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圧倒的爆発力! 【5Cカツキング】解説記事〈アドバンス〉

こんにちは。
はじめまして、Loser(@Loser_Duel)です。
Discordではrikkyという名前で活動しています。

自己紹介…といってもCS経験などはなく、本当に「ZweiLanceのDM大学」(ZweiLance様のYouTube メンバーシップ) 所属大阪府民ということくらいしか言うことがないので本題に移りましょう。

今回は私がZweiLanceのDM大学の大会でよく使用する【5C "カツキング" 】について解説していこうと思います。
文章が非常に長いですが、よければ途中まででもお付き合いください。
初めて執筆した記事ということもあり、無料で公開しています。

また初執筆にあたり、記事の構成をけみくろ放送局「ウスラトンカチ」先生(@biribirilevel5)の記事、私と同じくZweiLanceのDM大学に所属している「たけー」様(@Take_pad_DM)の御二方から許可をいただいた上で、それぞれ参考にさせていただきました。
以下に構成の参考にした記事を載せておくので、良ければ是非読んでみてください。
(掲載許可もいただいております。)
どちらもとてもわかりやすく細かく書かれたデュエル・マスターズのデッキの解説記事です!!

ウスラトンカチ先生の記事
「全国大会使用予定【5cザディマゲドン】<アドバンス> 」はこちら。 

https://note.com/shimiyu1207/n/n97be27a79aaa

たけー様の記事
「Zwei大2連覇!アナカラーデッドダムド」はこちら。

https://note.com/takeaaaaaaa/n/ndd0eca517249


1.実績

以下は「ZweiLanceのDM大学」メンバーシップ限定Discordで毎晩20:00〜 開催されているリモート大会での実績を示したものになります。

●1日目
1回戦 【0Cギャラクシールド】 先攻 ○
2回戦 【5Cドルマゲドン】 後攻 ○
3回戦 【ラッカ鬼羅.star】 後攻 ○
4回戦 【5Cドルマゲドン】 後攻 ×
5回戦 【5Cカツキング】 先攻 ○
準決勝 【5C万軍投】 後攻 ×
勝敗:4-2 順位:3/18

●2日目
1回戦 不戦勝
2回戦 【オカルトアンダケイン】 後攻 ×
3回戦 【赤白ドギラゴン閃】 先攻 ○
4回戦 【赤白ドギラゴン閃】後攻 ○
5回戦 不戦勝
準決勝 【ジョー星ゼロルピア】 後攻 ○
決勝 【オカルトアンダケイン】 先攻 ×
勝敗:3-2 順位:2/19

●3日目
1回戦 【赤白ドギラゴン閃】 後攻 ○
2回戦 【モルトNEXT】後攻 ○
3回戦 【ジョー星ゼロルピア】 後攻 ×
4回戦 【4C鬼羅.star】後攻 ○
5回戦 【4C万軍投】後攻 ×
準々決勝 【赤青ドギラゴン閃】 先攻 ○
準決勝 【赤緑バーンメア】 先攻 ○
決勝 【ジョー星ゼロルピア】 先攻 × 後攻 ×
勝敗:5-4 順位:2/22

●4日目
1回戦 【モルトNEXT】 後攻 ○
2回戦 【赤単e-sports】後攻 ○
3回戦 【ラッカ鬼羅.star】後攻 ○
4回戦 【赤白ドギラゴン閃】後攻 ○
5回戦 【4Cデッドダムド】後攻 ×
準決勝 【4C鬼羅.star】 後攻 ×
3位決定戦 【アナカラーデッドダムド】 先攻 ○
勝敗:5-2 順位:3/24

●5日目
1回戦 【赤白ドギラゴン閃】後攻 ○
2回戦 【4C鬼羅.star】 後攻 ○
3回戦 【5Cドルマゲドン】 後攻 ○
4回戦 【5C剣】後攻 ○
勝敗:4-0 順位:1/19

●6日目 (改造構築を使用)
1回戦 【5Cカツキング(オボロ型)】 先攻 ○
2回戦 【赤白ドギラゴン閃】 後攻 ○
3回戦 【4Cコントロール】 先攻 ○
4回戦 【5Cドギラゴン剣】 後攻 ○
5回戦 【マーシャルループ】 先攻 ○
準決勝 【マーシャルループ】先攻 ×
3位決定戦 【赤青ジョー星覇道】 後攻 ×
勝敗:5-2 順位:4/18


■通算成績
勝敗:26-12 (0.684)
先攻の勝敗:9-3(0.750)
後攻の勝敗:17-9(0.654)

筆者は先攻をとることを非常に苦手としているため、先攻のデータが少なくなっています。


2.デッキ概要

2-1.デッキ作成の経緯

デュエル・マスターズでは、世はまさに大5C時代と呼ばれるくらい【5Cコントロール】が大流行しています(笑)

《終焉の禁断 ドルマゲドンX》"禁断爆発"によって相手にプレッシャーをかけられる【5Cドルマゲドン】が環境トップとして君臨しており、私自身も暫く愛用していました。

しかし、既存の【5Cドルマゲドン】にはいくつかの "弱点" が存在すると感じました。
それは以下の4点です。


《終焉の禁断 ドルマゲドンX》の性質上、コマンド以外のクリーチャーを採用しにくい

【0Cコントロール】【青魔導具】といったフィールドを軸としたデッキに対して太刀打ちできない

【 鬼羅.star】,【ドギラゴン閃】系統といったビートダウンに対して脆いことが多い

《奇天烈シャッフ》の序盤「5」宣言が重い


これらの問題点を解決できないか、と5Cに合うカードを探していたところ、その時新弾の"名場面BEST"から衝撃の"新カード"が発表されました。



それが《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》です。

詳しいことは採用理由で書きますが、自身が革命2でシールドトリガーを持ち、必要なカードを手札に呼び込みながらメタを除去可能。
さらには《百族の王 プチョヘンザ》《時の法皇 ミラダンテⅫ》に革命チェンジまでできるこのカードは、前述の問題点③,④を解決する鍵だと思い、《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》が軸の【5Cコントロール】を組もうと考えました。

結果、コマンド以外の攻撃をできなくする《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~ / 終焉の禁断 ドルマゲドンX》を抜き、問題点②を解決すべく【5Cドルマゲドン】では採用できなかった"あのカード"を採用する運びとなりました。


3.デッキリスト

実際には大会毎に微調整をしていますので、今回はその中で軸としたデッキリストを紹介します。細かい部分は読者なりに調整していただいて構いません。

3-1.メインデッキ (40枚)

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色配分: 火文明18枚、水文明13枚、自然文明18枚、光文明17枚、闇文明14枚、多色24枚

カードの種類配分:クリーチャー31枚、呪文13枚、フィールド1枚、ツインパクト5枚

3-2.超次元ゾーン (8枚)

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4.各カードの採用理由

4-1.メインデッキ (40枚)

■とこしえの超人              

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現環境トップクラスのメタカード。
【5Cコントロール】《最終龍覇 グレンモルト》【オカルトアンダケイン】《不敵怪人 アンダケイン》,《暗黒鎧 ザロスト》他、GR召喚を用いるデッキ等さまざまなデッキに刺さります。
そしてなぜかたまたま偶然 "G・ストライク" というシールド・トリガーのような能力も持ち合わせており、受けとしても利用できます。
ただし、今回他に採用したいカードも多く、あくまでメタカードであるという観点から3枚採用にしていますが、4枚の採用も枠が許せば十分考えられるカードです。

■裏切りの魔狼月下城 (殿堂入り)       

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このデッキ唯一のハンデスカード。
「多色マナ武装4」が達成できれば2マナ3ハンデスという破格のカードであり、何かのついでに打てるのも強みです。
《天災 デドダム》のプレイに必要な色の1つであり、初動が引けなかったときに多色を4マナ貯めてプレイするだけでも非常に強力なため採用。
殿堂カードのため採用枚数は1枚

■奇石 ミクセル / ジャミング・チャフ     

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このデッキ第二のメタカードにして最強の呪文封殺カード。                 普通の【5Cコントロール】には基本的に採用されないが、このデッキではフィニッシュプランに《時の法皇 ミラダンテⅫ》からこのカードの呪文面《ジャミング・チャフ》を打つことが挙げられ、主に【5Cコントロール】に対して有効なカードであるため採用。
また【ドギラゴン閃】【ジョー星ゼロルピア】に対し、クリーチャー面《奇石 ミクセル》を建てられると最低1ターンは生き延びられるため有能。《龍風混成 ザーディクリカ》によって呪文面が使いまわせるのも強み。
一方で色が白単色と弱く、腐る場面も多いため今回は2枚採用

■フェアリー・ミラクル

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全文明が揃えば2ブーストが可能な初動カード。 3マナ→5マナの動きをスムーズにしてくれるため、4ターン目に《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》《ドラゴンズ・サイン》がプレイしやすくなります。
【5Cコントロール】の初動と言えばこのカードですが他にも現環境で優秀な初動カードがあり、そちらに枠を譲った形となります。
また、このデッキの単色が16枚と【5Cコントロール】の中で比較的多く、1ブーストでも十分に3マナ→5マナの動きができることもこのカードを2枚採用に留めた理由です。

■天災 デドダム

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正直言うまでもない気がしますが、現環境最強3コストカード。
色が3色であり、マナ加速・手札補充・墓地肥やしを同時に行えることがとても優秀です。
基本どんなタイミングでも腐らないため、4枚採用しています。

■闇鎧亜 ジャック・アルカディアス

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先程、問題点2を解決するために投入したと言った "あのカード" はコイツです。
《希望のジョー星》,《卍 新世壊 卍》等のフィールドから《銀河大剣 ガイハート》等のドラグハートまでさまざまなものを除去してくれる4コストのシールド・トリガーです。
このデッキの性質上キツかった【0Cコントロール】【青魔導具】といったデッキにある程度戦えるようになります。
《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》によって使いまわすことも視野に入ります。
今回【青魔導具】,【0Cコントロール】,【ジョー星ゼロルピア】を重く見て3枚採用していますが、他の対面は腐りがちなため、環境によっては2枚に留めても良いと思います。

■Dの牢閣 メメント守神宮 (殿堂入り)                    

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 自軍ブロッカー化、敵全体タップが可能な最強D2フィールド。
《希望のジョー星》を剥がせる上に、逆転のチャンスを生み出す可能性のある単色シールド・トリガー。
色が白単色と少し弱いが、それが気にならない程の優秀な能力を持っており、殿堂入りのため1枚採用

■ドラゴンズ・サイン

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このデッキで超優秀なシールド・トリガー呪文。
《最終龍覇 グレンモルト》《龍風混成 ザーディクリカ》を踏み倒し、一気に勝利まで近づくことができます。
忘れがちですが、ブロッカー付与能力もあるため、【ドギラゴン閃】【鬼羅.star】に対してかなり有利にゲームを進められると思います。
白単色ではありますが、大型フィニッシャーに繋げられるシールド・トリガーとして優秀なため3枚採用
場合によっては、2枚や4枚にするのもあり。

■《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》         

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このデッキの核であり、最強サポーター。
擬似《ドンドン吸い込むナウ》によって、相手のメタカードを除去しながら革命チェンジ先等の必要なカードを持ってくることができます。
マッハファイター持ちで、出たターンに《百族の王 プチョヘンザ》で盤面を壊したり、《時の法皇 ミラダンテⅫ》でロックをかけたりもできます。
さらには革命チェンジした次のターン、再度コイツをプレイして場に残った《百族の王 プチョヘンザ》《時の法皇 ミラダンテⅫ》をバウンスすることで、何度も使い回すことも可能。
何故かたまたま偶然ついている革命2のシールド・トリガー化も強く、受け札として期待できます。
そしてこのカードの最もヤバい点は、《最終龍覇 グレンモルト》が装備した《邪帝斧 ボアロアックス》から《とこしえの超人》,《天災 デドダム》と同様に出せることで、一度に大量のアドバンテージを稼ぐことが可能です。
以上のことから、文句なしの4枚採用となっていますが、2,3枚でも十分回るとも感じました。

■襲来、鬼札王国!

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超高性能シールドトリガー呪文。
墓地から《最終龍覇 グレンモルト》《龍風混成 ザーディクリカ》を出すことができ、最低限コスト8以下破壊の擬似《デーモン・ハンド》として利用できます。
他に採用したいカードがあり、枠の兼ね合いから2枚採用に留めましたが可能なら3枚にしたい呪文。

■メガ・マナロック・ドラゴン (殿堂入り)             

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【5Cコントロール】対面最強カードにしてプレイしたら気まずいカード第1位。
現環境、ほとんどのデッキが3色以上を使っており、このカードが刺さらないことは少ないです。
このデッキのいやらしいところは、《ジャミング・チャフ》によって呪文シールド・トリガーを封じながらマナをロックして殴れるところです。
環境への通りが良いため、1枚採用しています。

■最終龍覇 グレンモルト

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このデッキの最強フィニッシャーで、状況に応じてさまざまなドラグハートを使い分けることができます。
《とこしえの超人》によってドラグハートを封じられることもありますが、《とこしえの超人》がいないときには猛威を奮うカードでしょう。
特に《ドラゴンズ・サイン》から出して《邪帝斧 ボアロアックス》を装備させ、《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》 にアクセスする動きが強力です。
《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》同様、2種類の革命チェンジ先に対応していることも4枚採用の理由となっています。
個人的には減らせないカードかなと思います。

■龍風混成 ザーディクリカ

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このデッキのリソース確保役兼除去役。
登場時に《ドラゴンズ・サイン》《ジャミング・チャフ》,《襲来、鬼札王国!》等の強力な呪文を唱えながら、ついでに相手の《とこしえの超人》の破壊や1ドローができる優秀なカードです。
継続的に盤面を処理しながらリソースを確保できるため、とりあえず建てておけばリソースが枯渇することは少なそうです。
枚数を減らす理由も特になかったので、4枚採用されています。
破壊効果は強制、ドロー効果は任意である点に気を付けましょう。

闘争類喧嘩目 ステゴロカイザー / お清めシャラップ                    

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このデッキの初動と墓地メタ両方をこなします。
特にこのデッキは《龍素記号 Xf クローチェ・フオーコ》を不採用にしており《とこしえの超人》を3枚の採用に留めていることから、【オカルトアンダケイン】や【青黒ゼーロ】に対する墓地メタの増量が必要でした。
そこで、マナ加速のついでに相手の墓地をなくしたり自分の山札を回復したりできるこのカードを増やしました。
クリーチャー面もこのデッキ唯一のマナ回収役として運用でき、【5Cコントロール】対面にも有効なため今回は3枚採用しています。

■百族の王 プチョヘンザ          

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「ファイナル革命」によって、パワーの小さいクリーチャーをすべてマナ送りにする能力と相手の小型クリーチャーを強制タップインさせる能力の噛み合いは非常に強力です。
特に、ビート対面にこのカードを建てることができれば、ほぼ勝利と言っても過言ではありません。
革命チェンジ元が多く存在し使い勝手が良いですが、《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》ですぐにサーチできる点や同じファイナル革命持ちとして《時の法皇 ミラダンテⅫ》も採用している点から2枚採用に留めています。

■時の法皇 ミラダンテⅫ (殿堂入り)                      

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 このデッキの最強フィニッシャーです。
「ダンテチャフをすると相手は死ぬ」と言われた程、このカードへ革命チェンジ後に効果で《ジャミング・チャフ》を唱える動きは強いです。
また、「ファイナル革命」コスト7以下の召喚を封じるだけで詰むデッキもいくつか存在します。
登場時効果の詠唱範囲に《ドラゴンズ・サイン》も含まれることが優秀です。
《百族の王 プチョヘンザ》同様優秀な革命チェンジ元も多く、本当ならば文句なしで4枚採用したいのですが殿堂入りのため1枚採用となっています。


4-2.超次元ゾーン (8枚)

なお、以下の8枚はいずれも《最終龍覇 グレンモルト》に装備するために採用しています。

■革命槍 ジャンヌ・ミゼル / 聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル

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最大3面止めることができるビートダウンの天敵。
【デッドダムド】系統のデッキには効かないことも多いですが、【鬼羅.star】【ドギラゴン閃】系統のデッキに対する回答札であり優秀です。
相手の大型ブロッカーをタップして攻撃を通すこともできるため採用。

■始まりの龍装具 ビギニング・スタート / 終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド

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スレイヤー付与によって、大型相手クリーチャーを除去するためのカード。          《聖魔連結王 ドルファディロム》のような"EXライフ"持ちのクリーチャーに対しても、パワーで勝っていればスレイヤーのおかげで一撃で倒すことが可能です。
また、このカードを装備しておくことで相手の《最終龍覇 グレンモルト》を牽制することができます。
ドラグナーの軽減効果もあり、小回りの効くカードなので採用しています。

■獄龍刃 ディアボロス / 破滅の悪魔龍 ディアジゴク

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このデッキ唯一の墓地回収カード。
装備した時に、墓地に落ちているカードを状況に応じて回収できます。
特に《時の法皇 ミラダンテⅫ》を墓地から回収して使い回す動きがとても強く、確実に採用したい1枚となっています。

■銀河剣 プロトハート / 星龍解 ガイギンガ・ソウル

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《最終龍覇グレンモルト》に2回攻撃を与え、簡単に高打点を生み出すことができます。
フィニッシュの際には必ずといっていい程装備させるカードですが、"Gストライク"によって止められることも多くなりました。
ただ、【オカルトアンダケイン】のような受けが薄いデッキに勝つためにほぼ必須のカードなので採用しています。

始原塊 ジュダイナ / 古代王 ザウルピオ

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マナからドラゴンを召喚できる点を評価。
ハンデスによって手札がない状態でも盤面を広げることができます。
出せるクリーチャーの範囲も《最終龍覇グレンモルト》《龍風混成 ザーディクリカ》,《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》と幅広く、必要不可欠なカードとなっています。
クリーチャー面の《古代王 ザウルピオ》も地味ながら強力な効果を持っているのもポイントです。

■邪帝斧 ボアロアックス / 邪帝遺跡 ボアロパゴス / 我臥牙 ヴェロキボアロス

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このデッキで最も積極的に付けたいドラグハートウェポン。
状況に応じてリソース確保の《切札勝太&カツキング〜 熱血の物語〜》《天災 デドダム》に加え、メタカードの《とこしえの超人》まで広い範囲のカードをマナから出せるために、つけたあだ名は「四次元ポケット」
このデッキでは容易に《邪帝遺跡 ボアロパゴス》に龍解させることができ、1マナの《とこしえの超人》を召喚したついでに《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》をマナから飛ばす、なんていうバグムーブができるようになります。
幅広い動きを可能にするこのデッキの必須カードです。                   

■覇闘将龍剣 ガイオウバーン / 勝利の覇闘 ガイラオウ

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ドラグハートの中で最上級の除去カード。
最大3面を取りながら龍解させることができ、《始まりの龍装具 ビギニング・スタート / 終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド》と組み合わせて大型クリーチャーも破壊することができます。
相手の盤面を取るために必須なカードです。
場合によっては2枚の採用を検討しても良いと思います。

■爆銀王剣 バトガイ刃斗 / 爆熱王DX バトガイ銀河

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さまざまなドラゴンを踏み倒すカード。
デッキのドラゴンの割合が約5割なので、これを装備して「運ゲー」を仕掛けるのもありですが、確実に龍解させることのほうが多いです。
装備しておいて次のターンに《邪帝斧 ボアロアックス》から《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》に繋げ、登場時に回収したドラゴンを出して龍解させるというのが一番の動きとなります。
必須ではないですが、火力の底上げに良いカードのため採用しました。



5.不採用カード

デッキを組んでいる中で、抜けていったカードとその理由を紹介します。

■リツイーギョ #桜 #満開

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とこしえの超人と並ぶ5Cに採用できる強力なメタカードです。
【ジョー星ゼロルピア】【マーシャルループ】が流行っている環境で採用が見込めます。
しかし一方で、【5Cコントロール】のような対面では腐りがちであり、2ターン目に緑単色を埋めてまでプレイしたいカードではないので採用を見送りました。
似たような能力を持つ《〜DG-パルテノン 龍の創り出される地〜》も同様の理由で採用を見送りました。

■イッコダス・ケイジ / 種デスティニー

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《卍 新世壊 卍》《とこしえの超人》といったカードを除去できるのが強みですが、その役割は《闇鎧亜 ジャック・アルカディアス》で十分カバーできている上、《希望のジョー星》を除去できないため今回は不採用にしました。
ただ、何かで余った1コスト上記のカードを除去できるのは強力なので、採用しても良いとは思います。

■ドンドン火噴くナウ

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最近の5Cの定番として入っているシールド・トリガーで、《天災 デドダム》と同じ能力を使いながら除去できるのが強みです。
実際に《襲来、鬼札王国!》の蘇生先を作ることができ、採用しても良いと感じましたが、《奇天烈 シャッフ》「5」宣言が重くなる点や《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》の方がこのデッキでは優秀だと感じた点から不採用にしています。
しかしこちらのカードの方が役立つ場面も度々見かけるため、《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》の枠を削って採用するのもありだと思います。
なお、《ドンドン水撒くナウ》に関しても同様の理由で不採用にしています。

■絶望と反魂と滅殺の決断

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黒単色で除去やハンデス、リソース確保までできる優れ者。
非常に強力なカードですが、このデッキは既に5ターン目の動きが安定していると感じたため、採用を見送りました。
しかし、墓地から唱えることができて《とこしえの超人》の除去や《天災 デドダム》,《闇鎧亜 ジャック・アルカディアス》の蘇生までこなすため、《闇鎧亜 ジャック・アルカディアス》《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》の枠をそれぞれ1つずつ削って2枚入れても良いと思います。

◾️灰燼と天門の儀式

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《襲来、鬼札王国!》と似た能力を持ち、場合によっては《襲来、鬼札王国!》以上の効果を発揮するシールド・トリガー呪文。
光文明を持っていることも強みです。
しかし、墓地がないときには完全に腐ってしまうカードであり、最低限除去としての仕事をしてくれる《襲来、鬼札王国!》に枠を譲る形になりました。

■テック団の波壊Go!                                              

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「相手のコスト5以下のカードをすべてバウンスする」というビート対面最強のカードです。
また、擬似《デーモン・ハンド》てしても使えることも優秀です。             しかし、このデッキは《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》《百族の王 プチョヘンザ》でビート対面を乗り越えられ、手打ちする価値が低いと感じたため今回は採用を見送りました。

■S・S・S

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相手の盤面を壊滅させながら、盤面を止められるシールド・トリガーという点が強力です。
色も《龍風混成 ザーディクリカ》と同じで優秀ですが、こちらも《テック団の波壊Go!》同様、手打ちのバリューが低いので採用しませんでした。

■龍素記号 Xf クローチェ・フオーコ

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コストを支払わずに召喚できる墓地メタで、色も青単色とかなり優秀です。
しかし、墓地メタが意味のない対面では腐りやすく、登場時効果で《襲来、鬼札王国!》の蘇生先を含めた自身の墓地のカードもすべて山札に返さないといけない点が扱いづらいと感じ、不採用に至りました。

■天命龍装 ホーリーエンド / ナウ・オア・ネバー

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《龍風混成 ザーディクリカ》を踏み倒すことができるシールド・トリガーで、使用後は《襲来、鬼札王国!》の優秀な蘇生先として墓地に残るのが強みです。
しかし、今回最強のハンデス札《悪魔龍 ダークマスターズ》を採用しておらず、《最終龍覇 グレンモルト》との噛み合いが悪いため採用を見送りました。

■悪魔龍 ダークマスターズ

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ピーピング3ハンデスで相手の戦略を粉々にできる点が非常に優秀。
このデッキは5ターン目の動きを重視しており、7マナまで貯めなければプレイできないこのカードは扱いづらいため、今回は採用を見送りました。

■聖魔連結王 ドルファディロム

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現在の【5Cコントロール】の代名詞と言っても過言ではない強力なフィニッシャー。
しかしながら《ジャミング・チャフ》の採用により、呪文を止められる点や手打ちするにはコストが重い点、《襲来、鬼札王国!》からの蘇生のために墓地にこのカードを用意しにくい点が不採用に至った理由です。
もちろん出すことができればゲームを支配できるほどの強さがあるので、枠が許せば採用はありだと思います。

■地封龍 ギャイア

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現在の【5Cコントロール】に対する最強メタカードの1つであり、他の対面でも腐りにくいカードです。
ただ、《SSS級侵略 デッドダムド》で簡単に除去されることもあり、コストも「9」で非常に出しづらいため今回は採用しませんでした。

■轟牙忍 ハヤブサリュウ

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ピンチなときに助けてくれる優良シノビ。
ただこのデッキは【5Cドルマゲドン】のように封印を剥がして "禁断爆発" を押し付けるという動きができず、受動的な使い方になってしまいます。
また、【5Cコントロール】【ドギラゴン閃】【鬼羅.star】に負けるときは"ニンジャ・ストライク"の条件である7マナ域に達していないことがほとんどであるため、不採用としました。
他の《怒流牙 サイゾウミスト》《威牙の幻 ハンゾウ》のようなシノビも同様な理由から不採用となっています。

■銀河大剣 ガイハート / 熱血星龍 ガイギンガ

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《閃光の守護者 ホーリー》や "封印" をケアすることも可能であり《銀河剣 プロトハート / 星龍解 ガイギンガ・ソウル》同様、詰めに使えるカードですが "EXライフ" によるシールド追加や《時の法皇 ミラダンテⅫ》のファイナル革命でそれぞれケア可能だと感じたため、不採用としました。
しかし、《銀河剣 プロトハート / 星龍解 ガイギンガ・ソウル》と合わせた2本で詰めるプランはとても強力なので、環境を見て《革命槍 ジャンヌ・ミゼル / 聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》と入れ替えるのもありだと思います。

■滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル / 魔壊王 デスシラズ

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相手のクリーチャーを除去しながら、再利用したい《獄龍刃 ディアボロス / 破滅の悪魔龍 ディアジゴク》《始原塊 ジュダイナ / 古代王 ザウルピオ》といったドラグハートを超次元ゾーンに戻せるので優秀。
しかし《聖魔連結王 ドルファディロム》のような絶対的フィニッシャーがない中で、このカードをプレイして《最終龍覇 グレンモルト》の除去体制を減らすことはあまりしたくなかったため今回は不採用としました。

■FORBIDDEN STAR 〜世界最後の日〜 / 終焉の禁断 ドルマゲドンX

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"禁断爆発"は強力なギミックであるものの、このデッキの《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》《ジャック・アルカディアス》,《とこしえの超人》が攻撃に参加できなくなってしまいます。
このカードがなくてもデッキの出力は十分高く、このカードが原因で採用が難しくなるカードも多いことから今回は不採用にしています。


6.このデッキの動き

●このデッキの基本的な動き

3ターン目に《フェアリー・ミラクル》《天災 デドダム》,《お清めシャラップ》といった初動を用いて5マナ域に到達させます。
このとき《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》がマナゾーンにある状態が望ましいです。 
5マナ域での理想の動きは《ドラゴンズ・サイン》から《最終龍覇 グレンモルト》《龍風混成 ザーディクリカ》を踏み倒すことで、リソース差をつけていくことです。
その動きができない場合は、《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》で必要なカードをサーチしながら相手のメタカードを破壊しましょう。
最終的には四次元ポケットこと《邪帝斧 ボアロアックス》を用いて盤面を展開し、《時の法皇 ミラダンテⅫ》《ジャミング・チャフ》を絡めながら過剰打点で殴って勝つことが目標です。

以上がこのデッキのおおまかな動きですが、実際この動きを通せることは少ないため、状況に応じて動きを変える必要があります。


●カードの優先順位

■初動
基本的にプレイしたい初動は《天災 デドダム》《フェアリー・ミラクル》《お清めシャラップ》となっています。
ただし、【オカルトアンダケイン】や【青黒ゼーロ】対面で墓地に残してはいけないカードがある場合は《お清めシャラップ》を優先します。

■《邪帝斧 ボアロアックス》から出すカード
このデッキでは前述の通り《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》《天災 デドダム》,《とこしえの超人》の "3種の神器" にアクセスすることができます。
【5Cコントロール】対面で《最終龍覇グレンモルト》が次のターンにプレイされる可能性があれば《とこしえの超人》、ビートダウン対面で盤面が展開されているならば《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》、リソースが枯渇しているならば《天災 デドダム》というように必要なカードを考えて使い分けることが大切です。
ここで注意点が2つあります。
まずは【5Cコントロール】【青魔導具】のような対面で、マナが少ないのに《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》をプレイしないことです。 プレイしてしまうと《最終龍覇 グレンモルト》がすぐに除去されてしまったときに次の行動までに致命的なタイムラグが生じてしまいます。
このような場面では、《天災 デドダム》のプレイすることや、そもそも《邪帝斧 ボアロアックス》を装備しないことが大切です。
もう1つの注意点は、マナゾーンの色です。
《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》《天災 デドダム》をプレイすると、マナゾーンからみ3色カードが消えることになるので、気づいたら次のターンマナゾーンの色が不足していて使いたかったカードがプレイできないことがあります。
以上のことを意識して出すクリーチャーを選択してみてください。



7.各対面への意識・有利不利

フリー対戦・実戦を通して、筆者自身が対面してみての感覚と結果から各対面との戦い方について検討しました。
有利不利に関してはプレイング次第で大きく変わるため、参考程度に捉えてもらえれば幸いです。
主な対面について書きましたが、その他気になる対面がございましたらコメント、またはTwitterのDMまでお願いします。


■5Cドルマゲドン (微有利) 
この対面は《最終龍覇 グレンモルト》を盤面に固定できた側が勝ちます。
そのため、4ターン目の《ドラゴンズ・サイン》による《最終龍覇 グレンモルト》の早期着地や《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》によるリソース確保がポイントになります。
相手の《聖魔連結王 ドルファディロム》による単色呪文封殺が厳しいものの《百族の王 プチョヘンザ》で盤面を制圧したり、《時の法皇 ミラダンテⅫ》,《ジャミング・チャフ》でクリーチャーの召喚や呪文を封じたりできるため微有利となっています。

■カツキング入り5Cコントロール (同型) 
基本的に【5Cドルマゲドン】と同じ戦い方で大丈夫ですが、比較的《とこしえの超人》の刺さりが良いため積極的にこのメタカードをプレイしていきましょう。

■赤白ドギラゴン閃 (有利) 
有効シールド・トリガーが12枚あり、《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》から《百族の王 プチョヘンザ》をプレイすることでほぼ "完封" することができます。
しかし、油断は禁物です。
《奇石 ミクセル》を建てて時間を稼ぐ、またはマナを伸ばして確実に自分の動きができるようにしましょう。
シールド・トリガーに期待をかけすぎず、《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》の早期着地を意識することで勝率が上がると思います。

■オカルトアンダケイン (微有利)
 "微有利" と書きましたが、ここはプレイングで大きく差が出る対面だと思います。
《とこしえの超人》が引けた場合は初手緑マナを埋め、2ターン目に必ずプレイしましょう。
稼いだターンで《最終龍覇 グレンモルト》をプレイしてアドバンテージを稼いだり、《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》で2枚目のメタカードを呼び込んだりして自由な行動を許さないことがポイントになってきます。
《とこしえの超人》が引けなかった場合は、《お清めシャラップ》を優先しつつ、自分の動きを通すことを意識しましょう。
《最終龍覇 グレンモルト》を建てても次のターンに「《零龍》卍誕」を絡めて殺されそうな場合は、《爆銀王剣 バトガイ刃斗》を装備させて自分を信じましょう。約「5割」でドラゴンを捲って詰めることができます。
ただし、中途半端に殴ると【5Cカツキング】側が死ぬので、できれば6打点揃えて1回で殴り倒すようにしてください。

■青魔導具 (微不利) 
このデッキの核である《卍 新世壊 卍》が2,3ターン目に安定して貼られるのに対して、【5Cカツキング】側がこのカードを《闇鎧亜 ジャック・アルカディアス》で除去できるのは早くても4ターン目です。
除去する前に2枚目の《卍 新世壊 卍》を貼られるとほぼ負けが確定しますが、1枚目の《卍 新世壊 卍》を早急に剥がすことができれば《闇鎧亜 ジャック・アルカディアス》《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》で使いまわすことができるので優位に立てます。
ただし、《卍月 ガ・リュザーク 卍 / 卍・獄・殺》《MEGATOON・ドッカンデイヤー》を用いたサブプランも存在するため、なるべく早く殴り倒したい対面です。
《堕呪 カージグリ》《堕呪 エアヴォ》,《堕呪 ギャプドゥ》に加えて《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》の計4種類のシールド・トリガーが採用されており、受けも厚いため《最終龍覇 グレンモルト》を建ててスーパー・シールド・トリガーをケアしながら+2打点以上の過剰打点で殴りたいところです。

■ラッカ鬼羅.star (有利)
【赤白ドギラゴン閃】対面同様、革命チェンジによって《百族の王 プチョヘンザ》を建てることを意識してください。
何度盤面を立て直されても、《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》のバウンス効果で《百族の王 プチョヘンザ》を選択して何度も革命チェンジすることで、相手のクリーチャーをどんどんマナゾーンに送ることができます。
《奇石 ミクセル》はほとんど刺さらないため、《切札勝太&カツキング 〜熱血の物語〜》を早期にプレイすることだけ意識することがポイントです。


8.改造案

6/7 現時点での最新構築です。

8-1.メインデッキ (40枚)

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色配分: 火文明19枚、水文明14枚、自然文明 18枚、光文明17枚、闇文明14枚、多色26枚

カードの種類配分: クリーチャー32枚、呪文14枚、ツインパクト6枚

8-2.超次元ゾーン (8枚)

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このデッキの最大値を取りやすくするために、構築を変えました。              初動を10枚にすることで安定感を持たせ、《雷龍 ヴァリヴァリウス》の採用によって5ターン目の動きを増やした形になります。

●新規採用カード

■雷龍 ヴァリヴァリウス

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デュエマ知らない人にはマナコストが「8」に見えるかも知れないですが、実はこれ「5」なんですよね。
たった5マナで出てきて "マジボンバー7" によって《最終龍覇 グレンモルト》《龍風混成 ザーディクリカ》にアクセスでき、さらには《百族の王 プチョヘンザ》《時の法皇 ミラダンテⅫ》にも革命チェンジできる優れ者です。
《天災 デドダム》と軽減効果の噛み合いが悪く、大型クリーチャーの踏み倒しは《ドラゴンズ・サイン》で十分と考えていたため通常構築では採用しませんでしたが、今回は火力の底上げの観点から採用しました。
このカードの最大の強みはデッキトップが確認できることであり、踏み倒した《龍風混成 ザーディクリカ》のEXライフを確認することや《最終龍覇 グレンモルト》に装備させるドラグハート・ウェポンを容易に決めることができます。
シールドを追加できることも強力なこのカードですが、多色であり盤面にクリーチャーがいると軽減できない、すなわち腐りやすいことから2枚の採用に留めています。

■テック団の波壊Go!

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通常構築では採用しませんでしたが、《卍 新世壊 卍》のようなフィールドをバウンスでき、このデッキの少ない「水」「闇」を補ってくれるシールド・トリガーという点を再評価して採用に至りました。
基本的には2ターン目にマナゾーンに置くカードになります。

●不採用カード

■Dの牢閣 メメント守神宮

画像57

《希望のジョー星》を使う対面に有効で、シールド・トリガーから捲れると最強の防御札となり得るこのカードですが、手打ちすることがD2フィールドの貼り替えのとき以外あまりなく色も弱いことから今回不採用に至りました。



9.更新履歴

更新した日時と更新内容の記録です。

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6/7 記事完成
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10.あとがき

最後までお読みいただきありがとうございます。
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