黙想をすると何を感じるようになるでしょうか?

では神様の家の中には何があるのでしょうか？ケルビム(御使い)たちがいます。このケルビムたちは御座に仕えています。人間が罪を犯してすぐに、神様はエデンの園のいのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれました(創3:24)。いと高き神の御座の前には、誰でも出ていける訳ではありません。

御座の御前に出て行く時には、イエスの血を携えて出て行かなければいけません。私の義を持って出て行くのではなく、神様の義を持って出て行かなければいけません。そうでなければ、ケルビムの回る炎の剣に殺されてしまいます。

垂れ幕を越えて至聖所に入る時に、大祭司は恐れつつ入っていきました。ダビデが契約の箱を移す時にも、神の箱を新しい車に載せて牛がひっくりかえしそうになったのを押さえた人が亡くなりました。神様と人間は違います。最近の人は神様を指して冗談で呼ぶ人もいますが、神聖冒涜がどれほど恐ろしいのか分からないからです。

完全で自らおられる神様と人間は違います。私たちは御座を味わう事ができません。その為に神様は御座の右の座に、御子を立てられました。イエス様は今、御座の右の座に着座されています。どのような姿でしょうか？御座に着座され、手には杖(笏)を持っておられます。頭には栄光と誉の冠をかぶり、姿は王としての姿で座っておられます。王の姿で3つの働きを成されています。

そして私はこの御座の御前に出て行きます。どのような働きをされているでしょうか？王の働きをされています。預言者の働きをされています。大祭司の働きをされているのです。礼拝を捧げに来る時に牧師が説教をしているのではなく、このキリストの働きを信仰の目で見てください。私は御座の右の王に着座されている真の王を礼拝する。真の王が私の主人であられる。その方の御声を聴く為に預言者である主を見上げる。大祭司であるキリストによって御座に出て行く。この奥義を味わってください。

なぜでしょうか？へブ1:13現場は敵が掌握しています。悪霊で満ちています。どう勝つ事ができるでしょうか？神様は私に主の御使いを遣わされています(へブ1:14)。私たちには力が必要です。すべての御使いは霊です。霊的な力が必要です。神様はすべての御使いを私に遣わすと言われています。この王の働きをされています。キリストの御名を呼ぶたびに、主の霊が私に仕えるという事を信じて賛美して礼拝してください。

預言者は後に語られる事をあらかじめ知らせてくださいます。神様が成される働きをあらかじめ見せてくださるので、この世の中をリードする事ができます。大祭司は、御座の御前に出て恵みを受けます。そして私の罪を解決してくださいます。私は失敗する事があります。私はいつも大祭司を通して罪を清め、神様からの恵みを受けます。

黙想を通してこのキリストを実際的に味わってください。へブ11章の人物は、この黙想の奥義がありました。どう始めればいいでしょうか？20～30分すべてを止めていてみてください。その時に、集中している時に異なった(違った)世界があるという事を感じるようになります。ものすごい霊の世界を私があるんだな。ではどう動かそう？となります。本当にものすごい霊の世界がありますが、どう味わおう？それが神様の御座を味わう方法です。この御座の右の御座に私の為に十字架の働きをされ、もう一度御座の右の座に着座されキリストの働きをされています。この事を黙想を通して味わってください。