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ヨガを始めたキッカケ

20代に昼夜問わず働いていた会社員時代。
ストレスと不規則な生活で、転職後半年で15キロ太りました。
数年後、毎日深夜にタクシーで帰宅するような生活から一転、
部署異動により夜20時頃には会社を出れるようになった時に
それまで仕事以外何もしていなかった私は、
「何か趣味を始めたい!」「運動不足を解消したい!」と
夜遅くまでクラスをやっていたホットヨガスタジオへ通い始めました。
体が重くなっていたので、いきなり激しい運動というよりかは
自分のペースでできるらしいヨガ、
会社帰りに通いやすいという理由でホットヨガを選びました。

最初はそのスタジオで教えてもらうホットヨガしか知らなかったのですが、
だんだんと、ヨガは基本常温でやるものらしい、
いろんな流派がある、体を動かすこと以外にも哲学や瞑想もヨガだ!
ということを知り、ホットヨガ以外もやってみたいなぁと
本格的なヨガを習える常温のヨガスタジオを探して通い始めました。

そんなタイミングで、
20代のワーカホリックな生活を見直したいと
30歳目前でオーストラリアで生活をしてみたい!と
留学することにしました。
大学や大学院に進学するかも悩みに悩んだけれど
英語を習得したいということと、海外で生活してみたい、ということ以外に
大金や数年という時間をかけてまで
学びたいことややりたいことがどうしても決められず、
ひとまず、語学学校へ通うことを決めました。
でも、まわりにその歳で行くなら何か資格を取ってきたら?と、
アドバイスをもらい、考えた結果が始めたばかりの
ヨガの資格を取ることでした。

Byronbayという街にあるオーストラリアで1番古いヨガセンターで
全米ヨガアライアンス200時間(RYT200)というヨガ講師養成コースに
ヨガ初心者で英語もまだまだ拙い状態(渡豪後4ヶ月)で飛び込んだのです!
今思うとチャレンジャー過ぎますよね(笑)
そこで過ごした20日間の合宿生活が本格的なヨガへ道を開いてくれました。
ヨガ=アーサナじゃないし、アーサナ1つ1つにも意味がある、
なんとなく宗教っぽさを感じていた
マントラを唱えることや瞑想するという経験をしたりと
上辺だけでしか知らなかったヨガというものが
膨大な知識と歴史と持つ、奥深いものだと初めて知ったのです。

1年弱のオーストラリアでの生活を経て日本に帰国。
また社会人として会社で働きながら、
仕事が忙しくなれば練習にもいかなくなり、
また暇になれば練習に通うという、
ヨガを趣味程度に続ける生活が始まりました。
夏季休暇を使って、一人弾丸でインドにヨガ修行に行ったりもしました。

その数年後、
20代でもう辞めにしたいと感じた
ワーカホリックな生活にまた近付き始めて、
どうしてもオーストラリアでの生活が恋しくなりました。
ちょうど子どもが欲しいと妊活を始めた時期でもあり、
不妊治療と会社員生活の両立に、
時間的にも、精神的にも苦しくなっていました。
悩んだ末に、一旦会社を辞めて忙しい生活から離れようと決めた時に
ヨガの資格持ってるなら、
うちでヨガのインストラクター始めたら?と
オーストラリアで出会った友人に声をかけてもらったことがキッカケで
ヨガのインストラクターデビューをしました!
奇しくも、私がヨガに出会ったホットヨガスタジオで。

そこから、人にヨガを伝えることと
自分の練習をすることは別物だと気づき、
様々なヨガのインストラクター向けの講座を受け始めました。
そして、当時習っていたヨガの先生が卒業した
インドの伝統的なヨガを伝えているヨガスタジオで
RYT200を改めて受けること、
インド滞在型コースにも参加することを決めました。
英語ではなく日本語だということや、
ヨガの学びが少し深まったところでの
改めての勉強は入ってくる情報量が全然違う!!
その先生(現在の師匠)たちとの出会いが、私の生き方を大きく変えました。
師匠たちの元で現在も練習を続け、
2021年にRYT300コースも師匠たちから受けました。

オーストラリアはもちろん素敵な国だけど、
住む場所や仕事を変えなくても、
心も体も平和でいられるんだ、ということを
師匠たちからヨガを学ぶこと、近くにいることで知りました。

身体だけの変化じゃない、生き方や暮らし方を
幸せな方向へと導いてくれるヨガにハマり続け、
そんなヨガの素晴らしさを、
1人でも多くの人に、少しでも知ってもらいたい!と
ヨガのインストラクターをしています!!
練習を続けることで得られるヨガの魅力。
ヨガ好きな方と、ぜひ一緒に味わっていきたいです。

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