微睡む一人の夜
これから話すことは、わたしの秘密事。
いや、ただの夢の事なのだけど、わたしには感じられてならない、彼女たちは存在していたと…
あるいつもの朝、わたしはひどく疲れていた。
精神的に疲弊し、気力がわかない。
前日に飲み干したウイスキーのせいか体が思うように動かない。
見渡す限り部屋の中は散乱している。
生活が停滞し始めている。
ああ、こんな日を続けてはいけない。
そう思い部屋を片付けようと閉まりきらないトランクの中を整理しようと開けたら…
中には縁一杯に敷き詰められたカラフルなケーキがあるではないか。
一体何が起きている?
わたしは幻覚を見ていた。
部屋のいたるところにある、箱や容れ物の中が、漏れ無くびっしりと同じ状態でそこにあった。
目を凝らしても、そこに確かにある。
疲れているな…
そう思い、酒を抜くために水分を摂ろうと
わたしはとぼとぼキッチンに向かった。
何か、気配がする
わたしには感じられた
肌の表面に、人の気配が。
その存在は2つある。しかも、若い女子のような柔らかく、幼いやんちゃさを感じる。
わたしはドリンクと、朝食を用意した。
なぜか、自分と、その二人の分で三人分。
奇妙だが、試してみたかった。
すると…
ドリンクを入れたグラスが宙に浮いたではないか!
目を疑った。
どんどん中身がなくなり、
あっという間に空になった。
彼女たちにわたしの存在は分かっているのだろうか?
「彼女たちサイドの目線」
ここはどこだろうか。
お腹がすいた。
知らないおじさんがいる。
私たちに気づいていないみたい。
目を開くとそこにいた。
私たちはフランスの公女で姉妹だ。
何をするにも一緒で、以心伝心。
いやいやいやいや
気になりすぎる続き!
これも下書き
なんとなく覚えてるのは
これは私がみた夢を忘れないうちに記録したものだってこと