日本での「おうち英語」とインターで英語を習得した娘の英語の違い
はじめに
タイへ教育移住してきて10ヶ月が
経ちました。
娘は今、
・インター(朝から14:00過ぎまで)では英語
・家では日本語(英語の絵本も少しだけ持ってる)
・休みの日に会う友達は日本人(日本語)
・週1回の習い事は英語
という環境で生きています。
今は日本でも「おうち英語」をしている人が
多いし、周りでおうち英語のメソッドを
教えている知り合いもまぁまぁいる。
渡航前の我が家の日本での英語の取り組み
タイへ移住する前、というか
生後4ヶ月目くらいからほぼ毎日
英語の絵本を読んだり、英語の歌を
一緒に聴いたりしていた我が家。
移住までの約半年は、
「海外で育つ日本人は、日本語力が
課題になる」と聞いたので
日本語の絵本をたくさん読んで
とにかく日本語のインプットを増やして
いましたが、
日本で英語絵本や英語の歌にほぼ毎日
触れていたので、色や動物の名前は英語で
少し言えたし、動物の絵かるたも
英語で私が言えば間違いなく取れる、
そんなレベルでした。
おうち英語で学ぶ英語とインターで学ぶ英語の違い
いざこっちにきてみて思ったこと。
日本にいて日本で取り組む「おうち英語」と
こっちで身につける英語の違いは
一言で言うと
「サバイバル英語か、そうでないか」
の違い。
英語の絵本を真似事のように読んでいる
こともあった娘。なので、英語力はゼロ
ではないかなーと思いながら渡航したの
ですが、こっちのインターで言われたのが
「She doesn't know English at all」
でした。笑
こっちにきてから娘が身につけた英語は
モノの名前が英語で言えるとか
挨拶ができるとか、そう言う教科書的な
ものではなくて、
No! (これは一番最初に覚えてきた)
It's mine!
Make a circle, clap your hands, turn around
Don't push, don't run!
Can you help me?
Why?
など、彼女がスクールで日々使う
先生や友達との間で、知らないと
生き残れないサバイバル英語。
「おうち英語」のメソッドにも色々
あるとは思うけれど、やっぱり
教科書的なおうち英語をしている
(教えている)所が多くて、
それだとどうしても
特に日本という英語が不要な環境で
生きる子供が
『自分に必要』と感じることが
できない。
テストの点数を取りたい、
話せるとかっこいい、とか
そういう価値観がない子どもにとって
「自分に必要かどうか」
というのが大きく関係するなぁと
改めて。
やはり言語って
特に子どもにとっては
「勉強」になってはダメで
いかに生活の中に取り入れ
必要なものにするか、ですね。