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事前手入れが出来るのは洗車だけ


本日のお車

スバル「BRZ」


洗車の概念が大きく違う

これはYouTubeのラジオ配信(メンバーシップ公開)で話した内容でもあるのですが
洗車
が当たり前のように広がっていく昨今

『細分化』されていくと同時に

入り乱れて区分けが出来ていないのが事実

  • DIY

  • ディテール

  • 販売

  • ケミカル

  • PRO

主がどの部分で洗車をおこなっているのか?
この大きな違いで洗車の手法も結果も大きく異なっていきます

区分ごとに違う洗車

DIY

個人所有者が趣味目的もしくは所有している車への
愛着からの表現方法であること仕上がりへの基準がないため
ゴール及び施工方法に決まりがないと同時に自車以外への責任を取る必要がない

ディテール

磨きやガラスコーティングの施工がメインでありその「予備作業」もしくは施工後の埃や異物が付着することで
メインである磨きやガラスコーティングへの価値を下げないための保護作業
主である作業に対しての価値が高いため洗車本体は補足程度である

販売

販売とは車両販売。つまりディーラーや中古車販売店を示す
車両の販売に伴い高額の商品購入時に汚れや異物等、美観を損なう事で価値低下を懸念されるため
「品質保持」のために洗車をおこなう
クオリティではなく車の価値低下防止のため洗車に対しての技術等はDIYよりも劣る

ケミカル

洗車時に使用する薬品全般。薬品を販売もしくは拡散するために洗車をすることで
商品のプレゼンをおこなう。綺麗になる結果よりも「商品を波及するのが目的」
昨今では過剰広告・誇大広告が増え結果が伴わなくても気にも留めない業者も多く
薬事法・薬機法を度外視した悪質な商品も出てきているので注意が必要

PRO

洗車の手法を基に生計を立てている事が主である。洗車という過程から根拠をもって車の美観を上げる、もしくは維持するための方法を洗車としている
結果を目的とし、そのためのアプローチ方法を模索。経験値を軸としている職人が多いため
結果にこだわるほど手間賃や技術料としての価格は高騰傾向にある

事後洗車と事前洗車で結果は変わる

洗車=洗うだけ
でも洗車の中にもタイミングだけで結果も内容も大きく変わっていきます

事後洗車

車の保有者の8割以上はこの事後洗車をおこなう
簡単に言うと
「汚れたから洗う」
リスクとしては汚れの度合いはほとんどが『手遅れ状態』なので固着が進み、除去のためにやむなくPH値を変動させたハードなケミカルを使用することが多く
塗装やコート面にダメージを与える事が多い

事前洗車

一部マニアと言われる傾向の方に多い状態
簡単に言うと
「汚れる前に洗う」
リスクとしてはさほど固着していない状態でも「先入観」から不要な洗車を過剰に行うことがあるので
結果表面へのダメージを回避できない事がある

洗車というだけでの価格差

一般に洗車=全て同じ
という認識が広がっているのですが

洗車とはいえ内容と結果は大きく変わります
その目安として

洗車に対しての評価は矛盾していますが「価格」からの認識が早く感じます
概念からの価格差を区分ごとに『目安』で出してみると

洗車としての作業代目安

DIY・・・実質0円(個人都合のため洗わない事もある)

ディテール…最低人件費分として800円~2000円
(ただし磨きやコーティングに対しての作業代があるので洗車以外の作業は高額が一般的)

販売…最低人件費として800円~1700円
車両販売として高額となるが見積り等に記載され、含まれている事もある

ケミカル販売…1200円~1800円
(物販としての販売目的もあり技術を伴わないため作業自体に価格設定がない

PRO…3000円~数万円
作業に伴う技術料に追加し難解な作業ほど作業時間もかかるので高額になる

これはザックリとした目安程度なので時間単価や作業への技術単価は別にかかって来ると思って頂ければ問題ないです

さらには材料費や維持費等も関わってきます

安かろう悪かろうの洗車

安価を売りにしている洗車は多いのですが
『安い理由』を理解しておかないとあとあとトラブルになることが多いの注意が必要です

安くできる理由は大きく二つ

経費削減

人件費や材料費を下げ同時に技術面のハードルを下げる事で安価を実現できる
同時に
全てを下げているので望んでいる結果とは大きく異なることがある

量産化

システムを組むことで効率化を図り
同作業を複数同時作業として行うことができる
大量生産を行うことでトータルコストを下げる事が出来るため
安価を実現できる

上記2つに関しては共通して言える事は

「美観の結果に対して一定ライン以上の確認事項は行わない」

『洗車をした』
この行為に対してのアプローチであり

『車を綺麗にします』
と断言しないので一概に綺麗になるか?どうかの責任は取れないところが多いです

プロが高額の理由

プロは結果に重視するので
「結果が伴うまで何度もトライする責任」
を持っています

その間他作業も止まるため
安価での作業は物理的に不可能

ということになります

これは

板金塗装
磨き・コーティング施工
修理
洗車

全てにおいて手間と技術そして責任があるので安価では受けないのが通例
その代わり
満足度に到達できる結果を実現できるのがプロと呼ばれています

洗車のプロはまだまだ少ない

洗車業を名乗り、旗揚げをして開業していくところを多数耳にしますが
実際に生き残っていくところはごく少数

理由は
伴った結果を残せないから

安直に「儲け」として洗車業を旗揚げしても結果を出せないから撤退する
業者は一定数いらっしゃいます

お近くに

『気が付けば潰れていた洗車屋さん』

があったと思います。

仕事(職人)としての洗車であれば結果が出せますが
ビジネス(収益)としての洗車は車の価値を下げる

実はプロほど各自苦悩しながら

価値のある綺麗な車

のために切磋琢磨している所が多い
という見解を持っております

洗車一つ「ゴール」が何かで拘りと責任は変わります

最後に

洗車は車を綺麗に維持するための行為
車が主役であるための技術を持つのが洗車業です

利益目的だけで車を主役にできない人が洗車を語る

『洗車を舐めるな』

私個人が胸に秘めている絶対の一言です


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