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年甲斐もない行動たちの行方

私は年甲斐もなく白髪染めシャンプーを週に一回使っている。といっても白髪を染めるためではなく、アイロン焼けしてしまった前髪を元の色に戻すためだ。

アイロンを使用する人ならわかると思うが、毎日熱いコテを当てていると、アイロンの熱のせいで髪が乾燥し茶色くなってしまうのだ。アナ雪のアナのように一部だけ変色しているのが嫌なので(アナ雪見てない人はわかりづらくてごめん)使用している。

まさか23才で白髪染めを使うとは思いもしなかった。「まだまだ若いのに年甲斐もなく…」繋がりでいくと、体力のなさが原因で土日どちらかしか予定をいれられない問題がある。

この前、美容院で髪を切ってもらっている時、「土日どっちかはずっと家にいないと次の一週間、体が持たないんですよねェ」と漏らすと、美容師さんが「え~~~~~!!もったいない!ありえないよ!」とハサミの手を止めてその日初めて私と目を合わせた。”何を持って私の人生をもったいないと判断したんじゃ!”と鏡越しにジトっとした視線を送りつつ「やっぱそうですかね~」と適当にやり過ごしました。

年は誰でも重ねるものだから指標になりやすいし、共通の話題も見つかりやすくなる便利なものだけれど、それに囚われすぎると相手のことを思いやる想像力を失ってしまうと思う。
会う人すべての背景をいちいち想像するのは疲れてしまうから、ほどほどに気は使いつつ、勝手な補正をかけすぎないようにしたい。

でも年甲斐もないことしてるな~って瞬間は、結構クスッとできるので自分の中のネタ帳に書き込んでおくことをおすすめします。

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