「地域に根ざす、ニーズから生まれた 起業のカタチ」に行ってきました✨ -①
やまぐちYY!ターンセミナーの11/16(土)回、「地域に根ざす、ニーズから生まれた 起業のカタチ」に行ってきました(* 'ᵕ' )☆
オンライン・リアル会場とありましたが、リアル会場に行って大正解! 外の寒さが嘘のような熱気に満ちた、賑やかな会場でした。
セミナーを聞きながらメモしていた内容や、その後沢山の方とお話させて頂いたときの感想を、3回程度に分けて綴っていきたいと思います。
聞き逃し・誤解釈など含まれている可能性はありますので、お気付きの方はコメントで訂正頂けると助かります。
セミナーでのお話について
Iターン移住をして和木町の地域おこし協力隊として活躍、その後イベント会社を創業した「村井さん」と、萩市にUターンしてスナックを創業した「生利さん」によるトークセッションが今回の目玉でした。
トークセッションの内訳はこんな感じ。
IUターン先の地域について
移住へのステップ
一問一答
元々起業したかった?
起業するときの不安は?
ニーズの拾い方は?
しくじり先生ネタを教えて!
その後、各市町や県庁から、起業支援の取り組みについてご説明がありました。
実際のトークセッションでは、村井さん・生利さんのお話はテーマごとに入り乱れてましたが、ここでは一人ずつの内容にまとめさせていただいています。
トークセッション: 村井さんのお話
Iターン先の地域について
私も全く知らなかったのですが、今回キッチリ覚えました笑
建築家・黒川紀章による庁舎が有名で、千代田区と同じくらいの広さをもつ町だそうです。
村井さんのミッションは、町内唯一の観光施設である「蜂ヶ峯総合公園」を活用し、町内を盛り上げるイベントを運営する、というものでした。
移住へのステップ
移住2年前から「いつかは移住したい」と思っていた村井さん。イベント会社で働いていたので、自分のスキルを活かせる協力隊ミッションを探していました。そこで見つけたのが和木町。縁もゆかりも無い場所でしたが、移住し、行政の支援を受けて3年間の協力隊を完了しました。卒業後、イベント会社「株式会社with PLUS」を創業しました。
一問一答
元々起業したかった?
「出来たらいいな〜」とは思っていたものの、気持ちは半々だったそう。起業する人には巧みに人を巻き込めるスキルが必要で、自分には地域に溶け込んで相手のニーズを理解するのは難しい、と考えていたそうです。
それでもがむしゃらに活動していく中で、地域の人々から協力を得ることができ、一緒に活動する仲間も見つかり、起業へと踏み出すことになりました。中でも行政からの支援がとても大きく、力強く背中を押してくれたそうです。協力隊として、行政が最も近くで頑張りを見てくれる相手なので、困難に対するアドバイスもたくさんもらえたそうです✨
起業するときの不安は?
「仕事があるか?」ということ。
小さな町なので、会社として成り立つ規模のイベントを続けていくことが出来るか、が心配だったそうです。
行政が立ち上げた企画運営の他に、ラジオのパーソナリティ・テレビ山口のコメンテーターなどの情報発信系の仕事を並行して進めることで、協力隊の頃の1.5~2倍程の収入を得られるようになったとのことでした。
ニーズの拾い方は?
地域の方々が目指すことを知り、彼らがやろうとしていることに「巻き込まれる」ことがポイントです。
あくまでも「巻き込まれていく」スタンスで伴走し、一緒に成功体験を積むことが村井さんの成功の秘訣だそうです。そうすることで、地域の人々が信頼して本音トークを聞かせてくださり、次のニーズを拾っていけるようになる、とのことでした。
しくじり先生ネタを教えて!
地域でお仕事をしていく中で大切なのは、「地域のキーパーソンとの合意形成」です。村井さんはここでしくじりをしたそうです。
まず、長年一生懸命地域を盛り立ててきた人たちにとって、「余所者が変えていこうとする」アクション自体が、地域を荒らしていると思われかねないことだ、という自覚が必要です。(度々こういう話は聞きますね)
軽視されていると思わせないように、誠意と敬意をもってゆっくりと信頼関係を築いていくことがとても大切なポイントです。
ただ、一度衝突しても諦めなければ、逆に理解者になってくれることもあるため、チャンスを逃さず自分のものにしていってください! とのことでした。
TO BE…
長くなってしまったので、続きはまた別日に書いていきます。
トークセッション:生利さんのお話
Uターン先の地域について
萩市は維新の町として有名な観光地です。(幕末オタクをしていた頃があったので、萩市は2回ほど行ったことがありました)
こちらで生まれ育ち、2回のUターンを経てスナックを創業された生利さんのトーク内容をお送りします。