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男は家庭での"脱"大黒柱を目指していいんじゃないか?

前回に続いて"共働き家庭"についてのお話。


内閣府男女共同参画白書(令和5年)で共働き世帯が過去最高になりました。
理由として①男性の賃金上昇の伸び悩み、②女性の就業継続率のアップなどがよく挙げられます。


昭和最後の世代である私も子育て中ですが、自分の身の回りで完全な専業主婦(主夫)という方はあまり見かけません。
肌感覚でも共働き世帯が多いのだろうなと感じます。


ところでこんな表現はご存じでしょうか?

"男は家庭の大黒柱"

実際に言われたことはないですが、心のどこかで思っている男の人って結構多いんじゃないでしょうか?

『家族を支えるために稼ぎ頭にならないと!』
『家族の長としての役割を果たさないと!』


実際にいま、子育てパパの仕事と育児の両立支援をしていると、知らず知らずに、この価値観によって弊害が出ているケースも…

今更ですが、大黒柱というのは…
"家の中央にある最も太い柱のこと"
つまりそれがないと家を支えることはできない存在ということです。

でも、柱は太い1本より2本の方がいいし。
みんなで一つの家を守れる形がリスク管理的にも良さそう…

夫婦で働いて、みんなで家事育児して、みんなで家庭をつくっていったらいいんじゃないか?



大黒柱がないお家をみんなで作ってみるのはなかなか楽しそうです。

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