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【危険な罠】ミックスボイスは存在しない!何年たっても「出し方」がわからない最悪な理由・・・
※今回の内容はボイトレの根幹を担う内容であり、ボイトレに悩めるすべての方に見てほしい内容です。
全国区のボイストレーナーイチです。
今回の内容は「ミックスボイスは果たして存在するのか⁉︎」という永遠のテーマについて解説をしていきます。
僕はミックスボイスは存在すると思うのですが、イチさんはどう思いますか⁉︎
今日は結論から言いますね笑
ミックスボイスは「喉の機能が回復していない人」にとっては存在しますが、喉の機能が(先天的を含め)安定している人にとっては存在しません。
え。。どういうことですか⁉︎人によって違うということですか⁉︎
そうです。
考え方的な観点で言えばミックスボイスは存在するし、誰でも習得が可能ですが、もともと出せる人にとってはスムーズに出せてしまうため、地声を出している感覚と変わらずにできてしまうから=存在を認識できないから存在しないということです。
滅茶苦茶言い方がストレートになってしまうのですが、声の筋肉バランスが壊れている方がその状態から脱却していく過程をボイストレーニングといい、そしてその最終地点で自ずと獲得できているスキルがミックスボイスと捉えてください。
できている人からすれば僕たちは声に障害を抱えている患者であり、ボイトレとは「声のリハビリ」をしているに過ぎないのです。
【プロの現場や歌手ほど「ミックスボイス」というワードを言わない理由】
①できて当たり前だから
プロの歌手って途中で声が出なくなって歌えなくなったり、高音が途中で雑になったりしませんよね。余程のことがない限りそのような状態を見ることはないと思います。
つまりプロはミックスボイスなんて使えて当たり前、そしてそれを巧みに操りコントロールするための能力と筋肉を持っているということが言えます。
僕たち素人が歌が上手く歌えない理由は高い声が出ないからだと思われがちですが、それは喉の筋力がない、またはバランスが悪く、使われるべき筋肉が使われるべき音域で使われない=いわば力んだ音程の合わせ方をしてしまうからです。
ですがプロの現場ではそのようなことはほぼ起きません。
なぜならプロはそのような発声能力がある前提でデビューしているわけですし、それらが基礎としてキー設定をして曲を制作しているからです。
確かに・・アーティストによって使われるキーは似てますよね。ドライフラワーを歌っている優理さんならキーはG4前後が多いし、逆にワンオクのTakaさんはHiA~HiCが多い気がします!
その通りです!
歌手の方達は自分の楽器の特性を理解した上でキー設定をしている上、必要以上に音域を伸ばそうとすることはしません。なぜならアーティストの仕事はその作品を表現することが第一目的であり、高い声で威勢を張るのが目的でないからです。
②本人たちにとってはそれほど高音域は大事ではないから。
これはカラオケで歌を歌う人とステージで歌を歌う人によって完全に分かれるマインドなんですが、確実に言えることとして、カラオケで声が通る人でもステージで声が通るとは限らないということです。
「ん・・・どういうことですか⁉︎声量がないってことですか⁉︎」
はい。今からの内容はミックスボイスを習得したいのなら「確実に抑えておかないといけない、天国と地獄の別れ目になる内容です。
・カラオケ歌い=エコーがあるため喉声でも声が通る。
・アーティスト=エコーがないため声を響かす術を身につけている。
この環境的な違いから、必然とアーティスト、シンガーの人たちは声を遠くまで響かせる方向へ意識が向きます。
最速上達2021にてプレゼントしている内容にも、ボイトレの最速上達ステップとして、①呼吸と共鳴を使ってまずは地声と裏声の機能を回復させ、②声帯閉鎖をそこから行い声帯の機能を上げていく(=ミックスボイス化)という話はしてきましたね。
そしてこの観点から考えてみてください。
カラオケ歌いの人は①を無視できる環境なため声の楽器化ができないままミックスボイスの練習に入る。それに対しアーティストの人は①を必要とする環境なため必然と②の機能が回復してくる。
な、なるほど・・・確かに、根本から違う・・・
その通りです。
なのでそもそものスタート地点を見誤ると、永遠にほしい歌声は手に入らないのです。僕たちが歌いたいと願うあの曲を歌っているのは素人ではありません。プロのシンガーさんです。ということはそのプロのボーカリストのマインドセットや意識から真似していく、学んでいくことが求められるんですね。
【趣味でもプロ志向でも、やることは同じ】
あなたの目的が趣味を楽しむでもプロを目指すでもどっちでも関係ありません。共通して「今より良い声で歌いたい」の望むのであればまずミックスボイスという幻想を捨ててください。
ミックスボイスはボイトレの過程で身につくものであり、育てるものです。習得するものではありません。
そしてそれを可能にすることは誰でもできます。HiCやHiDを歌で使うことも喉の機能が回復すれば可能です。ですがまずはチェストボイスとヘッドボイスのバランスを整えること。これにつきます。
詳しいトレーニング方法は僕のメルマガでお配りしてる無料の電子書籍教材、「最速上達2021」を読んでみてください。
目次
・【息切れ対策!】歌で呼吸を安定させる3分メニュー
・【〜G4攻略!】チェストボイスの閉鎖と響きを鍛える
・【〜HiG攻略!】ヘッドボイスの閉鎖と響きを鍛える
・【〜HiC攻略!】ミックスボイス×声帯閉鎖で高音域開拓!
・【高音域連発!】中高音を安定させる声帯調整メソッド
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では!