【高音発声リメイク法】中高音を徹底攻略!〜目に見えない世界が目の前のあなたを作っている〜
全国区のボイストレーナーイチです!本日は「中高音を安定させたいあなた」へ向けたお話です。
・中高音が続くと、喉が上がってくる
・中高音が続く曲が歌いきれない
・HiC以上は楽だが、F4やG4あたりがうまくいかない
・ぶっちゃけ。HiAが嫌い😇
なんてあなたにぴったりの内容です。
今回タイトルが厨二病みたいになってしまいました笑 すみません笑
でもこれ、実は厨二病でもなんでもないんですよ!
紛れもない事実!
これから話することはHiA前後がいつも不安定で、治そうにも一体何が原因なのかわからなかった“過去の僕に向けて”書いていきます。
ここまで読んでくれてるということはあなたにもおそらく当てはまる箇所がいくつかあるはずですので、ぜひ最後までご覧ください。
【練習してるのになかなか“中高音が安定しない”】
Youtubeでも少し話したんですが、うまくいかない人はこのように考えて練習してしまいます。
中高音が安定しない
↓↓
中高音の練習をする、歌う
これは誰でも思いつくことだと思います。ミックスボイスを安定させたいからミックスボイス系のトレーニングをする。
言いたいことはすごくわかるし、間違ってはいない。
ですがそれだけでは絶対にうまくいきません。現実に起こることの裏にある“体の仕組み”を知らない限りは
・・・すみませんまた厨二っぽくなってしまいました笑
結論何が言いたいかというと、中高音がうまく出ない原因は中高音以外のところのレベル次第だということです。
【3つの原因。1つ目が80%!】
以下のうち3つともできていれば少なくともG4までは簡単に出せるはずです。ですができていないあなたはもっと手前で頭打ちになっているはず。
今一度ぜひチェックしてみましょう!
①“腹圧”が弱い
②発声の種類が“1種類”しかない
③“顎やベロ”に力が入っている
①“腹圧”が使えてない
原因の1つ目は腹圧が使えていないという点です。
腹圧が使えると張り上げとは別の声の力強さが生まれ、喉が開いた声がスッと通る感覚が得られます。
呼吸も柔軟になり、スムーズにブレスの往復が行える感覚になるでしょう。
すさまじい腹圧を持つアーティスト・・・何人もいますが、代表としてはワンオクのTakaさんやSPYAIRのIKEさん。Vaundyさん。
この方達の“腹圧発声”はただ腹式呼吸の練習をしているだけでは獲得できません。この曲を聞いてみましょう。
この圧力を習得するには①まず横隔膜の基礎下地をSu-練習で作り、
②次に声門閉鎖とのバランスを50対50で保ちながら、
③その圧力を高めていくという3段階に分ける必要があります。
詳しくは僕のYoutube動画で解説していますので、ぜひ今からトライしてみてください♪
②発声の種類が“1種類”しかない
続いては発声に直接関係するお話です。
試しにC4(真ん中のドの音)でロングトーンを出しながら、何種類の声を出せるかチェックしてみてください。
一息のC4ロングトーンの中で、どれだけ声質を変形させられるか出してみるのです。これについてもこちらの動画で解説していますので合っているかチェックしてみましょう。
ちなみにですが初心者やカラオケ歌いの方ほとんどが「同じ音程を出し続けながら声質を変える」ことは最初できません。
ボイトレより、体の筋肉を固めて音程を当てることをしすぎているからです。
おそらく出せても一種類の地声と裏声。
無理矢理作ろうとすると息漏れさせたり、喉を締めてしまったりするかと思います。これについての解決策はメルマガのPDF「最速上達2021」を習慣化させましょう!
③“顎やベロ”に力が入っている
最後は顎やベロに力が入っているという点。これは中学生高校生、大学生世代に多いかなあ・・笑
若い方で、普段声を腹から出さない発声が不安定な方に多いです。
この原因は“声門閉鎖”ではなく“喉締め発声”になっていることが原因です。
上記の腹圧からしっかり行なっていき、+で最速上達をまずは1週間お風呂でいいので続けましょう。
【“当たり前を疑うこと”の大切さ】
ボイトレに限らずなんでもそうだと思うのですが、僕は普通の人が当たり前にスルーするところを
「これはなんでだろう・・⁉︎」
「これは本当に正しいのだろうか⁉︎」
と疑うことが大切だと感じています。
この思考を持っておけば問題だと感じてるところが、実は他にあるのではないか・・⁉︎という考え方になるだろうし、思考→改善→継続→思考・・・という好循環が人生で起こりはじめます。
メルマガをご覧になってくれてるあなただけに言いますが、才能やセンスがないのなら、こういうところから変えていかないと中途半端なまま歳をとって衰えていくだけになってしまいます。
今の現実はあなたの行動次第で変わる。
これが過去の僕に伝えたかったことです。
【ボイトレがうまくいかなかった過去のお話】
僕は過去についてはこちらにまとめてますので、気になるあなたは続けてご覧ください。