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ほつれゼロの巾着袋作り方〜片紐編〜

この記事は、お子様の入園グッズ製作を始める方や、ハンドメイド初心者の方に届くと嬉しい内容です。

実際に私が製作したものを通して、失敗も含め、少しでも参考にして頂けたらと思い、入園に必要なハンドメイドに関する記事を、ひとつのマガジンにまとめます。


今回は巾着袋を作る際、ロックミシンを使わないほつれゼロの縫代始末の方法をシェアします。

ほつれゼロの縫代始末とは?


縫代の始末と言えば、
ロックミシンやジグザクミシン
思い浮かべる方が多数だと思います。

でも、私はどちらも使いません。

縫代始末は
⚫︎袋縫い
⚫︎割伏せ縫い
⚫︎折り伏せ縫い
を活用します。

子供が扱うもの、毎日洗濯物するもの。
ロック(ジグザク)ミシンを使わないことで、
ほつれや引っ掛かりの心配もなく、縫代端がスッキリ綺麗!
そして見えない内側にも母の味方のひと工夫をするのです。

今回は、入園グッズの中でも、沢山作る機会のある巾着袋を例に作り方を簡単にご説明します。



巾着袋の作り方は簡単で、ネットで検索すればとても分かりやすく皆さん説明してくださっているので、
ハンドメイド初めての方は
まず基本の作り方を理解してから、こちらを読んでいただけるとスムーズかと思います。

【ほつれゼロ巾着袋作り方】〜片紐編〜

裁断寸法

応用が効く様に出来上がりサイズを
「仕上がり寸法」とします。

・縦 仕上がり寸法+縫代4.5cm(上3cm+底1.5cm)
・横 仕上がり寸法×2+縫代3cm(片側1.5×2)

今回は生地の柄が一方方向なので、
片側を裁ちにしています。
(底をにすると片面の柄が逆さまになってしまいます)


底をわにするパターンだと、この作り方は応用できませんのでご注意下さい。



写真黒枠が仕上がり寸法です。

半分に折りたたむと↓

下準備

まずは紐通し部分を三つ折りする為にアイロン
上端をまず1cmで折る。

更に2cmで折る。

縦は割伏せ縫い

中表(柄が内側になるよう)にして、三つ折りの下を、端から1.5cmで中縫いします。

割伏せ縫いにする為先ほどの縫代をアイロンで割ります。

裁ち端が中になる様縫代を半分に折り込みます

この縫代端をそれぞれステッチします。
袋は筒状になっているので、反対側の生地を縫わない様に注意して下さいね!

表からみるとこの様になります。



これで脇の割伏せ縫い完了!

底は袋縫い

まず外表(柄が見えるよう)に折って、0.5cmの所を縫います。

ひっくり返してアイロンし、今度は中表で端から0.7cmで縫います。

これで底の袋縫い完了!

仕上げ

紐通し部分の三つ折りをステッチします


最後に縫止り位置を補強の為返しミシン(2〜3針)します。

これでミシン完了!



⚫︎紐は横幅の2倍+15cm(結び代)を用意
※少し長めの設定なので、結び代は10cmでもOK。

⚫︎紐を通して、お好みでループエンドを付ける。

少しでも幼稚園が楽しみになるように、我が家では子供達が紐を通します。


これでほつれゼロの巾着袋の完成!


どうでしょうか?
割伏せ縫い、袋縫いを活用した巾着袋の作り方は難しく感じましたか?

巾着袋は直線なので、練習するには調度良いですね。
もしこれを見て、チャレンジしてみようと思う方がいらっしゃいましたら、嬉しいです!

今回は幼稚園グッズの製作の過程で、
割伏せ縫い袋縫いの縫代始末の方法をご紹介していますが、
この方法をマスターすれば、様々なアイテムに役立ちます!
高級な洋服の仕立てなどにも使われたりしますので、覚えてしまうと、縫製レベルも一気に上がります。


是非、この縫い方を知って、
他のアイテムをハンドメイドする際にも
お役立て頂けたらと思います。




これからも
幼稚園に関するバンドメイドの
アレンジ法や注意点を
シェアしていくので、
興味のある方に少しでも
製作のアイディアの
お力になれたら嬉しいです。

※この記事の文章、画像は全て、無断転載をお断りいたします。
宜しくお願い致します。

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