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#14 「私にとってのアナザースカイ」
アナザースカイとは?
第二の故郷・あこがれの地
東日本大震災が起こった時、何かしないといけないと思ったが、中々行動に移すことが出来なかった。
そんな中Facebookをきっかけに福島市出身の同級生に出逢う。彼は蕎麦を極める為に長野県松本に移住し、震災以降被災地に入り炊き出しをしながら蕎麦を振舞っていた。
そしてその体験を元に各地で蕎麦会というものを開催していた。内容としては彼が打つ蕎麦を通じながら被災地のこと、そして故郷の福島のことを伝えるというものだった。
同じ同級生で福島市出身。何も出来ない自分が歯がゆくて、どうしてもその蕎麦会に行ってみたくて、七夕に神奈川県の逗子で開催された蕎麦会に行ってみた。
そこは遠く離れた逗子から福島に対する想いが溢れる空間だった。もちろんテレビやニュースで被災地に対する支援は知っていたが、それはあくまで間接的な感じ。会場は今まで感じたことのない熱い空間だった。
そして逗子の方々から頂いた、福島への想いの短冊を持ち帰り福島の旧盆に行われる七夕祭りで短冊を飾った。
翌年も逗子で蕎麦会が開かれ、時間が経っても忘れない想いがそこには溢れていた。
そして自分はどうしても彼にまた会って見たくて、何度も何度も松本に行き、また福島で会ってこれからの福島のことを熱く語ってきた。
福島での意見交換蕎麦会@多可橋。
南相馬復興祈願秋祭り。「復興支援団体しきだん会」と、松本市「支援部隊『みらい』」のコラボレーションイベント。
福島から松本に避難している方々と芋煮会。
東京での蕎麦会。
「つなぐ30年後の福島へ」全国から福島への愛あるイベント。
OK!木鶏!福島から松本へ!木鶏開業祝い。
そして福島から大好きな仲間を連れて松本へ。「大人の修学旅行」。
松本で行われた松本ボンボン。福島と松本。
大体いつも面倒くさいけど、大好きなんだから仕方ない。
人と人はどこまで本当に繋がれるのか??想いがあるから、そこが第二の故郷になり、そこに会いたい人が居るから会いに行く。
そこには距離なんて関係ない。どんなに離れていても心の距離がいつも側にあるなら関係ないと思う。
自分のアナザースカイは、これからも変わらずこの想いを持ちつつ、出逢う人にご縁を感じながらその時、その時に一緒に見る風景。
そしてまた出逢いが、未来へ踏む出す勇気をくれる。