2: 排泄 トイレトレーニング

今回は排泄・トイレトレーニングについてです。

これは身体の発達具合で個人差があるものなので、一概にいつ初めていつ終わると言うのは分かりません。

一応目安は年少になる頃に紙オムツからパンツで過ごせるようになり、小学校へ上がる頃までに、夜間もオムツではなくパンツで過ごせるように、と言うものがありますが、これもまた個人差があるので、本当に人と比べない方が良いです。

トレーニングを始める目安は、

・自分でトイレまで歩け、一人で便座に座っていられる。

・大人の問いかけにYES/NOで答えられ、自分の気持ちなども言える。

・膀胱が発達し、おしっこの感覚が1〜2時間空く。

・自分でズボンの上げ下げが出来れば尚良し。

要するに2〜3歳頃です。春夏秋が寒くなくてベストです。


トレーニングの順番目安。

1、絵本などでトイレは何をするものか伝える。(大人のトイレ姿でも・・・衛生面で心配なければ。しまじろうは効果的面でした。他にも今時トイトレ動画はyoutubeでも検索すれば色々と出てきます。)

2、出なくても、とりあえずオマルやトイレに座らせてみる。(オマルの目の前でパンツを脱ぎ、終わったらその場で履く。を習慣づけるとパンツを履かずに部屋を走り回る事は減ります。。。便座やトイレが冷たいと嫌がる子も居ます。トイレはなるべく暖かく、明るい雰囲気に。しかし、キャラものなどが多くても気が散るので、集中させるためにも座って視界に入る部分には何もないのがベストです。)

3、排尿間隔を確認して、出そうな時に連れていく。(大変ですが毎日1時間毎くらいにオムツを覗いて出ているか確認し、大人が認識していく。やりやすいのは起きてすぐ、ご飯前、着替え時、外出前、昼寝前後、お風呂前、就寝前など。大事なのはプレッシャーを与えない事。期待やガッカリは言動に出さないよう気をつける。)

4、「おしっこ、うんち、出たら教えてね」(最初は、出てからの報告を待つ。出たと言ってきた時はすぐにオムツ替えするのがポイント。しばらく間を開けると、排泄自体そんなに大事じゃないんだと言う認識になる。よってトレーニングが難航します。定期的にトイレには連れていく。嫌な時は無理矢理は辞める。最初は1〜2回から習慣化していき、徐々に習慣回数を増やしていく。)

5、「おしっこ、うんち、出そうになったら教えてね」(出るのを伝えてくるようになったら、次は出る前の報告を待つ。失敗しても責めない。自我が強かったりプライドが高い子だと、こちらが聞くと更に言わなくなったりするので、性格により再々は聞かずに待つ。)

6、トレーニングパンツを使用。(トレーニングパンツの導入は、大人の都合や子どもの性格により時期が変わります。漏らしたら家がおしっこまみれになるので、環境が整った時かもしくは大人の時間に余裕がある時。

我が家の子は失敗に過敏に反応する子なので、自分で出る事を伝えられて何度も成功するようになってから本格的にトレパンにしようかなと思っています。現2歳半で夕方2時間程1日1回使用中。

保育園では、排尿間隔が開いてトレーニング開始時にトレパンにする事が多いです。2歳頃。長期的に行います。

汚れ対策バッチリな環境でないと、毎日数回の失敗に大人が参ってしまい、そのうち子どもの失敗を責めるようになります。

子どもも元気で頭がクリアな時でないとトレーニング出来ないので、トレパンを使用するのは、午前中は9〜12時の間、午後はお昼寝後の15時〜18時の間位から始めるといいと思います。

今は生理用ナプキンのようなものもトレーニンググッズとして出ているので、最初はそれを使用してもいいかもしれません。

毎日何度も、そしてマスターするまで何年も、の仕事ですから、お互い無理のないトレーニング計画が立てられるといいですね。習慣化を目指しながらも、その時その時の状態に合わせる。。。)




トレーニングがこんなに困難なものとは思わなかった!と言うのがみんなの本音だと思います。

しかし、焦らなくても、集団生活に入り活動(遊び)に支障が出始めると、子どもも自然と自分でなんとかしなくちゃと思うようになります。

先生も根気よく「今トイレに行っておかないと後で困るよ」と活動前に促してくれます。

園側は、もちろんトイトレを家で完了してくれた方が楽なので、頑張ってねと言いますが、それで余計なイライラを抱えるくらいならコッソリ園にお任せして笑顔で子どもと接した方が子どもの為です。

6歳位まで専業主婦で居られる家庭じゃないと時間的にも難しいので働いているママは遠慮なく頼るといいと思います。こっそり(笑

そう考えると専業主婦も鬼のような仕事を抱えていますよね。この他にも子どもに関しての仕事は山のようにあります。

長期戦で緩やかにいくのか、短期決戦でいくのか、子どもの性格と大人の都合を合わせつつ計画出来るといいですね。

ただ一つ、トレーニングで気をつけるのは、本当に大人側が周りと比べて焦らない事。

出ない時は出ないし、分からない時は分かりません。

早くても褒められるものではないし、遅くても責められるものではありません。

とはいえ、これでいいのか分からないよ、と言う人の為に、事例ケースをいくつか書いていきたいですね。

また後々。

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