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ピヤホンでプロレスを観る事について

私が『ピヤホン』に初めて出逢ったのは、2019年もそろそろ終わる12月の事だった。

ある日、Twitterのタイムラインに流れてきた、『凛として時雨』のドラマー:ピエール中野がプロデュースしたというワイヤレスイヤホン(以下:ピヤホン)


軒並み高評価ばかりな商品に興味を持った私は、自分へのクリスマスプレゼントという名目でピヤホンを購入。

この時を境に、私の『イヤホン観』は根本から変わってしまった。


ピヤホンを通じて聴くと、同じ曲であっても、ギター・ベース・ドラムなどの音が立体的かつクリアに浮かび上がるだけでなく、生演奏のような息遣いまで感じ取れたのだ。


それまで、「低音部がしっかり聴こえて、安ければメーカーはどこでもいい」と思っていた私にとって、ピヤホンの存在は衝撃そのものだった。



各媒体やユーザーの反応でも高評価多数なピヤホンは、音楽以外でも、その効力を発揮した。

それは、【プロレス観戦】だ。


2020年の新型コロナウイルス禍により、有観客興行を打てなくなった時期を経て、各プロレス団体は配信にも力を入れ始めた。

ツイキャスや『ZAIKO』などで興行の配信が増えるに連れ、自宅でプロレスを見る機会もコロナ禍前より増えていったが、私にとってもピヤホンは、いつしかプロレスで欠かせない存在になっていた。


今回は、そんなピヤホンの魅力を、一介のプロレスファン視点で綴っていきたいと思います。

これはもう人に、プヲタに薦めたい商品!

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①入場曲や実況音声がクリアに聴こえる


ウォークマンなどで曲を聴いていても、音の鮮明さに衝撃を受ける『ピヤホン』。
無論、これはプロレスの配信視聴でも同様!


会場内に流れる選手の入場曲や、幕間のBGMもクリアに聴こえてきますし、実況・解説の音声も、まるで自分の耳元で囁いているかのような感覚に陥る程。


プロレス会場では、稀にライブパフォーマンスが行われることもあるのですが、そうした生歌唱にもピヤホンは当然の如くアジャスト!

東京女子プロレスにおいて、大会前に行われる『アップアップガールズ(プロレス)』のライブパフォーマンスも、自宅の配信視聴と生観戦時で迫力が変わらなかった点には震えました…。

凄い!

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②生観戦時とほぼ同じ臨場感を味わえる


配信ですと、気軽にいつでも視聴できる分、生観戦に比べ、会場の雰囲気や臨場感という部分で見劣りしてしまうのがネック…。
ただ、『ピヤホン』の場合、【臨場感】という点を、現地と遜色ない所までカバー!


その事をまざまざと体感させられたのが、2021.4.5~4.6に行われた、ダブプロレス主催のシングルトーナメント・『BREAK ON THROUGH 2021』。


関西を拠点に活動している同団体が主催した、全12選手参加・2日間のトーナメントは、どれも熱戦のオンパレード!


ダブプロレスでは、試合中に音楽が流される、唯一無二のスタイルが特徴的。

今回のトーナメントでも、全戦でこのスタイルが採用されました。


実況音声はハッキリ聞こえつつ、場内の音がくぐもった感じまで聴き取れる点は、まるでクラブハウスの中にいるような雰囲気!
自宅で視聴していても、この空気を体感出来た衝撃は、未だ忘れられないでいます。


形容できる語彙力を持ち合わせていないですが、ピヤホンとダブプロレスは、間違いなく親和性の高いコンビ!



ダブプロレスですと、2021.8.29の『下村大樹vs木下享平』も個人的にはオススメしたいところ。

重低音の聴いた音源をBGMに展開される素晴らしい試合は、ピヤホンで視聴すると最高!


③轟音・打撃音・破裂音を、現地とほぼ同レベルで体感できる


会場の雰囲気は勿論の事、リング上の攻防で発生する音も、ピヤホンでは現地と同レベルで体感可能!

相手を蹴ったり、顔面を張ったり、マットに叩きつけられたり…。


この事を初めて実感したのは、2020.9.23の昼に行われた、プロレスリング・ノア後楽園ホール大会。


この日行われた「中嶋勝彦vs谷口周平」の試合では、リング上に横たわる谷口の腹部に向けて、中嶋が強烈な蹴りを見舞うシーンがありました。

会場中の静寂を切り裂く破裂音に、客席からは思わずどよめきが起こった程…。

人を蹴るとこんな音が鳴るのか、みたいな。

(動画は別日ですが…)


後日、この試合映像を見返したのですが、ピヤホンを経由して聴く中嶋の蹴撃音は、現地で体感した音と遜色なし!


最近ですと、2021.4.29の『藤田和之vs杉浦貴』は、ピヤホンで見てほしいオススメ試合!


個人的に、全編凄まじいベストバウト級の一戦でしたが、中でも両者のエルボーや張り手の音、それに対する観客のどよめきは一聴の価値あり!

普通のイヤホンでも凄いと思いますが、ピヤホンを通して聞くと、張り手の破裂音だけでなく、静寂から熱狂へと変化していく『会場の空気感』まで、余すところなく掬い取っている事を感じるんですよね。


コロナ禍で客席から声が出せない中、名古屋国際会議場で行われた死闘は、自宅観戦でも臨場感が凄まじかったです。

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まとめ


新型コロナウイルス蔓延により、自宅でのプロレス観戦が増えた2020年以降…。

そんな私にとって、ピヤホンはプロレス視聴でも欠かせない存在になりました。


2021年12月にワイヤレスで5作目のリリースが予定されているピヤホンは、現在まで有線タイプ・2商品、ワイヤレスタイプ・4商品が存在。


個人的に、オススメしたいのは下記の3点!


①まず試すなら…

→高音部は凄くクリアかつ安価な、有線タイプの1作目!


②『これぞピヤホン!』を体感するなら…

→低音部まで聴こえ、楽器も躍動するワイヤレス3作目!


③でも、実は一番使い勝手が良いしオススメなのは…

→初のセミワイヤレスとなった、ワイヤレス4作目!


特に③のセミワイヤレスは、『ペアリングのミスで片耳だけ聴こえない』症状とは無縁で、バッテリーの持ちも良く、音質もワイヤレスと遜色なし!

それでいて、価格帯も有線とワイヤレスの中間に位置して入手しやすい為、今のところ、全部試した中でも一番はこれかな、と私は思います。


私自身、こういう記事を書いた動機も、ピヤホンで視聴するプロレスが、本当に刺激的だったから。

今現在、プロレスを生観戦をしていても、生と遜色ない環境で体感できるツールの一つだと実感しているので。


ピヤホンは音楽好きだけでなく、プロレス或いはスポーツ好きにもオススメしたい一品。

是非!!!

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