読書

タイトルは読書とあるのに、
このブログのテーマは実は別のことなのです。

人間、生き様はそれぞれ。
皆、タイミングがバラバラ。
生まれた時間も
生まれた場所も
育つ境遇も
出会う人々も
始める何もかも。


素敵な作家たちの小説のタイトルやカバーを見て
不思議な感覚に襲われる

それは
純粋にタイトルやカバーに惹かれて読んでみたいと感じたり
部屋に飾るインテリアとしての完成された本という存在として認知したり。
とにかくその瞬間的に感じられるものがある。

タイトルの言葉のパワーや
作風に合わせたカバーの醸し出すオーラ
全体を見て本の持つエネルギー。

いまは、私は読書家ではない。
興味のある分野でないと続かない。
一目惚れの本は読まずにそのうち感度も薄れていく‥
そんな過去の経験からか、
いつしか本=場所をとるもの
という厄介じみたものになっていた。

しかしふと、
いつかはこんな私でも心にゆとりができて、
読書家になって、
一目惚れした本たちを完読する日が来るのかな?
という希望を感じる瞬間がある。

タイミングなのかな?と。

思えば、
自分の年表を作ってみたときに、
特定のブームが来る期間があることに気づく。

小学生の頃は少女漫画ブーム。そして自分でも書いてみたくなり絵を練習しまくって、起承転結がない支離滅裂な漫画を描く。
洋楽にハマりひたすら歌を歌う。
派生して好きなアーティストを真似てギターを独学で始める。
バンドスコアを見て分からないなりに音源と照らし合わせることで答え合わせをして読み方をマスターする。

中学生の頃は好きなアーティストのファッションを真似る。

高校生の頃は友人の影響でヴィジュアル系にハマる。
今までの音楽への概念がひっくり返る。
好き嫌い食わず嫌いではなくフィーリングなんだと学ぶ。
アーティストのファッションを真似る。
卒業までにはテイラースイフトとPlastic treeにハマりメルヘンな世界観を確立する。

ここまで似たり寄ったり笑

卒業して社会人になり、
3.11の衝撃も重なり、
生活が脅かされる恐怖からアイデンティティが崩れかける。
その後すぐに内定先への勤めが始まるがブラック企業で病む。

人生で初めてコンタクトを付ける用になり、
カラーコンタクトにも挑戦する。
人生で初めてブリーチを入れたヘアカラーに染める。
服にお金をかけるようになる。
自分自身の姿に対する概念が180度ひっくり返る。

1年弱でブラック企業を辞め派遣でアパレル店員になる。
服の知識が身につきオシャレに目覚める。
服がとにかく好きな期間になる。
コーディネートの研究をしたりと服の雑誌に齧り付く日々。
過去の自分はオシャレをしようと必死になりながらも、
知識が乏しかったが、
研究や勉強を重ねて本質的なお洒落の概念を形成する。

25歳〜は
転職して事務職になる。
今までの仕事の概念がひっくり返る。
それまでにも実家を出て彼氏と同棲したり、
彼氏と別れて一人暮らしをしたり生活面での大きな変化を経験していて、
いつしか快適な暮らし、
好きなものに囲まれた暮らしに執着するようになる。
実家時代の無責任で贅沢な生活から一変して、
節約や家事自炊の経験、
時間を自分以外と合わせるなどの制限のない自由を手に入れ生活がひっくり返る。

素敵なインテリア、
凝った自炊料理、
整理整頓された部屋‥
居心地の良さを追求するようになる。

30歳〜(現在)は
辞職して結婚して子供が生まれる。
またしても生活が180度変わる。

以前のように丁寧な暮らしを続けることは難しくなる。
その中でも自分の希望に少しでも沿うように追求を続けている。
昔は苦手だった勉強も、
今ではワクワクする気持ちが溢れるほどに得意になっている。

実家暮らしだった時は一切できなかった家事炊事も、
一人暮らしの経験からそつなくこなせるようになっている。
過去の経験はこのためにあったのかと思えるくらいに初めての経験の連続にも関わらず順調に乗り出すことができた。

節目節目でできるようになっていることや
好きになるものが違う。
と言うことは今できないことや苦手なものも、
未来にはブームが来ているかもしれない。

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