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命を使って何をするか
ここ半年、驚く程人生の調子がいい。
それまでが悪い時期が長すぎたのもあるけれど、その悪い時期を打ち破ってきたのは確実に自分自身の力だと思う。
大人になってから、何を転機にそうなったのかはよく分からないけど、良い意味で色んな諦めがつき、努力することを覚えた。
自分を助けてくれるのは自分しかいないし、幸せになるためには自分を愛さなければいけないという境地まで追い込まれたおかげだと思う。
ずっと感じていた生きづらさは、実は私の中にあって、「こんな環境じゃなければ」「私はもっとやれるはず」「誰も私を認めてくれない」全て他責な考え方によるものであった。
置かれた場所で咲くことを、目指せるようになった。
日々、有限の命に感謝できるようになった。
身の丈に合わない苦しみを捨て、人を赦し、自分の行動に責任を持つ、それが生きやすさに繋がるなんて思ってもみなかった。前は無意識に、人のせいにした方が生きやすい気がしてたんだと思う。
人間は等しく可哀想なのだと気付いた。
私の方が可哀想だと思う人は可哀想だ。
人間みんな等しく悩んで生きていて、お金も名誉もある人がこころも満たされているとは限らないと思う。
自分が幸せになるには、日常の中で、人にありがとうを言われることにとことんこだわるべきだと気付いてから、幸せになれた気がする。
幸せは突然降って来るわけじゃなくて、自分が日々いかに人に幸せを与えているか、それが帰ってくるだけの話な気がする。
最近、暗いニュースが人々の心を苦しめ続けている。
経済を心配する人に、人が死んでいるのに、なんて非人道的なのだと怒る人。
など、不必要な諍いが起きている。
問題はそんなところではない。全て問題は自分の中にある。他人事のように可哀想だとか、ひどいとか、そんな話をするより、目の前の日常に感謝して、少しでも世界を保とうとするべきだ。
戦争に引っ張られて、小さな戦争を起こすのは、既に戦争の片棒を担ぐ行為だと思う。
人を恨み、自分が正しいと思い、声を荒らげ、他人を攻撃する。それが戦争の始まり。
それはとても愚かなこと。
私のこの考え方は、ジャーナリストの山本美香さんから教えられたような気がする。
戦争は、すぐそこにいつもある。
戦争は、あなたの目の前にある。
遠くの国の出来事なんかじゃないんだよ。
私は自分の見てきた世界からもそう思うし、日常からもそう思っている。
KnKのスタッフに言われた、大好きな言葉。
「ほんの1滴だとしても、集まればいつか川になるかもしれないと思ってやってるの」
私の夢は、死ぬまで世界の役に立つこと。人の役に立つこと。
そのための1滴は、海外に行けなくても、日本で普通の仕事をしていても、目の前、今ここにいくらでもあると思う。
人に手を差し伸べる、優しい人でありたい。
理由は至ってシンプルで、私がそうして欲しいから。
悪口を言われたくて、帰ってくるのを望んで悪口を言っている人はあんまりいないと思う。
それと同じで、私もどうにもならない時には、助けて欲しいから、助けたい。
その方が生きてて楽しいでしょ。
奪って傷つけて生きていくより、与えたものが帰ってくる生き方の方が、ふつうに楽しいし嬉しいじゃん。
どうせいつか死ぬんだから、それまで有意義だったなって思って死ねたらいいじゃん。
そんなシンプルな生き方を心がけると、みんな楽になれるのかもしれないよね。
今日も、今日という日と、あなたにありがとう。
平和は、守ってもらうものじゃなくて、守るものだと、伝えていきたい。