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8本のZoom取材でわかった、スムーズにやりとりを行う5つのコツ

電子書籍を作るにあたって、転勤族妻で在宅ワークをしている5名の方に取材をさせていただきました。

家でできる仕事って本当にたくさんの種類があります。
わたしの事例だけをお伝えするよりもいろんな方の事例を知れた方が読者さんのためになると思ったから、はじめての取材に挑戦しました。

厳密にいうと、ライティングスクールの仲間と取材をお互いに取材をしあった経験があるのですが、なんというかそれは練習みたいな感覚で。

お仕事として取材を申し込むのは人生初だったんですね。
人見知りで緊張しぃのわたしにとって、これは大きな大きなチャレンジ。

取材申し込みの依頼を出すだけでもドキドキして数日が経ってしまったり、話し終わったら汗ぐっしょりになっていたり、一歩を踏み出してからもなんだかよたよた歩きといった感じでした。

それでも、5名のお話しを聞き終わるころにはなんとなくコツがつかめてくるものです。

さらに、不思議なことに同時期に取材の依頼をいただいたりして、1ヵ月に8本の取材をこなしました。
(取材する側として6本、取材される側として2本)

この記事では、取材初心者から取材経験者となったわたしがつかんだ5つのコツをお伝えします。

1対1ならZoomは無料でOK

取材はすべてZoomで行いました。

転勤族の方にお話を聞くのですから、当然みなさん居住地がバラバラ。そんな距離をものともしない文明の利器って、すばらしいですね。

わたしは仕事上でZoomを頻繁に使わないので、有料会員にはなっていません。

ですが、1対1の利用であれば無料会員でも時間を気にせずに利用できます。取材に必須の録画もできます。

みなさん初めてお顔を見て話をする方ばかりだったので、最初に少し言葉を交わしてから、了承を得て録画をさせていただきました。

リマインドも兼ねて、ZoomのURLは数日前に伝える

依頼をしてから取材日まで、日が空くこともあります。
リマインドも兼ねて、ZoomのURLは1~2日前に伝えるのが良いと学びました。

はじめのうち、取材の依頼を受けてくださると決まったらすぐにZoomのスケジューリングをしてURLをお知らせしていたんですね。

みなさん仕事のできる方で、依頼してから取材当日までに再度お知らせしなくても約束の時間にZoomに接続してくださいました。
ありがたいことです。

しかし、自分が取材を受ける側になったとき、数日前に取材日の再度の確認とURLをお知らせしてくださった方がいて。
細やかさに感動し、相手は約束を覚えているだろうかと不安にさせない気遣いの心地よさを知りました。

それ以来、わたしも真似をさせてもらっています。

事前に聞きたい事を共有しておく

取材は、話をしながら相手のことを聞いていきます。そのときの会話次第で、自分も相手も予想していなかった話を聞けることもあるでしょう。

しかし、どんな内容について話を聞きたいのか、ある程度の質問事項はあらかじめ共有しておいたほうがいいです。

取材を受ける側として何を話すのか心構えができますし、必要な情報を整理しておくこともできます。

・取材の目的
・聞きたい質問(箇条書きでわかりやすく)
・取材後の流れ

取材を依頼する前にこれらを記したものを用意しておき、依頼を受けてくださったらお渡しするようにします。

原稿はGoogleドキュメントが便利

取材内容を文章に起こしたら、その内容をお相手に確認してもらいます。

ブラウザ上で内容の確認ができるGoogleドキュメントを利用すると便利です。

Googleドキュメントの良いところは、
・簡単に共有ができる
・お互いにコメントを残せる
ところ。

実際に会って文章を見ながらやりとりできないので、お互いの考えをやりとりするためにはこの2点はとても重要です。

【共有のやり方】
文章を書いたら、右上の「共有」ボタンから共有設定を行います。

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「このリンクを知っているインターネット上の全員が閲覧できます」に変更すると、リンクを教えた相手も同じ文章を見れるようになります。

このとき、権限を「閲覧者(コメント可)」か「編集者」にしておくと、リンクを送られた人が書き込みできるようになります。

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【コメントの残し方】
文章の気になる部分を選択します(右クリックをしたままマウスを横に動かす)。

そうするとコメントを入力できるボタンが現れます。

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ここに気になることを書くと、意見の交換ができます。
どの部分に対するコメントなのかが明確なので、とてもわかりやすいです。

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書いた文章を見直してもらう期間もスケジュールに組み込む

取材相手にも都合があるので、文章の内容確認の返事がすぐに返ってくるとも限りません。
文章の修正のやりとりが何往復もすることもあります。

取材をして文章の確認を終えるまで、スケジュールは余裕を持たせておく必要があります。

今回、わたしの電子書籍は自分の計画で進めていけるものなので、特に締め切りはありませんでした。
なのでお相手の都合のよいときに見てもらえればよかったのですが、締め切りがある場合は取材後の余裕を多くとっておくとよいと感じます。

書籍の文章が完成したら

取材して書いた文章の確認ができ、他の部分も書き上げたら、次は電子書籍としての体裁を整える段階に入ります。

文中に入れるイラストや表紙のデザイン作成、文章の校正、epub化(電子書籍用のファイル形式に変換する)を経て、ようやく出版できる形になります。

これらは自分でやることもできなくはないですが、時間も労力もかかりますし、何よりプロの作品には遠くおよびません。

プロにたのむ(外注する)のが得策でしょう。

今まで自分のブログ運営では何も外注せずに全部自分でやってきたわたしでしたが、今回はたのむことにしました。

はじめての外注です。
(もうほんと、はじめてのことばっかり...!!)

外注するのにも知っておくといいことがあるとわかったので、明日は「外注する前に知っておきたい3つのスキル」をお話しします。

ではまた明日!


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転勤族妻と在宅ワークをテーマにした電子書籍を11月9日(火)に出版予定です。
それに合わせて、全5回にわたって電子書籍出版の制作秘話をリアルタイムでお届けしています。

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れみふく | 書く元転妻
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