入園バッグ類の生地選び・下準備
この記事は、入園グッズ製作を始める方や、ハンドメイド初心者の方に届くと嬉しい内容です。
実際に私が製作したものを通して、失敗も含め、少しでも参考にして頂けたらと思い、入園に必要なハンドメイドに関する記事を、ひとつのマガジンにまとめます。
まずは、バッグ類の生地選びと下準備について。
幼稚園や保育園の内定が決まると、入園準備で用意するものが沢山。
何もかも初めてで、母も子供も不安でいっぱい。
とにかく、子供が少しでも幼稚園を楽しみに登園出るように、
「バッグ類は好きな柄で作ってあげたい!」
そう思う方も多いのではないでしょうか…?
私も入園グッズを初めて製作する際に悩んだり、失敗した事があるので、ありのまま記録していきます。
【園で必要な袋リストの例】
参考までに子供が通う園の必要な袋系の種類はこちら。
⚫︎レッスンバッグ(お手提げ袋)
⚫︎シューズケース
⚫︎お着替え袋
⚫︎コップ袋
⚫︎お弁当袋
⚫︎ピアニカの唄口入れ袋
上の2つ以外は、サイズの違う巾着袋タイプですね。
【オリジナルにするポイント】
単純に1種類の生地で作れば簡単ですが、
少しでもオリジナルのものが作りたい!と考える方は、切り替えを入れたり、生地の組み合わせに悩むと思います。
まず最初に、選ぶのはレッスンバッグのメインの生地選び。
ほかの子と被らないものを作りたい場合は、表にキルティングを選ばない事がポイント。
キルティングの柄は限られています。
誰かと同じ!?や市販のものと差をつけるなら、表は好きな綿のプリント柄を。
キャラクターなどを選ばないことで、習い事などにも長く使えそうですね。
但し、レッスンバッグの強度をキープする為にキルティングは内側に使うので、柄でなくても大丈夫です。
園で使う袋は、リストにあげた通りレッスンバッグ以外にも、着替え袋や小さな巾着袋も必要となります。
その時に、プリント柄のを選ぶ事で他の袋とも統一感が出せます。
※どの生地も出来るだけ伸縮性の少ないものがお勧め。
購入前に縦横に生地を引っ張り確認してみてくださいね。
【ネット購入の落とし穴】
実は今回のメインの生地は、ネットで購入したのですが、画像と色合いが全然違うものが届きました。
あまりにも違って見えたので、色番を間違えたのかと思い注文を確認してみましたが、
やはり間違えていませんでした。
この色合いの違いをご確認下さい。
ネットで見た注文時の色合い↓
手元に届いた実際の色合い↓
これはきっと室内の照明の色の差でしょうかね…
ネットは手芸店には置いていない可愛い柄が沢山ありますが、柄の大きさや色合いに関しては、想像と違っていたということもあります。
生地の厚みや、伸縮なども文章だけでは判断が難しいです。
ネット購入の際は、
メリットデメリットを理解した上で購入する様にしましょう。
当たり前ですが、手芸店や問屋で実際に目で見て、手に取って選ぶ方が確実です。
【ボーダー柄の落とし穴】
本来なら、型紙を確認してから無駄なく生地を買うべきですが、今回選んだ様なボーダータイプの柄は、横段のピッチによって幅が決まるので、切り替え位置を先に決めてしまうと柄の見栄えが悪くなることもあります。
その場合、生地を購入し、ピッチに合わせて切り替えのバランスを決めてから裁断を進めていく必要があります。
少し分かりづらい話かも知れませんが…
こちらを例にとるとわかるかも知れません↓
実は、以前男の子用に作った入園グッズのメインの生地もトーマスのボーダータイプでした。
(横段があるのが分かりますか?)
例えば切り替えの幅を先に決めて裁断したら、
トーマスの柄が横半分で切れてしまう!
と言う事も起きるのです。それは避けたいですね。
この製作時も、まずはトーマスの横段に合わせて切り替えの幅を決め、とても悩みながら製作したのですが、正直…大変でした。
もう一つ最大のボーダー柄の落とし穴…
縫い合わせで横段がズレると目立つ!です。
写真は成功例ですが、柄のズレが気になると縫い直さなくてはいけませんね。
縫いズレしないコツを知っている私でも、
今回2箇所直しました。
これから入園グッズでハンドメイドデビューをしようと思う方には、正直ボーダー柄はリスクが大きいのでお勧めしません。
【初心者の方にお勧めは総柄】
やはり縫いズレや、切り替えにの幅によって柄がキレてしまうなどのリスクが少ないのは、総柄です。
※向きがある生地も、柄が逆さまにならない様に配慮しなくては行けないので裁断時注意です。
生地選びは本当に難しいですが、何か少しでも参考になれば嬉しいです。
【裁断前の下準備】
生地が決まると、早速裁断に取り掛かりたい所だと思いますが、初めてハンドメイドする方が忘れがちな、裁断前の下準備。
それは、生地の水通しです。
購入したばかりの生地はとても綺麗に見えるのですが、モノにより水通しをすると縮むものがあります。
指定サイズで裁断したのに、洗濯したら縮んでしまった!なんて事のない様に、裁断前に忘れずに行いましょう。
私は初めて製作する際、全て水通しをしたつもりでしたが、キルティングの水通しを忘れていました。
使っていくうちに何故か小さいと思ったら、キルティングが洗濯により縮んでいました。
水通しはキルティングも忘れずに行いましょう!
この様に、私の実際の経験を通して、失敗例も含めてご紹介しました。
これからも
幼稚園に関するバンドメイドの
アレンジ法や注意点を
シェアしていくので、
少しでも製作のアイディアの
お力になれたら嬉しいです。
※この記事の文章、画像は全て、無断転載をお断りいたします。
宜しくお願い致します。
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