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恋愛離陸術Vol.19●パーソナル・スペースに入ろう



「離陸までの使える技、使ってはいけない技」いかがですか?
お役に立っていますでしょうか?

それでは、今回も使える技をお届けいたします。

さて、皆さんはこのパーソナル・スペースという言葉は
ご存知ですか?
一回目のデートに映画館に行かないの下りでも出てきているので過去の投稿をお読みになられている方にはなじみある言葉かもしれません。

直訳すると個人の場所、ということになります。
分かりやすく言うと、自分のエリア確保といったところでしょうか。

以下は、僕が販売しているマニュアルにも書いていることです。
(現在は販売休止中、再編集が出来ましたらまた販売するかも)

これは心理学的な要素になりますが、アメリカの文化人類学者である
エドワート・ホールは、パーソナル・スペースを4つのゾーンに大別し、
それをさらに“近接相”と“遠方相”の2つに分類しました。
そのなかで、親しい者同士に許される空間についてご紹介しましょう。
◎密接距離=ごく親しい人に許される空間
・近接相(0~15センチ)
→抱きしめられる距離
・遠方相(15~45センチ)
→頭や腰、腿がかんたんに触れ合うことはないが、
 手で相手に触れるくらいの距離
(親しい人同士がささやきあえる)
◎個体距離=相手の表情が読み取れる空間
・近接相(45~75センチ)
→相手を捕まえられる距離
(妻以外の女性がこの空間に入ると、違和感を感じる)
・遠方相(75~120センチ)
→両方が手を伸ばせば、指先が触れあうことができる距離
(個人的な話をする時によく利用される)
上記の空間の中に、あまり親しくない人が入って来ると、
不快感を感じることが多くなります。
ただし、このパーソナル・スペースには個人差があり、
社会文化や民族によっても異なります。
しかし、他人に不快感を与えない空間の取り方の目安として、
覚えておくと便利です。

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男女の差を見ると、女性のほうがパーソナル・スペースは小さいもの。
これは、なわばり意識のある男性よりも、そういった意識に乏しい
女性の方が小さいだけであって、警戒心がないとか、
触られても平気という意味ではありません。

男性が近づかなくても、女性から気に入れば寄ってきます。
女性はパーソナル・スペースの侵略が、男性よりも上手なのです。
そこでいかに距離を縮められるか?の勝負と言えるでしょう。

つまり、まだ親しくない状態で、

・必要以上に引っ付かない

・必要以上に連れ回さない

・必要以上にアプローチしない

つまり行き過ぎに注意するということです。

一方通行の道です。
早く行っても戻れません。
相手が付いてこなくなったら、その時点でOUTです。

さて、少し難しい表現もありましたが、要するに

相手との距離を縮めることが大事だが、まだ親しくもない状態で、
相手との物質的な距離を無理に縮めようしたら失敗すると終わりだよ

ということになります。

ただし、この距離を縮めることは、2人が親しくなるにおいては
やはり有効です。
“近接相”に入ること。

では、どうすればいいのか?
答えは

「そうせざるを得なくする」のです。

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