御使い(天使)って存在しているの?
そして言われた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。天が開けて、神の御使いたちが人の子の上を上り下りするのを、あなたがたはいまに見ます。」ヨハ1:51
私は幼い頃から福音派の教会に通って礼拝を捧げていたので、メッセージの中で悪魔・悪霊・御使いという言葉を聞いたことがありませんでした。牧師である父もその事については特に語っていなかったと言っていました。
だからかもしれませんが、霊的な事に関してはとても鈍くて、御使いとか悪霊とか出てきても、聞き流すまではいかなくてもピンとこない状態でした。
小さい頃から聞いた聖書で起こった様々な奇跡が不思議で、幼いので純粋に信じつつも、別世界の話に感じていました。しかしヨハ1:51のみことばで『背後で御使いが働いていた』と信じられ、聖書全体が実際に起こったこととして信じられるようになりました。
イエス様は神様なんだから、当然奇跡はできると思っていましたが、背後で御使いが働いていたというのは目からウロコでした。このみことばを言われた後から、イエス様は奇跡をなされました。
御使い(天使とも言います)は、神様に仕える存在です。総理大臣は決定したり、決定したことを国民に伝える役割ですが、決定したことを実行していくのは官僚ではないでしょうか?御使いも官僚のような役割をしています。
しかも神様は太っ腹で、この御使いを私たちにも仕えるようにして下さっています。
御使いはみな、仕える霊であって、救いの相続者となる人々に仕えるため遣わされたのではありませんか。ヘブ1:14
『神の御使いはみな、キリストを拝め』ヘブ1:6と命ずる時に私たちに仕えるようになります。
神様はこのようなものすごい祝福と特権(権威)を神様の子どもである私にくださっているのです。神様が王様で私は王子・姫という身分になったので、御使いが仕えるのです。
しかし私たちはすぐに答えが来ないと、この祝福を放棄してしまう癖があるみたいです。
ダニエル書には、御使いが答えを持ってきましたが『ペルシヤの君』が21日間立って行かせないようにしていたと書かれています。しかしミカエルが来てペルシヤの君の相手になってくれたので、御使いは答えを持ってダニエルの所にきました。答えが遅いように見えても、待っていれば必ず来ます。
彼は私に言った。「恐れるな。ダニエル。あなたが心を定めて悟ろうとし、あなたの神の前でへりくだろうと決めたその初めの日から、あなたのことばは聞かれているからだ。私が来たのは、あなたのことばのためだ。ペルシヤの国の君が二十一日間、私に向かって立っていたが、そこに、第一の君のひとり、ミカエルが私を助けに来てくれたので、私は彼をペルシヤの王たちのところに残しておき、終わりの日にあなたの民に起こることを悟らせるために来たのだ。なお、その日についての幻があるのだが」ダニ10:12~14
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