【超有料級】ミドルボイスに必要な発声筋7選!
全国区のボイストレーナーイチです!
本日はミドルボイスに必要な発声筋7種ということで、
あなたがミックスボイスを習得するためにコントロールが必要な発声筋を7つほど紹介していきます。
初心者のあなたも簡単に実践ができるところまで落とし込みましたので、難しそうと感じる方でも大丈夫です!
ぜひあなたのボイトレライフに役立ててみてください!それではいきましょう!
【初心者が整えたい必要な発声筋】
①甲状披裂筋
②輪状甲状筋
③後輪状披裂筋
④閉鎖筋
⑤輪状咽頭筋
⑥胸骨甲状筋
⑦声帯筋
①甲状披裂筋
1つ目は甲状披裂筋と呼ばれる筋肉。主に地声発声をする際に使われる筋肉で声帯を厚く振動させることで使われます。
②輪状甲状筋
声帯を薄く引き伸ばしてくれる音程に関する筋肉。ミドルボイスや高音域発声の際に①の甲状披裂筋と並用して反応する筋肉。
③後輪状披裂筋
ファルセットを発声する際に使われる筋肉。前者の輪状甲状筋を鍛えることもできる上、声帯閉鎖の調整もしてくれる万能な筋肉。
④閉鎖筋
声帯の後方部を閉めてくれる筋肉。前述のファルセットの上に閉鎖筋が反応すると「ヘッドボイス発声」が可能になる
⑤輪状咽頭筋
甲状軟骨を後ろ側に引っ張り支えてくれる筋肉。喉の空間を広く保つことや過度なハイラリ、喉締めを予防してくれる。
⑥胸骨甲状筋
甲状軟骨から胸骨にかけて繫がる引き下げ筋。低音域の強化や地声強化に必須の筋肉であり、豊かな歌声を作るためには積極的に強化したい筋肉。
⑦声帯筋
ミドルボイス発声時に生まれる声の芯を形成する筋肉。甲状披裂筋よりもさらに内側にあるため起こすことが非常に困難な筋肉。
最終的にこの声帯筋と輪状甲状筋が柔軟に使えれば安定したミドルボイスが完成する。
【ボイストレーニング=バランス作り】
今試してみてほしいのですが、
一発でC4を「Ha〜」で、ファルセットで出してみてください。
出せましたか?
では次は一発でC5を「Ha〜」で、ミドルボイスで出してみてください。
出せましたか?
こうやって一発勝負で出してくださいと言われると構えすぎて力んでしまったり、
声が表がえったり裏返ったりしたのではないでしょうか。
ですがこれでは神経が通っていない状態なので、出したい!だそう!と思って頭では分かっているのに喉がそのように反応してくれない、
いわば、頭と体がまだ一体化できていない状態ともいえます。
この状態に依存したままの歌唱では歌を歌う際に力ませることでしか発声に変化をつけれないため、
歌声に表情がつけれなかったり歌で使える声質、声域に限界が来てしまうのです。
【神経を繋ぎ、幅を増やせ!】
難しく言ってますが結論はシンプルです!
①〜⑥の発声を1つ1つ習得していき、幅広くコントロールが効く状態へ整えてほしいということです。
先程の7つの筋肉でいえば
①→厚い地声を出す
②→幅広い音域を発声する
③→ファルセットを出す
④→ヘッドボイスを出す
⑤→喉を開けた声を出す
⑥→低域を広げる
⑦→①〜⑥を揃え、ミドルを出す
というように、毎日の中で
★苦手な分野を徐々に開発
★得意な発声は声域を上下に広げる
というように「声の引き出し」を増やしていってほしいのです。
これがボイストレーニングで確実に上達するための超有料級の方法になります。
【鍛え方、トレーニング方法】
①口から息を吐きながらVu〜
②リップロールで低域〜高音域をまたぐ
③HiA〜A3をHu〜
④ホーでHiC〜HiG
⑤Gu⤵でフォール
⑥Ga で〜G2まで
コツはそれぞれ1音ずつ丁寧に。
スケールで行うのではなく単発で発声して育ててあげましょう。
YOUTUBEではこれらの発声筋について詳しく解説しながら、さらに細かな練習方法やコツも公開しています。
ぜひチャンネル登録して毎日の勉強に役立てみてください。
では!