
スタートするまでの話①
自分の楽しいが誰かのためになる、それがどんどん広がれば、みんなが幸せになれるんじゃないか…そんなことを思いながら生きています。
私が今、取り組んでいることは、目の前にある心躍るものに夢中になり、今を楽しむこと。
そして、ハーブや花のある暮らしを楽しんでいます。
まずは、
どうして今のような創作活動をはじめたのか、備忘録的に書き留めておこうと思います。(興味のない方は飛ばしてください。長くなるかもしれない💦)
数年前、「お互い、残りの人生を楽しもう!」友人と交わしたこの約束が、当時の私にはいまいちピンときませんでした。「ほんまやな!楽しもな!」そう返事はしたけど…自分の中に違和感があったのを覚えています。
「人生を楽しむ」って何?どうすることが楽しいってことなのか?なんとなくは分かるけど、今「人生楽しめてる?」って聞かれたら、私の答えは「いいえ」だと思っていました。
仕事忙しいし、ワンオペだし、親と仲悪いし、毎日時間ないし、体力もないし、もう40才やし…。
そんな思いの私が、人生楽しい!なんて、言えるはずがありませんでした。
長年勤めた仕事を退職しようと決めたのもこの頃です。
そんな時、幸福学というものに出会いました。ウェルビーイングです。
もともと、私は、心理学や、哲学、宗教など目に見えないものについて考えることが好きで、人間がなぜそのように行動するのか、その行動に影響する考え方や心の動きなどに興味がありました。
でも、幸せって何なのか?改めて考えると、やっぱりよく分からない。
「普通の幸せが欲しいだけなのに、いつまでも幸せになれない」と嘆いていた私は、人生は楽しい!私は幸せだ!と言い切れるようになるためには、どうすればいいのか、その答えが知りたくて、本をたくさん読んでいました。
辿り着いた答えは「足を知る」でした。
「満足する気持ちを持ちなさい」…ちょっと説教臭く感じてしまいます。「お前は幸せなんやから今あるものに満足しろ!贅沢言うな!」みたいに言われてる気がして、これまであまり好きな言葉ではありませんでした。
でも、自分と向き合い、内側からこの境地に辿り着くと、なんとも素敵な言葉だなと。
(続く)