語学
僕は3年くらい前から英語の勉強をしている。はじめたきっかけは《モテたいから》という不純なものだけれども、それでもやればそれなりに異国の人たちとコミュニケーションがとれるようになってきて、それが凄く楽しい。だから勉強はそんなガッツリってわけではないけれどそれなりに続いている。
現代社会は語学学習においてはかなりやりやすいと思う。コンテンツが多いしお金もほぼ掛からない。空いた時間に好きなだけできるから、無理する必要もない。やる気があれば誰でもそれなりのレベルの異言語を習得する事はそう難しい事ではないと思う。
体感として感じる事はとにかく反復する事とあとは慣れだと思う。その言語の感覚に慣れる事はマストだと思う。
僕は主にYouTubeとかスマホアプリを活用しているのだけれど、英語の解説動画を観ていて感じる事がある。それは、《何故ネイティブのように話さなければならない事を前提としてあるのか?》という事。
もちろん、発音や文法は正確に学ぶべきだとは思うけれど、微妙なニュアンスの違いをネイティブに寄せていく必要があるのかが凄く疑問なのだ。
《ネイティブはこんな言い方しない》とか言われてもそもそも僕たちはネイティブではないのだから、その言い方をする必要はないんじゃないと思ってしまう。
大切な事はコミュニケーションがとれる事であると思う。そしてそれを円滑にする為に必要なのはリズムとかテンポだと思う。会話の最中に《こういう表現はダメ》とかいちいち考えていたらスムーズに会話が進まないし、そもそもビギナーたちにそんな余裕はない。どう伝わるかを考えるのはある程度その言語を習得してからでも遅くはないし、そもそも、日本に住んでいるのであれば、そこまで気にする事でもないと思う。
異国に住む、定住しているとかであれば、その国の人になっていくわけだから、微妙なニュアンスの違いを意識する必要はあると思うけれど、そうでないなら気にする必要はあまりないと思う。何故なら、相手は外国人として接してくれるから言語能力をある程度許容してくれるのだ。
体感として、明らかな単語の間違いを指摘される事はあっても文法の間違いを指摘される事はまずない。外国人が少々文法を間違えていても許容してくれるからだと思う。少々失礼な表現になっても許容してくれるのだ。もちろん失礼な表現と知っているのなら使わない方がいいのだけれど、それを考え過ぎると会話がスムーズに進まないという事。
英語の解説動画を投稿する人たちはおそらく英語圏に何年か住んでいたから、そういうところを気にする必要があったのだろうけど、日本に住んでいて海外旅行をする時くらいしか英語を話さないのであれば、そこまで気にする必要はないし、そもそもネイティブではないのだから、完全にネイティブの様に話せないし、話す必要もないと思う。
日本人が話す英語として自信を持って話せばいいと思う。英語は世界共通語という認識が高い。故に英語を母国語としてない人達も共通言語として習得している場合が多い。だから一口に英語と言っても、いろいろな種類の英語があるし、コミュニケーションがとれているのであればどれが正解とかは無いと思う。
最も大切な事は《どう伝わるか》ではなく、《何を伝えたいのか》だ。