声帯閉鎖が強すぎるあなたへ。〜ミックスボイスの力みを取り安定させるには〜
全国区のボイストレーナーイチです。僕のブログではあなたの声の悩みの9割が解決できる声帯理論とトレーニング方法を紹介しています。
今回は地声の閉鎖が強すぎるあなたへ、閉鎖の力みを取りミックスボイスを安定させていく方法をお伝えします!
確かにそうですね。
脱力した高音発声には適度な閉鎖が必要ですし、閉鎖が弱くても裏声になってしまいますからね・・・
今日はそんなあなたに「閉鎖の力みを取るコツ」を中心にお伝えしていきます♪
僕の記事では8年間の迷走時代で思い知って学んだホンモノ情報を基軸にお届けしていきます!
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【声帯閉鎖が強くなりすぎる原因】
まずはじめにお伝えするのは、声帯閉鎖が重くなりすぎる理由3選です。
どんなことであれ、すべての結果にはちゃんとした原因があります。
あなたの声が重くなりすぎてしまうのには一体どんな理由があるのでしょうか⁉︎
①喉が開いていない(共鳴腔が狭い)
まず1つ目に考えられるのは、喉が十分に開いていないことです。
基本的に共鳴腔と呼ばれる空間で音は響くのですが、喉声になっているとこの共鳴腔をぎゅっと潰した状態の発声になってしまうのです。
いいところに気がつきましたね。
喉を開く=共鳴空間を開く
声帯を閉める=息漏れのない声
なんですね。
なので共鳴空間が開いていないと閉鎖が強くなりすぎてしまう
→結果窮屈な詰まった地声に聞こえてしまうといった状態を生み出してしまってるんです!
そうです!「ハミングして〜」や「あくび声を出して〜」といった類の言葉は、喉を開いて力みを取ろう!ってことだったんです!
②息が多すぎる(声が大きい)
続いて2つ目の理由は「息の吐きすぎ」です。
息を吐きすぎていると声帯が強く反応し、声帯伸展の力よりも支える力が強くなり喉が力みやすくなります。
③開大筋が弱い(内転で強く入りすぎている)
最後は開大筋が弱いです。
地声と裏声だけをいくら練習してもなかなか治らないのは、声帯の開閉運動にアプローチがかかっていないからです。
例えば甲状舌骨筋やそれより上の舌骨上筋と呼ばれる筋肉が過剰に使われることで起こる現象で、ハイラリンクスのタイプ。
声帯はこの図で言う甲状軟骨の中に位置付けられるのですが、この甲状軟骨を声帯のポジションと捉えると、甲状舌骨筋は前方向上に引っ張る筋肉です。
ですがこの筋肉やそれより上の過剰に入りすぎるとこのようなデメリットがあります。
・裏声が細くなる、甲高い
・地声と繋げようとすると段差ができる
=声道が狭く声帯の柔軟性が落ちている
・深いチェストボイスが出せない
・ファルセットが上手く出ない
これは僕も非常に格闘した分野なのでわかります笑
発声はバランスで成り立っているので③をまとめると「音程をとることに意識が向きすぎて、1つの筋肉に偏りすぎている→地声と裏声の柔軟性を回復させないといけない」とだけ理解してください!
【声帯閉鎖の力みを取るには〜練習メニュー〜】
①喉の奥を卵一個分開けて、リップロールをする
②お腹の膨らみをキープしたまま、ブレス練習
③「Ho」の音、「Hu」の音で裏声練習をする
練習方法は以下の3つです。順に解説します。
・ロングトーン5秒間でも安定させる
・地声と裏声を何度も行き来する
・喉の奥は必ず縦に開けること
・腹筋や肩に力を入れるのではなく、ドーム状に内側から体を張る
・30秒〜60秒は息を細く吐けるように練習する
・②の息を支えたまま顎を上げずにキーを上げていく
・HiC~HiGまで安定して絞まらないように。
【“あなたに見合った上達法”とは⁉︎】
ありがとうございます。お力になれてよかった笑
これはまだスタートのお話なので、これからもっとバランスを整えて強化していけばどんどんあなたの最高音域は伸びるしプロのような響きに近づいていきますよ。
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では!
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