番外編 信じる心と相関関係~通貨の相関関係、発現~

2022年8月6日、土曜日の朝、あるツイートが目に飛び込んできた。
「〇〇が破産申請」。

ボクも少し持っていたのですぐに売り払った。
情報、あざす、って思った。

次の日、価格を見ても微動だにしていない。
なんで?と思ったら情報の間違いだった。

そんな話を彼女にしたところ、
「バカね。私だったら最後まで持ってたよ。」
って言ってた。

破産してるのに持つの?って聞いたら、、。

「持つって決めたんでしょ。最後まで信じてるから。」

って。
なるほど。

すげー。

なんか、あなたの事は信じてるよ、って言ってもらった気がして、鼻が高くなった。同時に思った。

頑張ろう。

話を戻すけど、なんでこの話をしたのかっていうと、一つ師匠から、一度背中を預けると決めた優位性が生きているうちは断固ホールド。というトレーディングのルールを授かっていたのだ、正直、ちょいちょい逃げていた。

この度彼女の発言が、その部分にグサっと刺さって、ずしッときたというか。

それでその次の日のトレーディング、エントリーしてから、損切されるまでホールドしてみたのね。

最初はストップラインにレートが近づいてくるとワーキャーなってたんですけど、そんな中でもチャートは動いている訳で。

当然、保有している方向を応援する目線でみちゃう訳なんですけど、そんな中で、普段ここで入り直してるな、って思い浮かんだり、それに対して冷静に、養分やん、っておもったり。

これまでなら途中で逃げて、分析し直した結果、逆方向にエントリーして切られて、っていうところにハマっていたな、っていう事に気付けた1日を過ごしたんですね。

しかも、トレード回数が圧倒的に減って、1日のパフォーマンスも良かったんですね。

それで、背中を合わせて戦う上でのマナーを覚えたというか、ですね。
人生でとても大切な事を学んだ気がします。


「背中を預けられる存在。」

後ろから銃口を向けられていても、コイツがいるから、と、一切振り向かずにいれる相棒。

そりゃ、そんな相棒が見つからないからって、そのへんの通行人つかまえてちょい、頼みますわ、と。

あぶない、あぶない。


相場は、戦場と変わらない。
命=時間はかけないけど、命の代償になったお金はかかっている。

そんあ戦場に、そこへんのおっさん捕まえて、目の前を通りすがったヤンキーのヒゲ掴んでイチャモンつけようとしても、そんな思い通りにいかないよ、と。

という訳で、長くなったのですが、「断固ホールド」を心得たところで次の日、またも着想が。

朝10時からポンドドルを買っていたのですが、途中でドル円に売りを浴びせていました。

そしたところ思いとは裏腹の方向にレートが進んで、うわぉと思いまして。

恐怖心でつい決済ボタンを押しそうになるも、止まる!

過去の反省から、ロウソク足が今、形成を始めてからどれだけ経過していて、残りどれだけの時間で確定するかを確かめて、次のロウソク足が始まる位置が明らかになってから、とルールを決めていたので!右手の人差し指が止まりました。ルール、すげぇ。

そして、いやいや、と。
その前に、背中を預けたヤツがまだ生き生きしとるやないかい、と、なりました。

ついつい目先の事に捉われて、うぉ、儲かる!と思ったらそれ相応の、うわぁ、損する!と思ったらそれ相応の行動を取ってしまうのが人間です。
もはや、これはシステム化しないと、精神力だけでは無理だわ、と思いました。

そんで、断固ホールドして見守っていたんですね。

その日の朝は珍しく、相関関係、逆相関関係のある通貨ペアの分析は全て済ませてあったんですね。
(いつもやっとけ)

それもあって、見守っている間でも目が離せるターンがきた時に、別の通貨ペアの状況も順に確認していきました。

そしたらこの通貨ペアが、反転したら、別の2つの通貨ペアもつられて反発する。そしたらこれらは全て同じ方向に向かってレートが進みだすから、それぞれが相乗しあって進路を固めそうだな。
そしたら、逆相関のコイツがその反対方向に進みだすのは自明だな、と考えるようになりました。

…そんな事を考えていると、頭の中で、知識と今がピンと繋がったのです。

「ん!?俺今考えてるの、通貨の相関関係ってやつじゃね!?」

閃くと同時に、ドクッと心臓が高鳴りました。

そこから、ゴールドドルを中心として、ゴールドドル、ドル円、ユーロドルの4通貨ペアの分析をそれぞれで行いながら、それぞれを他の通貨ペアとの相関関係からみたらどうか、という視点でみていきました。
そしたら、目先のレートの動きが読めなくても、他の相関関係のある通貨ペアが反発しているからそろそろ勢いが弱まるだろう、みたいな予想を立てるに至ったんです。

これまで、半歩先、一歩先の値動きのヒントがみてとれなくなると、その先に思考が繋がらず、手を考える以前の状態になっていたのですが、通貨の相関関係という視点に立って、外側からみてみることによって立てられる仮説があり、間違えていたとしても一つの仮説が立つ事で、それを踏まえたシナリオを立てる事ができ、その道のりの延長線上で長期の流れと合流を果たすのがみえるか否か。
もしそれがみえたのであれば他の通貨ペアもまた、シナリオ通りになったとしたらその時、どうなっているのかを考えていく事によって、環境認識、シナリオ構築、エントリータイミング、その後の展開までをヒトツナギに理解することができる。

逆に、この一連の流れの中で一つでも欠けたものがあると描けないみたいです。
エントリーしてからの展開を、通貨の相関関係、という観点から追いかけてみてみえたことでした。

前々から、通貨の相関関係って、どうやって検証するんだろう?って思っていましたが、一度みたら割とすぐ理解可能で、割と即実戦投入可能、むしろ、実戦の中で同時に通貨の相関関係もみていくことで、読める時が多くなるというか、耐えるなら、耐える根拠にもなるし、伸ばすなら伸ばす根拠にも成り得るし、エントリータイミングをとる時に背中を押してくれたりもするし、と、活かし方はわかってくるんじゃないかな、と思いました。
百聞は一見に如かず。


【断固ホールド】

それは信じる心を持つ、という事。

断固ホールドが発動していると云える最中は、トレードだと、損切にレートが突撃してきたりきて恐怖を感じる事が多々ありました。しかし、断固ホールドを約束している以上、どうする事もできず、言葉の通り、"見守る"事しかできなかった。

逆にこれが良かった。

見守る、という事をやった結果、逆に心の余裕が生まれました。
これまではトレード中、むしろ余裕ありませんでした。

これは現実世界でも同じだと思います。

目先の事に捉われて、視界に入ったものにイチイチ反応してたら、余裕なんてないですもんね。

彼女との会話、非常に実り多かったです。
ありがとな^^

ハッシー。

PS
通貨の相関関係見るの、めっちゃ大事やん!!って気付いてからというもの、パソコン開けて、展開をメモしていました。
その内容がどうというより、つうか の相関関係の大事さに気付けた感動を残しておきたいと思ったというか。

せっかくなので、この下にコピペで貼り付けしておきます。

その道の人はみてみても収穫あるかも。

"通貨の相関関係"は重要なパートになってくると確信したので、そのきっかけを刻んでおきます。

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以下神降臨中のメモ転記ここから
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■通貨の相関関係の発現経験
2022年8月9日(火)
日曜日、彼女からの、「私は信じたらとことん待つよ」という発言から、断固ホールドを心得る。
午前10時からのポンドドル、断固ホールド中に始まった相関関係のメモ。ここから全てははじまた。

以下、当時のメモをそのまま転記します。

2022年8月9日(火曜日)
(ゴールド)
雇用統計で直近高値を打ち破る上昇をみせた翌週火曜日。前日は深く押して再度上昇、4時間足+1σに到達後、下降30-20MAの勢いで下降するも、4時間足-1σにぶつかり、上昇30-20MAの勢いで上昇。

(10:00)
30分足20MAをレートがブレイク。その後、ポンドドルをロングで保有した。
ゴールド続落。1時間ミドルまで空間が空いているので到達必須、ただ、ポンドドルとドル円(ショート。途中で追加していた)を保有している自分としては相関関係が機能するとまずい。

(10:45)
ゴールド続落。ポンドドル、直近安値を切られるといよいよストップ一直線。でも背中を預けたからには最後まで断固ホールドを決めていたので、このレポートを書いている。なう。
見守る事以外何もできないので、チャートを見ていたら、他の時間足がどうなっているのか気になった。
ポンドドルを引きでみてみたら、-1σに差し掛かったところだった。1時間足確定まであと10分強。

ハッとして(気付き:★良くも悪くも"ヤバイ"と思った時、引きでみてみると置かれている状況が"みれる"★)、ゴールドを引きでみてみた。
そしたら、15分足75MAがおいついてきていた。1時間足20MAもおいついてきていた。(★フラクタルでほぼイコール★)ただ、過去意識されたっぽい、レベルの存在感。

っていう事は、ゴールドの下落はまもなく弱まる可能性があるな。
ドル円も降りかえてして上昇しそうなチャートだけど、ゴールドの下落が弱まって反転の兆しがみえたら、相関関係が連動を取り戻してドル円の一旦の下落がはじまる可能性があるな。
ゴールドドル、ドル円の動きがそうなる頃には、ポンドドルにも上昇の兆しがみえる可能性が生まれるな。
よし、ポンドドル、下降こわいけど、やっぱり損切られるまで保有しよう。

(10:50)
ゴールド弱く戻そうとするも続落。ただし、ドル円続落の兆し、の中、ポンドドル下落、ユーロドル(突然登場すみません)下落の勢いが弱まったかのようなカタチ(5分足ミドルをレートがまたごうとしている)。
これらから総合的に、「ゴールドが1時間足ミドルに到達した事をきっかけに、1時間足-1σでレートが反発、もしくは-1σがレートを追撃するカタチで反発のいずれかになる」事を前提に相場をみていた。

(10:55)
まもなく1時間足確定。
ポンドドル-1σより下で実体始まりそう。

(11:00)
1時間足確定。
ポンドドル-1σ下実体確定実体始まり。5分足で確認したら下ヒゲ陰線。15分足まで引いてみたら最安値をヒゲで戻した足が確定した次からのシーンだった。視座が上がっった。
ユーロドル1時間足-1σ実体上始まり。下落してきたが、1時間足-1σがレートを追撃するカタチの反発がみえるので無視。ポンドドル下降続くも、さっきの根拠と、ゴールドとユーロドルのシナリオの前提から、無視。
ドル円続落続く。他反発して上昇に転じたら、今のエリアが下落の最後の一服となる可能性が高い、とみえる。
ゴールド続落して15分足75MA、1時間足ミドルをそのまま抜く。その先からは1時間足75MAがあって、4時間足ミドルが追撃してくるカタチがみてとれる。なので、シナリオ通りと踏んで無視。

(11:15)
ポンドドル下落。前提があるので無視。こわいな、って思った。
ユーロドル、短期で下落の兆し。しかし、1時間足@1σがいるので無視。
ゴールド、1分足ミドルを超える。シナリオ発動がくる?
ドル円、軽くダブルボトムのようなカタチをつけて、ウェッジを描きながらダブルボトムのネックラインをレートが超えにいっている。超えた次には波動のネックラインまでは折り返し倍の距離がある。シナリオ前提に考えると、ヒゲをつけて、もしくは、超短期的に上昇してからの下落か?

(11:25)
ポンドドル、直近の上昇下落を支えていた重芯の5分足ミドルを実体で抜いた。次は波動の外郭の5分足+1σでの反応からのシーンが決め手となる。みていたら5分足+1σ付近で一旦反発下落してきた。5分足ロウソク足確定間近で大きく戻して次の足へ。大きな下ヒゲ陽線で次の足が始まった。外郭1σ付近。15分足で確認すると、もしこのまま上昇したとしたら、-1σのロールリバーサルを起点に上昇した事になる。30分足も同様。
ユーロドル、今の下落上昇をサポレジしている5分足ミドルを外郭として、弱い勢いで落としてきている。その中、シュッと下落。こちらに関しては1時間足-1σがいるのでスルー。5分足で小さく三尊をつくろうとしている
ゴールド、15分足75MA、1時間足ミドルを抜き返そうとしている
ドル円、5分足ミドルを割って、小さく上昇の兆しが出た。15分足ミドルを抜き返すには、5分足のボリバンごと反転させる必要がある。他の通貨が上昇に転じる流れである事を前提にホールドを選択。損切は15分足+2σ外側。ボリバンごと折り返す兆しをみせたら。

(11:35)
ゴールド、5分足をみていたところ、上昇してきていたレートが下降しようとしているようにみえて、15分足を確認したところ、15分足75MA下からぶつかってきて、小さく反発しているところだった。
今まだ11:35分。15分足確定までの時間を考えたら、今の動きから想定できる今後の展開は相場次第だと思った。15分足75MA上で実体始まりだったら、上昇の気を取り戻した可能性が高いってことだもんね。
確定した15分足を踏まえて考えようと思った。
ポンドドル、5分足のレートが+1σを超えようとしている。
ユーロドル、勢いは反転してターンは切り替わっている模様。
ドル円、小さな上昇を続けるが、15分足が確定しないと、わからないので、様子見。

(11:45)
ゴールド、15分足75MA実体上ギリ始まり。
ポンドドル、5分足+1σ実体超え、+1σ下始まり。キーの30分足ミドルには下から刺してきている。
ユーロドル、5分足+1σ実体超え、+1σ上始まり。ポンドドルと総合して考えると双方ともに、★+1σ1回突入した(双方+1σ下抜け)★、という事実を認識すれば良い、と判断。
ドル円、5分足は+1σ&200MA超え。15分足ミドル&75MAどちらにも少し届かず。1分足で示してきている波動は収縮気味のところ、15分足でみてみると反転候補に差し掛かろうとしているあたり。まだ保有。
総合:★どれかが爆発したらどれかが爆発する★、★どれかが逆方向に爆発したその勢いが全てに波及する可能性がある★、★基本的にはどれかが反対側の方向に振っても全ては連動しきれずに元の相関関係の示すところに戻ってくる★

(12:00)
1時間足確定。
ポンドドル、5分足+1σ上スタートするも、15分足、30分足、はミドル下スタート。1時間足以上上では下降してもおかしくない様相、日足までいくと、ミドル下スタートの今日、まもなく下落スタートしてもおかしくない場面。
ユーロドル、1時間足反発確定、5分足+1σ上で始まるも、15分足、30分足はミドル下実体始まり。1時間足ミドルは角度を変えようとしている。
ゴールド、1時間足ミドル上に実体を乗せてきた
ドル円、15分足&1時間足ミドル実体上始まり、キーの15分足+1σにはこれから到達、30分足ミドルは実体下始まり。この15分、30分が決めてとなる模様。

(12:15)
ゴールド、5分足+1σ上実体始まり、1時間足ミドル上に実体を乗せてきた。
ポンドドル、ユーロドル、共に上昇して、ミドル上実体確定。レートを一気に伸ばしてきた。シナリオ発動の証となるか?
ドル円上昇、15分足+1σ超え、キーの30分足+1σと、直近ヒゲ高値に差し掛かる。30分足確定までの残り30分、相場の気分次第で損切引っかかると捉え、一段上の高値に損切を一旦逃がす。1分足ミドルを下抜けして二番天井をつけたら戻す方針。

★あくまで描いているシナリオがある上で、ドル円が短期的に上昇してきているところ、と決めてかかっている★
★ゴールド、ポンド、ユーロが特段崩れる様子もなくシナリオに沿っていこうとする中だった事に加えてその後、ゴールドが5分足規模でレートを一気にグーンと続伸させてきている。★

(12:20)
ポンドドル、15分足ミドル超え。
ユーロドル、15分足ミドル超え。
ゴールド、5分足+2σ超え、キーの30分足ミドルに刺さる。ポンドドル、ユーロドルのシナリオ通りの動きから、このまま続伸したとしても一回下に大きく振って、上昇方向に戻ってくるのが理想的。
ドル円、一旦1分足のミドルまで下落。ターンロールしたら増し玉予定。30分足が+1σの上で決まるか、下で決まるかが鍵。

(12:30)
ポンドドル、15分足+1σ超え、3O分足+1σ実体上確定、実体下始まり。
ユーロドル、15分足&30分足、+1σ実体下始まり。ポンドドルとセットで流れを踏まえてみているので、この状態でも安心してみてられる。
ゴールド、変化無し。短期上昇の流れを継続。
ドル円、15分足、+1σ下抜け、30分足+1σ反発。1分足でみえるネックラインを割っている事からもここでショート増し玉。

★★★ここまで★★★

その後、

・ポンドドルは、上昇。
・ユーロドルは、上昇。
・ゴールドは、上昇。
・ドル円は、下降(勢いは弱く、その後1時間足-1σで反発、上昇ウェッジを描く)。

持っていたポジションはすべて無事生還。
「ゴールドが反発してシナリオに沿って走り出すのが、全体が動き出す引き金となる」という部分が自分の中で明確に一つあったのがでかかった。

シナリオを描く、と言いますが正直、今回初めてきちんと一連を体験したような、新鮮な気持ち。

トレード、知れば知るほど、深いけどわかるというか、わかるけど深い。
面白い。


★時間をおってみていく度に確信に変わっていった。通貨の相関関係をつかう、ってこのことか、って思った★

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