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聖書的な子育て&子育ての知恵❣47 律法?福音?

律法的な子育て

子どもを律法で育てようとすると、小さい時はいいように見えます。「聖書に書いてあるでしょ」と言って、その通りにしてくれると、子どももちゃんと信じているように思えて嬉しくなります。

しかし長期的に見て、いつも裁かれるので自己肯定感が低くなります。神様も裁く恐ろしい神様だと思うようになります。親に相談したら裁かれると思うので、親に心の内を明かすことが出来なくなります。また反抗がひどくなります。反抗しなければ、自分の意見が通らないので反抗するしかないのです。

また自分で望んでしている訳ではないので、やらされている感じになります。そしたらだんだん嫌になるのです。自分の意見が言えるようになった時に教会に行くのをやめてしまうのです。←私の体験です

私が聖書的な子育てを書いている理由の一つが、未だに無意識であれ意識的であれ、律法で子どもを育てようとしている方が多いからです。特に祖父母世代は多いです。私は律法で育てられた苦しみを誰よりも知っています。ある意味トラウマです。Twitterとかで「律法を守らないとね」とか書いてあると、何とも言えない気持ちになります。

教会に行っても子育てアドバイスをされる時には、福音よりも「今のうちに言うことを聞かせないと後で言うことを聞かなくなるよ。だから厳しくしなさい」とか「抱き癖がつくから抱っこしちゃダメだよ」と…。祖父母世代の子育てでアドバイスされます。それで一歩一歩自分で模索しながら子育てしました。

律法は守りなさいとくださったものではなく、罪を悟るために与えられました。律法はイエス様が十字架ですべて完了されました。律法は一つでも破ったら無効になります。では一つも破らずに生きていけるでしょうか?律法は常に裁きます。自分自身を裁き、周りの人を裁くのです。裁く人が一緒にいるだけでどれほど苦しいでしょうか?後に子どもは自分を裁くようになります。真の自由を平安を味わえません。

律法は信仰ではなく『行い』です。しかし私たちは『行い』ではなく『信仰』によって生きる存在に変えられました

福音的な子育て

福音で育てるとは、子どもを『生かす』ことです。『あなたはレムナントであり7000指導者』『神様はあなたを通してこの時代を生かす』『あなたは祝福の源』と、神様の約束とアイデンティティを刻印していきます。

そしてタラントを探すのです。神様がこの子に与えられているタラントは何か?それを探していきます。必ずその子に与えられているタラントがあります。タラントを見つけたら、それに集中して1万時間します。これからの時代はいい大学に通うことが成功ではありません。創意的なアイディアを持って『他の人の必要を満たす』ことがあってこそ、生き残っていくことができます。

子どもが失敗をした時は、福音が現れる大チャンスです。赦し愛するのです。そしてこれからどのようにしていくか?一緒に考えてみます。

親が福音を味わっていると魅力を感じます。私も親のような大人になりたいと思うようになります。

私の父は律法的で20歳まではとても恐いイメージでした。しかし福音だけを聞き続けて変えられたのです。なので今は父のようにメッセージを伝えられる人になりたいと思っています。

このように、今は親と子どものパイプが詰まっているかのような状態であっても、親が変われば子も変わります。

福音に結論を下ろして、味わっている背中を見せる。問題が起こった時にもみことばを聞き祈って解決され、いつも賛美して神様に栄光を捧げる。その姿を見せることが、聖書的な子育てだと思います。

何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。ピリ4:6~7

ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*)献金は新宿キリスト教会を通して一度も福音を聞いた事のない99%の方々に福音を伝え、7000専門指導者を探し、逃れの町の教会を立て、レムナントを育てる働きに用いさせて頂きます。アブラハムの祝福があなたに臨みますように。