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【ポケモンSV】こだわりスカーフトリックの害悪型ポットデスが絡め手すぎて楽し過ぎた件

こんには、リマークスです。ランクマッチに潜っていてサーフゴー、ドオー、キョジオーンといった高耐久じこさいせい持ちのポケモンに打点がなくなって降参した経験ありませんか?

私はキョジオーンを使う機会が多く「これ相手からすると、どうしようもないだろうな」と思う場面が多々あるからです。逆に弱点もよくわかっていて、その弱点については下記の記事でも書いています。

高耐久ポケモンの弱点の1つであるこだわり系のアイテムをトリックで押し付け、その他の耐久ポケモンにも嫌がらせができるポットデスを紹介します。

ポットデスの種族値

H60 A65 B65 C134 特防114 S70

体力と物防は低い反面、特攻は134とハバタクカミの特攻(135)より1低いだけでかなりの高火力で、特防も高くハバタクカミのシャドーボールも乱数1耐える性能をしています。さらに素早さも70族のため、最速でこだわりスカーフを持たせれば130族すら抜けるのです。

ポットデスのあれこれ

性格:おくびょう
→相手の上から嫌がらせをするため素早さ上昇の性格

特性:のろわれボディ
→当初はくだけるよろいで相手(主にカイリュー)にスキルスワップを行い、相手との特性交換の運用を考えていました。テラレイドバトルで相手にくだけるよろいを与えることで、殴れば殴るほど防御ダウンが美味しい思いをした経験から。しかしポットデスの耐久上、場に長く留まれないため、のろわれボディで良しと判断しています。

持物:こだわりスカーフ
→相手に行動制限させるため。

テラスタル:ノーマルテラス
→かげうちを透かせるため。

努力値:H252 C4 S252
→HSぶっぱ。

技構成:下記

  • シャドーボール

  • おにび

  • のろい

  • トリック

ポットデスの運用方法

初手トリックで相手へこだわりスカーフを押し付けます。こだわりスカーフを押し付ける相手は取捨選択する必要があります。私は高耐久ポケモン、積み技を搭載している、はねやすめ等の回復技を所持しているポケモンに対して、こだわりスカーフを押し付ける方針で運用しています。

例えば相手がコノヨザルだった場合、(通常のアイテムだった場合)最速ポットデスでも最速コノヨザルに抜けず、ちょうはつを受けてしまいます。しかしこちらはこだわりスカーフのため、ちょうはつを受ける前にトリックを成功させることが可能なんです。コノヨザルは基本的にビルドアップを積むか、被弾回数を増やさないと火力は怖くありません。

例えば相手がカイリューだった場合、相手はりゅうまい+しんそく、マルチスケイルのケアにはねやすめといった行動の組み合わせを制限、ほぼ機能停止にできます。ポットデス相手にじしんを使ったところで、不一致のため例えこだわりハチマキであっても、(努力値)H振ったポットデスは確定で耐えてくれます。

また相手がみがわりを張っている状態から出すのならのろい、物理攻撃型の場合ならおにびを打つのもありです。努力値にHぶっぱしているため、よほどの高火力じゃない限り耐え相手にやりたいことをやらせない搦め手型として機能します。

ポットデスのスカーフトリックが読まれにくい理由

キョジオーンを使っていて幾度となくトリックをされる機会があるのですが、今の環境でスカーフトリックをするポケモンは読みやすいんですよね。
マスカーニャ、ロトム、ミミッキュ、サーフゴーあたりでしょうか。左記のポケモンが出てきた時、初手まもるを選択し防衛可能なんです。しかしポットデスのトリックを実際にランクマッチで使ってみたところ、ほとんど読まれませんでした。

なぜだか分かりますか?

ポットデス=からをやぶる→アシストパワーまたはバトンタッチで全抜きするイメージが強すぎるからです。相手からすると全抜きされると先入観が強すぎるせいか、初手でんじはやかちょうはつを売ってくる人が多かったです。こちらはこだわりスカーフ持ちのため、相手よりも早くにトリックによるこだわりスカーフの押し付けやその他の嫌がらせも可能なのです。

(こだわりスカーフ)トリックを使っての失敗談

ポットデスでこだわりスカーフのトリックは読まれにくく、ほぼ100%成功します。しかし相手がとつげきチョッキを持っていた場合、相手の行動は制限できるものの、ポットデスもまた行動が制限されてしまうのです。

私の技構成はシャドーボール、おにび、のろい、トリックのため、とつげきチョッキを持たされるとシャドーボール撃つだけマシン化。元々の特攻134と高いのでそれなりに火力は出ますが、本来の嫌がらせ(害悪)型の設計とはかけ離れた運用になってしまいます。

あとはこだわりスカーフトリックを決めたつもりが、相手もこだわりメガネトリックをしていてお互い交換した時は笑ってしまいました。その時の相手のポケモンはリキキリンで、まさかトリックを覚えるとは思いもしませんでした。相手もポットデスのからをやぶる予測でトリックしたと思われます。

最後に

テラレイドバトルにて味方がポットデスの特性くだけるよろいをスキルスワップでに押し付けている姿を見たのが今回の記事のきっかけでした。「めちゃくちゃ頭良い!!これシングルマッチの対戦環境でも使えないかな」と思い、ポットデスの努力値振り、技構成を考えたのです。

典型的な陰キャ戦法と言われればそれまですが、ノーマルテラスのハチマキしんそくなんてカイリューもいる環境ですし、勝てば何しても許されます。

耐久ポケモンがうざい、積み技がうざい、カイリューがうざいといった人はこの害悪型のポットデスをオススメします。物理型にはおにび、みがわりする型にはのろいといったなにかしらの仕事できますよ。

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