旅をする。
ふわり無重力で飛んであの街へいこう。
だれも知らない。だれからも知られていない。
まるで服なんか着ていないみたい。
夜はきれいな宿で、ひっそりと楽しい孤独を飲み干す。
ぐびぐび、ぷはー。喉ごしは最高なのだ。
そんな夜はいつだって月がキレイ。
そして朝はいつだって植物になったようにのびやか。
さあさ。旅に出よう。






加藤催青

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