もちたんとの出会い


#自分で選んでよかったこと
初投稿します。
私の家には白い薄茶の猫様がいます。
彼女は6月、2歳になりました。

もちたん


彼女をおうちに迎えたのは暑い夏の昼過ぎの事。
インスタのストーリーで多頭飼いの猫たちの里親探しをしてることを知った。
後日、息子とそのインスタのお店にランチに出かけて行った。
店主に声をかけ、猫を見せて欲しいと頼むと、店主が近所の飼い主へ連絡をしてくれた。
デッキ越しに白い猫がやってくる。
他の猫も見たいとお願いして、そのお宅へ伺った。
正直飼うつもりはなかった。
奥にいた優しい目の子猫を抱かせてもらう。
息子と目が合った。
「おかん、この子猫つれてかえっちゃだめかな…」
意外な言葉だった。
息子の腕の中で激しく動く子猫。
肩から落ちそうになったのを受け止めながら、
私の答えを待つ息子…
どのくらいの時間そこで立ち止まっていたのだろう…
「そうだね」
と息子に告げていた。
小さなお味噌の段ボールをもらって、
急いで自宅へと急いだ。
すこし震えているようで、息子の心配そうな声が車内に響く。
連れてきてしまったという後悔の気持ちと
この後どうしようという不安との入り混じった気持ちのまま帰宅。
1週間様子を見る事にしつつ、先住猫と対面させた。
案の定威嚇されていたが、サークルの中で小さくなっていた。
少し慣れてきたころ、鳴き出す子猫。
当然、夜はサークルの中で鳴き叫び、私も息子も眠れない夜を過ごした。
3日ほどたったころ、母が訪問。
子猫を大広間で遊ばせ始めた。
特に問題なく、先住猫とじゃれはじめ、なんとかなりそうだった。
おトイレ問題も先住猫のモカ様がなんとか教えたようで、
おもらしもなかった。
日々が新しい子育ての時間だった。
あれから2年が過ぎ、先日2歳のお誕生日を迎えた。
あの時のやせ細った子猫ではなく、お転婆なかわいらしいお嬢様へと変化。
甘えんぼのかわいい2人目の娘となった。
あの時連れて帰ってこなかったら…
今とてもしあわせな時間を過ごせていることをもちたんに感謝

モカ様


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