自分のことを知っていたら、きっともっとラクだった
「知り合いの誰もいない土地でのワンオペ育児」。
同じような状況の人はネットに溢れていて、この言葉自体はちっとも珍しくない。
あなたもですか、わたしもです。みたいな会話がいたるところで繰り広げられている。
だからと言ってその辛さがなくなるわけでもなく、結局は自分が現実に向き合ってなんとかしなければならないんだよね、と感じてしまうのもまた事実。
わたしにもそんな時があった。(今でもワンオペ育児なのは変わらないけど、子どもが成長してだいぶラクになったな。)
思い返せば幼稚園に入る前の時期が一番大変で、毎日どこかに連れ出して娘を遊ばせ、理不尽なイヤイヤに付き合い、隙を見ながら家事をして、やっと寝かせたころに夫が帰ってくる。(もしくは寝かしつけの途中で夫が帰ってきて、娘が覚醒する。)
慣れない土地で少しずつ知り合いが増えてきたのもつかの間、プレ幼稚園の申し込みを済ませた直後に、また転勤。
唯一の自由時間であるお昼寝タイムはどんどん短くなってくるし、知り合ったばかりのママ友との時間はリフレッシュもするけれど気疲れもする。
もう、早く、幼稚園に入園してほしい。
ひとりになりたい。
気をつけてるのに、また感情にまかせて怒ってしまった。
もっとちゃんとしたいのに、家の中はいつも散らかっている。
どうして他の人はできるのに、自分はうまくできないんだろう。
こんな風に思って過ごす日が多かった。
その日の終わりにできた家事を書き出して「今日はこれだけできたんだ」って意識的に自分を褒めてみたり、完璧にやる必要はなくてママの笑顔が大事なんだって考えるようにしてみたり、その時なりの努力はしていたけど、それでもやっぱり自分のできなさを辛く感じていた。
いま思うと、自分がどんな性質を持った人間なのか、全然わかっていなかったからあんなに辛かったんじゃないかな。
自分のことってわかっているようでわかっていない
なんでそう思うようになったかというと、自分ってどんな人間なのかを知る機会があったから。
ストレングスファインダーって聞いたことあるかしら?
177個の質問に答えていくことで自分の才能が診断できるツール。
ビジネスに活かすために受ける人が多いのかな。
わたしも、自分の仕事に活かせる強みって何だろうって知りたくて診断をしてみて、さらにそれを解説してくれるセミナーを受けてみたんです。
そこで知った、わたしという人間。
自分のことって自分じゃわからないものなんだって。だって自分にとってはそれが当たり前だから。
わたしってこういう考えをする特徴があるんだ、みんなもそうだと思ってたけど他の人はそう思わないんだ!ってすごく発見がありました。
でね、自分の性質を知れば知るほど、なぜか辛かったワンオペの記憶がよみがえってきたの。
そうか、わたしがあんな風に感じていたのは、自分の持ってる性質のせいだったんだ!って。
例えば、わたしが持っている「最上志向」という性質。
120%を目指して頑張って、そこまで到達したらそれが100%に思えてきちゃうので、さらにもっと上を目指そうとする。
そこまで求められていないのに。
そして他人ができているのを見ると、自分にもできるはずと思ってまた頑張る。
これ、さっきの、
「もっとちゃんとしたいのに、家の中はいつも散らかっている。
どうして他の人はできるのに、自分はうまくできないんだろう。」
っていう思いそのものでしょ。
夫にも「家事はそんなに頑張らなくていいんだよ。もっと手を抜いていいんだよ。」って言われてたのに。
自分が納得できなくって自分の首を絞めてただけだった。
苦手なこと(片付けとかね)まで頑張ろうとしないで、手放しちゃえばよかったんだね。
新しい遊び場を開拓するとか、娘のためのハンドメイドとか、自分の得意なこと、やりたいことを追及して満足していればもっと楽しかったのかもしれないな。
それから、わたしが持っている「内省」という資質。
じっくり考えることが得意で、ひとりの時間が必要なんだって。
ほら!さっきの
「もう、早く、幼稚園に入園してほしい。
ひとりになりたい。」
ってやつ。
こんなこと思うなんてひどい母親なんじゃないかって感じたこともあったけど、わたしひとりの時間が必要なんだもん、仕方なかったんだわ。
といった感じで、「わたし」の特徴がわかったら、過去のつまづきがするするって紐解けていったんです。
今までにも自己分析ってさんざんやってきた(就活の時とか)と思ってたけど、こんなに過去の自分と結びつくことってなかった。
「わたしの持っている性質」を明らかにして、それを人に解説してもらって始めて「わたしってこういう特徴があるんだ」って理解した感じ。
これがわかっていたら、つまづいた時も軌道修正ができるから、もっとラクだったんじゃないかな。
これからは自分の性質を強みに変えていけるかなと思うと、わくわくしますね。
自分を知るって、とても楽しい。
わたしはこうやって自分を知ったよ
最後に、わたしが自分を知れたツールを紹介しておきます。
▼ストレングスファインダー
この本を買うとテストのアクセスコードがついてきます。
それか、直接サイトから診断を受けることもできます。
自分の5つの強みを知ることができるよ!
さらに追加料金を払うと、34の資質まで知ることができます。
▼ストレングスファインダーを用いた強み発見セミナー
ストレングスファインダーを受けて解説を読むだけでも自分の性質はわかります。
でね、それを読んでいまいち自分のことと結びつかないなとか、結局自分はどんな人間なのかピンとこない、なんていう場合はセミナーを受けるのがおすすめ。
なぜなら、自分の強みってひとつじゃなくって複数がかけあわさって影響しているから。
自分用にカスタマイズされた解説を聞くとね、納得感がすごくあるの。
あとね、やっぱり自分のことって自分で見えにくいので他人と話すことで気づくことがかなり大きいと感じました。
家族との関わり方をよくしたいとか、自己肯定感を上げたいとか、そんなことにも効くと思う。
(講師のみぎしんさん、すごくたくさん褒めてくれるので自信つきます!)
自分を知ると、とても生きやすくなると思います。