できる切札であり、状況に応じてアームルピアのような他のファイアー・バードにもアクセスできます。
このデッキにおいては、必要なカードを探すことができる呪文。
スクランブルチェンジやメタカードを探すことはできないが、NEX, バルキリー、我我我、その他ファイアーバードを回収することができます。
最速で出すことができれば、数ターンに渡り相手の行動を大幅に制限できる殿堂カード。
スクチェンやチャラを利用することで、早出しが容易なので採用しました。
3-3.メクレイド軸のみの部分
デッキにアーマードを多く採用しているので、チャラルピアの5枚目以降として採用できます。
「暴竜爵は不滅なり!」も軽減できるため、3ターン目に暴れやすくなっています。
ところで、アーマード・ファイアー・バードという暴力的な種族名の付け方誰が考えたんでしょうか?
メクレイド持ちのカードその1.
アークゼオスやバルキリールピアにアクセスできる可能性のあるカードで、上面もメクレイドから出てくるSA。
メクレイド持ちのカードその2.
この型の第2の切札。
メクレイドでバルキリーにアクセスするだけでなく、展開しながら相手のメタカードを退かすことができます。
アークゼオスからアークゼオスを捲って大連鎖させましょう。
相手の攻撃をほぼ受け止めることのできるS・トリガー。
ダンテから撃つこともでき、盾に仕込むことも狙えます。
自由枠ではありますが、多色や赤単色にすると色バランスが悪くなるのでそこだけ注意しましょう。
4.採用候補カード解説
このデッキはまだこれといった結論が出ておらず、採用候補となるカードもたくさんあるので色々とリストを考えてみてください。
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火文明のメタカード枠。
今回、色のバランスもあってメタカードが光文明に限定されたため不採用となります。
火文明のカードは自分の動きを安定させるカードを優先的に積みたいという考えもあります。
チャラと同じくドラゴンを2軽減するファイアーバード。
コストが重く、生き残りくいため今回は不採用としました。
スクチェンが帰ってきたりアシスターが出てきたりしたことが大きいですね。
スーパー・スパークを持っていないが、火文明単色であるという点がツインパクトより大きいです。
5枚目以降の採用、もしくは多色総数を減らすといった意味合いで採用を検討してください。
このカード、どのバージョンもかっこいいですね。
後続をSAまたはブロッカーにすることができ、攻守ともに優秀なカードです。
ボルシャック・NEX, アーマードメクレイドから持ってこられるクリーチャーであり、ほとんどのクリーチャーから革命チェンジできます。
小回りの利くカードなので、多色が気にならなければ1枚入れても良いと思います。
後続のドラゴンをSAにしつつ、次のドラゴンを軽減してくれます。
NEXの軽減にしか使えない点、後続にSAにしたいドラゴンが少ないため不採用としました。
ドラゴン1軽減に加え、バルキリールピアやアークゼオスの攻撃時に追加除去を可能にします。
バトルタイミングが攻撃時になっているのが噛み合い悪く感じ、不採用としました。
出た時にしてくれないか…
■ボルシャック・ヒート・ドラゴン / ヒートブレス・チャージャー
手札を減らさずに3から5マナへと繋げられられる可能性があるチャージャー。
デッキのアーマード率がそこまで高くないこと、チャージャーがなくてもルピアやスクチェンのおかげで4ターン目にコンボが決めやすいことから不採用としました。
2コストのカード指定除去。
バルキリーから持ってくることができ、メタカードを退かすことができます。
今回はクリーチャーであること、メクレイドとの相性が良いことを重んじてカノンピッチに枠を譲りましたが、コストが気になった人はこちらを採用すると良いでしょう。
5.このデッキの各対面の相性は??
![](https://assets.st-note.com/img/1682610137018-k5dagdKadV.png)
vs サガ 五分
キーカード : マリハダル、武ルピア、ラフルルラブ、ダンテ、プチョヘンザ
メタカードで遅延しながら、早期にラフルルラブ、ダンテへアクセスしましょう。
武ルピアで墓地を返す+ラブで縛るのがベストです。
先に警官でメタを退かされてのループ、ラブに対してサガのみでのループ、ダンテに対してのブルースが負け筋となります。
何を投げれば次のターンループに入らないかを考えてプレイします。
vs 赤単 五分~微有利
キーカード : ミクセル、マリハダル、ダンテ、プチョヘンザ
メタカードで大型を出させないようにして、プチョヘンザやダンテで返します。
スロチェやスーパースパーク、キャノンピッチといった受け札も十分にあるので厄介なテスタロッサだけ注意して戦いましょう。
テスタが出ると一切の踏み倒しができなくなるので、武ルピアや砲ピッチをできればキープしたいものです。
vs アナカラージウォッチ 不利
キーカード : ミクセル、ダンテ
相手のとこしえやキャディがこちらの動きに大きく刺さります。
砲ルピアやアークゼオスのバトル効果で除去しつつ、ダンテで行動を制限して攻めましょう。
メタを連打されたり、先にジャオウガに到達されたりすると苦しい展開になります。
vs アナカラーオービー 微有利
キーカード : ミクセル、マリハダル、ダンテ、ラフルルラブ、プチョヘンザ
メタカードで相手の展開を制限しながら、ダンテチェンジを狙います。
相手のとこしえが刺さってきますが、バルキリーからのチェンジが抑制されるケースは少ないため、NEXやメクレイドに頼りすぎないプレイを心がけます。
ミクセルでオービーは止まりますが、ゲンムは貫通してくるので注意しましょう。
vs 4C邪王門 五分
キーカード : ジャミングチャフ、ラフルルラブ、プチョヘンザ
カツキングからの盤面破壊を止めるために最初はダンテを投げて、プレイヤーに行くときはラフルルラブかジャミングチャフで呪文まで止めて詰めることを意識しましょう。
ダンテは邪王門、ラブはカツキングで超えられるので、両方ケアしづらい場合は盾からのカツキングを割り切ってプチョヘンザを投げるプレイも念頭に入れておいてください。
vs 青魔導具 微不利~五分
キーカード : ミクセル、武ルピア、砲ルピア
砲ルピアで新世壊を剥がしつつ、墓地の魔導具を武ルピアで返します。
ミクセルで遅延することはできますが、ミクセルに関係なくゼニスザークで盤面手札を奪われると厳しい展開になります。
ヴォゲンムでの瞬時ゼニスザーク着地もあるので、できるだけ早期決着を目指してください。
vs ラッカライオネル.star 不利
キーカード : マリハダル、ダンテ、プチョヘンザ
プチョヘンザで相手のタップインを促し遅延する、ダンテでクロックをケアしてリーサルをかけて殴るのが戦い方です。
テスタロッサでこっちの動きが阻害される、プチョヘンザは鬼羅.starの終了時アンタップで超えられる、ダンテはタマシードでケアされるといった不利要素が多い対面です。
動かれる前にリーサルを組めればワンチャンつくれるでしょう。
vs 5Cネバー 五分
キーカード : ラフルルラブ、ジャミングチャフ
呪文を止め続けるのがポイントです。
ステゴロカイザーやドルファディロムでひっくり返される場合があるので、小型を並べつつラブを投げるターンに一気に攻め込みましょう。
下手に刻むのだけはやめたほうがいいです。
6.このデッキいくらするの??
4/25 の時点でのデッキのメルカリ価格です。
おもしろいデッキですが、そこそこの値段はします。
6-1.メタカード軸
ミクセル×4 300円
マリハダル×4 300円
チャラ・ルピア×4 300円
コッコ武ルピア×4 2,777円
スクランブルチェンジ×4 1,599円
バルキリールピア×4 300円
ボルシャック・NEX / スーパー・スパーク×4 2,222円
ザーク・砲・ピッチ×3 300円
レーホウ・衛・デカッチ / 「暴竜爵様のお出ましだッチ」×1 300円
我我我 ガイアール・ブランド×3 666円
メガ・マナロック・ドラゴン×1 1,666円
ラフルル・ラブ×2 4,888円
時の法皇 ミラダンテⅫ×1 300円
百族の長 プチョヘンザ×1 300円
合計 約15,600円
6-2.メクレイド軸
ミクセル×4 300円
チャラ・ルピア×4 300円
アシスター・コッピ×4 300円
コッコ武ルピア×4 2,777円
ファイン・撃・ピヨッチ / 「暴竜爵は不滅なり!」×4 300円
ボルシャック・アークゼオス×4 3,799円
バルキリールピア×4 300円
ザーク・砲・ピッチ×3 300円
我我我 ガイアール・ブランド×2 399円
スローリー・チェーン×3 300円
ラフルル・ラブ×2 4,888円
時の法皇 ミラダンテⅫ×1 300円
百族の長 プチョヘンザ×1 300円
合計 約14,600円
革命チェンジ系統が揃っている人は割と安く組めるので、是非!
7.ご精読ありがとうございました
私が楽しくメモのように書いた記事をここまで読んで下さりありがとうございます!
革命チェンジを強く使えるデッキなので、是非組んで遊んでみてください!
NEXやバルキリー、メクレイド等選択肢が多いカードを採用しているので、いろいろなプランを取れるのが魅力です。
![](https://assets.st-note.com/img/1682609194367-EEGKBWqtX8.png?width=1200)
このデッキ、もしくはこの記事について気になることがあればRikky(@Loser_Duel)のDMまで超お気軽に。
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それではまた次回の記事でお会いしましょう!
バイバイ!!!!