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SRしか存在しない世界線における10弾EX〜12弾環境考察

みなさんこんにちは、りろです。

しばらく環境考察の記事を出していなかったのですがその理由は簡単。

「5〜10枚ずつしか追加されないし毎弾記事を出す必要ってないんじゃないか…?」という仮説に基づいたり基づいてなかったり今考えた話だったりします。

書いていなかった3弾の間で環境の変動はそこそこあったので今回はそこも多少含めつつ12弾環境をメインに書いていきます!

というわけで以下本編です。

前回までのあらすじ

前回を見ろ。

↓(試しにまとめを作ってみました)

注目カード紹介

皆さん、やはりデュエプレにどんなカードが実装されてるか気になりますよね?

実装カードは国家機密なので一般人には知らされないのですが今回は特別に注目カードを紹介します。

破壊龍神

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イラストがテキストに被さって死ぬほど見にくい

5マナフォルムの龍神ヘビィでは、後手からパーフェクトアースやカチュアを下準備なしで処理できる唯一のカードとして活躍することができるのが非常に強力です。

また、ゲーム終盤には当然の顔しながらフィニッシャーとして活躍する超万能都合良すぎマンです。非を打ちたくてたまりませんが打てません!

超新星 DEATH・ドラゲリオン

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イラストが死ぬほどかっこいいと僕の中で話題に

自身のマナと引き換えに相手の盤面を崩壊させる独特の能力を有しています。

このカード自体が主軸になることはないですが2枚ほど入れておくことで硬直した盤面や、じわじわと不利になっていく盤面をひっくり返すことが可能です。

マナゾーンの枚数についても龍仙ロマネスクがどのデッキにも標準搭載される今の環境ではさほど気になりません、気にしたい人だけ勝手に気にしてください。


ここまでの2枚は共に11弾のカードであり、11弾は恵まれた弾であるとわかります。

問題は10弾EX。

サムライ5体なんて出せるわけないだろ!ボルメテウス剣誠ドラゴン。

本当にもう単純に弱すぎるネログリフィス。撃てる呪文がありません。

ムーにどかされて5ドロー!やったね!ミルザム。

何も出ない。大掛かりな自殺。ZAGAAN。

馬鹿。シンラ。

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こうしたことから11弾が強力だったのは産廃量産弾だった10弾EXを反省したからだったのだと推測できます。

そして、この対照的な2つの弾の後に出てくる12弾ですが、ある一枚を除いては気合の入った弾となってます。運営変わった…?

まずは新たなフィニッシャーであるサンダームーン

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環境から武者ドラゴンが減っているため進化前が除去されにくく、除去せずに放っておけばそのままバイオレンスフュージョンから雑に神様が出てきてぶん殴って勝ちます。ソシャゲかよ。

プラチナムから進化すればキングムーにバウンスされても即座に出し直せる点も環境にマッチしています。

その他の究極進化もそれなりの強さを保っている調整っぷり。本当に運営どうしちゃったんだよ…


他にも強固な受けを手軽に実現できる精霊王イカヅチに、見た目以上に楽に着地して一撃必殺とも言える破壊力を持つエンペラーキリコ。

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カチュアからの選択肢としてドルボランとの選択となるであろうディルガベジーダ、ゲーム後半のアクセントとしてデッキに数枚刺すと相応の活躍を見せてくれるB・ロマノフ。

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こうしてみると非常に優等生が多いですね……

最後に紹介するのはボルシャックNEX

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優良カード揃いな12弾、唯一の汚点です

バトルゾーン出た時「ルピア」とつくクリーチャーを踏み倒せるのですがそんなものはいません。

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つまりスペックとしては「6マナパワー6000能力なし」という、あの稀代の弱さを誇るアガピトスを彷彿させる能力です。あまりに弱い。弱すぎる!!!!!なんならブロッカーない分アガピトス未満!!!!武者ドラゴンの完全下位互換です

みなさんご存知の通り、Twitterでは酷すぎるこのスペックに対して上方修正を求めるような声が連日見られました。流石に僕も可哀想なスペックだと思います…

全体外観

新たなフィニッシャーであるサンダームーンバイオレンスフュージョンを組み込んだデッキが台頭します。

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環境での序盤の除去がキングムーに偏っていたためその場凌ぎのバウンスではサンダームーンに対して有効性が低く、まさに環境の穴を突いたコンボだと言えます。

しかし流石は現代DCG。サンダームーンの流行から程なくして武者ドラゴンを採用したデッキが台頭します。

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ブライゼナーガが採用されるようになってから目に見えて数を減らしてたカードですが、6マナで6000ラインの小型を確実に処理できる唯一性は腐る対面がなく自然なメタの回りを感じます。

カチュアを抜いていた構築もサンダームーンに間に合わせるために再度カチュアの採用に踏み切ることが多く見られました。
まさにサンダームーンに合わせて環境が動いていると言っても過言ではないでしょう。

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こうして環境中期にはサンダームーンの通りが悪くなり、除去を飛ばし合うようになったのですがここで驚きの発表がされます。

スカルムーン上方修正

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先ほども書きましたが、サンダームーンの対策としてキングムーの代わりに武者ドラゴンを採用する傾向がありました。

そのため、スカルムーンを対処しきれない構築が増加。そのことに気づいたプレイヤーが次々にスカルムーンを採用し始めます。
使い終わったデスドラゲリオンから進化するのはめちゃくちゃエコですね。進次郎もにっこり

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しかし、当然スカルムーンにはキングムーが刺さります。つまり、サンダームーンとスカルムーンという異なる除去方法が要求されるカードをどう対処するかで環境が回っていきました。

最終的には究極進化をどちらも採用せずに2種類の除去に全振りした除去コントロールも台頭しました。

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こうしてかつて類を見ないレベルのメタの循環を見せた12弾環境は終わりを迎えました。

以下環境デッキ紹介です。

5cサンダームーン

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環境初期に確立した破壊力満点、ハンバーグトンカツスパゲティランチみたいなデッキです。食べたい。

サンダームーンからフュージョンを撃てば早期にゲームを決めることができる点がやはり魅力的です。

アースブライゼも似たような特徴がありますが基本的には両方とも採用され、とにかく序盤にフュージョンを撃ってやろうという意思が垣間見得ます。当たりたくねぇ

5cスカルムーン

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破壊に対して尋常じゃない耐性を持つスカルムーンを利用し、盤面のアドバンテージに差をつけて逆転の目を潰すデッキです。

一緒に採用されているデスドラゲリオンで一度盤面を一掃し、スカルムーンに進化させることでゲームの主導権を握れるのが強力です。

また、フュージョンを撃たれても勝ててしまう事象がそれなりに発生する点も見逃せません。

しかし、スカルムーンの解説で言った通りキングムーにあり得ないほど弱いことや黒単色が多いが故に事故を起こしやすいため、安定してtier1に居座ることはありませんでした。

除去コントロール(5cカチュア)

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除去を繰り返し、破壊龍神でフィニッシュするデッキです。

今までの環境トップに破壊龍神が搭載されているくらいの感覚で大丈夫です。
究極進化のない分採用されているカチュアの強さは健在で、除去の連打や困った時の早期フィニッシュを可能としています。

今後の展望

12弾は恐ろしいほどにメタが回ったためユーザーからの評価も非常に高く、今回は運営に拍手といったところです。ボルシャックNEXを除いては

2弾連続で良パックが出ているため13弾でも同じようなクオリティを期待したいものですね。

個人的には小型をアクアン、マーチングスプライト以外で欲しいなと思います。

それこそボルシャックNEXで出せる「ルピア」と名前にあるカードですね・・・

NEX本体にスピードアタッカーを付与するカードや、登場時に次のNEXを回収できるルピアなど色々な種類を出せば「どれを出すか」に駆け引きが生じて面白いと思うんですがね…でも2面展開できてる時点で強すぎるからないか笑

また、今回はADにしか触れませんでしたが、NDではプラチナムがスタン落ちした代わりにカチュアもブライゼもいないため穏やかなゲームが繰り広げられいるそうです。
NDの今後についても期待が持てます。

それでは。

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