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移動を繰り返す転勤生活を、魅力的に思わせてくれる言葉
「アイデアは移動距離に比例する」って、転勤族としての暮らしが魅力的に思えるので好きな言葉のひとつ。
どこかの国のことわざかなって思ってたけど、違うのね。
どうやら高城剛さんが言い出した言葉らしい。
この言葉に対する彼の解説を読んだり聞いたりしたことはないんだけど、わたしなりの解釈はこうだ。
「移動することで知識が増える→アイデアが増える」
アイデアは知識から生まれる
アイデアに限らず、夢とか、目標とか、そういうものは全部「知識=自分の知っていること」から生まれてくる。
「おひめさま」という存在を知らない子どもは「おひめさまになりたい」とは言わないし、ディズニーランドという場所を知らなければ「ディズニーに連れていって」とは言わない。
たくさんの物、場所、状態、概念を知ることで、人生が豊かになる。
どうやってたくさんの物事を知ることができるか
では知識を増やすにはどうしたらいい?
その答えが「移動すること」。
同じ場所、同じ人間関係、同じ毎日を過ごしていたら新しいことには出会えないもの。
もちろん情報の発達した現代だから、場所を動かなくったってわかることもある。
だけど、それは自らその情報をとりにいかないと入ってこなかったり、受動的に情報が入ってきてもごくわずかだったりする。
遠く離れれば離れるほどに、意図せずともたくさんの知らないことに出会える。
気候、食べ物、言葉、しきたり、価値観...
旅行するのだっていいし、住んでみるとさらに初めてわかること、たくさんある。
各地を転々としながら暮らす生活は、まだ知らない未知の物事を自分の中に取り込み続けていく生活だ。
きっと、それを知らなかったころとは違うアイデア、夢、目標を持つことができるはず。
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