エンジニア採用市場について
こんにちは!
「選択できる世界を創る」を理念に掲げるリモートワークエージェント、Remoguです。
エージェントの私たちが商談の場に立つ際に、よく話に上がるのが採用市場についてです。
市場の動向や、他社の状況について気になる採用担当者の方も多いのではないでしょうか?
ということで今回は、「エンジニアの採用市場」について解説します!
どうぞ最後までご覧ください。
加速するエンジニア需要
ITエンジニアの採用に苦戦をしている採用担当の方が多いのではないでしょうか?
その背景としては、以下の理由が挙げられます。
DX需要の拡大に対し供給が追いついていない
少子高齢化による働き手の減少
ゆえに、エンジニアの採用市場は、売り手市場に大きく傾いています。
ITエンジニアの求人倍率は9倍を超えており、高止まりの状況が続いています。
旧みずほ情報総研がまとめた報告書によると、2030年にはエンジニアが10万人以上不足する可能性があると試算しているほど、採用市場は深刻になっています。
出典:みずほ情報総研「平成30 年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(IT 人材等育成支援のための調査分析事業)」
エンジニアはどこにいるのか
そんな競争の激しいITエンジニアですが、彼らは一体どこにいるのでしょうか?
こちらはITエンジニアの居住地を表したグラフです。
一都三県にお住まいの方が約半数、地方にお住まいの方がもう約半数を占めています。
思ったよりも地方にお住いの方の割合が多かったのではないでしょうか?
反対にIT企業は首都圏に多く集中しており、求人数も多くなっています。
下記のデータによると、一都三県が対象の求人件数は全体の68%を占めています。
さらに、世界に目を向けると母数はまた一段と広がります。
アメリカ、中国、インドがエンジニア人口が多いトップ3の国となっており、日本は109万人で世界第4位となっています。
外国籍エンジニアの採用や、海外在住の日本人の採用など、海外にも目を向けことで更に採用の幅は広がることがわかります。
特に少子化が進み、働き手不足が顕著な日本においては、海外人材の活用が今後注目されていくことでしょう。
企業側の動向
競争の激しい採用市場の中、各企業では採用のためにどのような施策を行っているのでしょうか?
コロナ禍の影響もあり、近年リモートワークを取り入れている企業が増えています。
「勤務地を問わない新規求人数」の割合は、2019年10月~12月と2022年1月~3月で比較すると11.3倍に増えています。
さらに、下記のデータによるとエンジニアの74%はリモートワーク勤務をしており、そのうち40%はフルリモート勤務というデータもあります。
エンジニアにとってリモートワークは、既にスタンダートになりつつあるのです。
候補者側の動向
では、エンジニア本人たちは、どのような動きになっているのでしょうか?
エンジニア側も、柔軟な働き方を望む声が増えています。
先に述べたリモートワークもそのうちの一つですが、ライフワークバランスを保つために、働く時間が柔軟かどうかも仕事を選ぶ際に見られるポイントとなっています。
リモートワークだけではなく、勤務時間に縛られない働き方もスタンダートになっていくのではないでしょうか?
また、候補者側の動向として顕著になっているのが、正社員からフリーランスに転換する方が増えていることです。
フリーランスとして活躍していくためには、高い技術スキルや、豊富な経験が必要です。
高い技術スキルを身につけた方がフリーランスに転換する傾向があるため、優秀なエンジニアを正社員採用する難易度は、更に高まっていると言えます。
まとめ
今回はエンジニアの採用について取り上げましたが、まとめると以下のような特徴が挙げられます。
エンジニアの採用市場は求人倍率9倍と高い状態
エンジニアは首都圏に半数、地方に半数いるのに対して、求人件数は一都三県の求人が68%に上る
今後は海外人材の活用も必要になることが予想される
リモートワークを導入している企業が増えており、もはや主流になっている
優秀なエンジニアはスキルを身につけた後フリーランスに転身する傾向にある
競争が激しく、エンジニアの売り手市場だからこそ、市場の状況や傾向は常日頃から追っていくことが大切です。
私たちRemoguは、市場の動きを日々体感している身として、単なる「人材の紹介」ではなく「情報の共有や採用課題の解決」を行なっています。
☞詳しくは自己紹介の記事をご覧ください!
☞Remoguのサービスページ、お問い合わせはこちらまで!
りもログでは、採用市場の動向や他社の成功事例などを随時発信していきますので、是非フォローをお願いします!
次回は「フルリモートワークの障壁と対策」について特集しますのでお楽しみに!