リアルとネットの繋がり方は違う
リアルの世界で人と繋がることと、ネットの世界で人と繋がっていくこと。いまやどちらの繋がりも人生を豊かにするものです。
このふたつの世界の人との繋がり方って全然違うな、と思うところがあって。その違いを紐解いていきますね。
転勤族にとっては、リアルの繋がりよりも支えになることもあるネットの繋がり。
うまく人と繋がっていけない、仲間を探せない、そんな人の参考になればうれしいです。
※同じ内容を音声配信でもしゃべっています。声で聞きたい方はこちらからどうぞ。
リアルの繋がりは「所属」、ネットの繋がりは「発信」
リアルの世界は、そこにいるだけで繋がりがうまれるということがあります。
小学校、中学校などのクラスメイト。
住んでいる地区の町内会。
子どもが通う幼稚園の保護者の繋がり。
自分から特に何かしなくても、どこかに「所属」しているだけで存在を知ってもらえて繋がりを作ることができる。
それに対して、ネットの繋がりはそこにいるだけではうまれません。
必ず、何か自分から発信をしないと繋がりがうまれないの。
なぜなら、発信しないとインターネット上では姿が見えないから。
存在を知ってもらえないから。
Twitterで何かつぶやく。
インスタグラムに写真を投稿する。
音声配信でしゃべってみる。
自分から何かアクションを起こして初めて、ようやく姿が見えるようになる。
どんな発信でもいい
「発信する」っていうと、何か役に立つような、面白がってもらえるような、意味のあるようなことをしなきゃいけないんじゃないかって思うよね。
でも、発信はどんなことでもいいんです。
誰かの発信にコメントをつけてみる、それだって立派な発信。
そうやって自分の姿を見せていって、ようやくあなたの存在を知ってもらえるんです。
でね、ネットの繋がりのすごいところは自分と共通点のある人と繋がりやすいところ。
だって、あなたの発信を見てうまれるコミュニケーションだから。
あなたが何を考えているのか、何に興味を持っているのかを知ったうえでうまれる繋がりだから。
自分の属性、趣味、興味、価値観にあった繋がりがうまれやすいんです。
もちろんリアルの世界でもそういう繋がり方もあるよ。趣味の集まりとか、気が合うから仲良くなっていった友達とか。
リアルと違うのは、ネットの世界ではその繋がり方しかないってことなんです。
ネットでの繋がりから仕事を得ることもできる
こうやってできたネット上の繋がりで、お仕事にたどり着くことだってできます。
わたしは今、住んでいる市のプロモーション活動に関わっていて、市の観光サイトで記事を書いています。
これ、ネットで知り合った友達から教えてもらって応募したお仕事なの。
詳しい経緯はこちらの記事に書いてあるんだけど、「れみふくさんにぴったりだと思って。」と紹介してくれました。
わたしがインスタに地域のお店の情報をのせていなかったら、ブログで地域の観光の記事を書いていなかったら、この話はこなかった。
わたしが発信していたから、どんなことができて、どんなことに興味があるかを知ってくれている繋がりができていたんです。
お仕事ではないけれど、音声配信でやっているコラボライブもそう。
わたしが話すことを聞いてくれて、どんなことを考えているかを知ってくれて、それで一緒に何かやってみましょうという繋がりができるんです。
ネットで繋がりをつくる第一歩は、発信すること。
初めは誰かの発信の感想でもいい。コメントしてみるでもいい。
そこからあなたの姿が見えるようになって、コミュニケーションがうまれ、関係ができていくのです。