専業主婦いじめを乗り越える
専業主婦とは一体何なのか?
専業主婦ってなぜこんなに肩身が狭いんでしょうね?
まぁ、全然大変そうに思えないということはよく言われてますけどね。
家の仕事に専念するのに賛成か反対か論争は昔からあります。
前提として、家の仕事や子育てを一般的なラインでこなすのであれば、それだけで時間も労力も365日フルに費やし、休みもない給料もないブラック企業並の仕事というのは事実なのですが、
外で働くならば家の仕事の、どこを削れるのか、どこまで削ることが可能なのか、それで生きていけるのかということになります。
本来人間としてやらねばならない生活のあれこれをどこまで妥協できるかということです。
ここが問題です。
自分の労力の持ち点が100なのに、
そこに外での仕事を持ち込むと、例えば外仕事50点・家事育児50点ならトントンになりますよね。
しかしなぜか外仕事100点・家事育児100点で行こうとする人、それでやれという人がいます。
その上、それが女性ならば当然・出来るはずだと思っている人がいます。
いや、200点を365日は無理ですよ。
男性で出来る人います?できたとして、多分100日目位に倒れています。
俺はやってる、という方がいるとして、それ多分100点です。
やってる=できる範囲=100ということなので。
家事育児外仕事を100でやろうとすると、どちらもかなり出来は悪いし手を抜かねばなりません。
単純にですけど、1ヶ月週6日で開けていたお店は、週3日になるということです。週3日じゃないと他の仕事が回らないんです。
それで同じ売り上げを出せばいいじゃんという更なる偏屈を言う方は、倍の売り上げを出すのにどれだけの労力がかかるのかが分かっているのでしょうか?
それに費やす労力と時間を捻出するためには外仕事30・家事育児30・創意工夫40位の割合にしなければいけないので、さらに事態は悪化する。もちろん創意工夫は大事でその都度やった方がいいとは思うけど。
そしてここで忘れてはならないのが、自分の時間がないということ。
自分への休暇や投資に20位使わないと、いつか倒れるしいつか不満は爆発する。
結局、外仕事40・家事育児40・自分20くらいになるのが現実な気がする。
しかし、育児は想定外に労力と時間を取られるので、もう少し現実的になると、外仕事20・家事育児70・自分10位の生活を送っている人が多いのではないだろうか。
その家事育児の内訳が家事20・育児50位で。足りなくなれば自分の10も削って家事育児に充てる。
時間的に足りない人も多いので、結局は毎日50位の労力を追加し、150で毎日を生きる。フルスロットル。そしていつか倒れる、もしくは病気がちになる。。。
まさか、外仕事が20の力で可能な人なんて一握りでしょうしね。
仕事は外での責任が伴うので、20でこなせる仕事って超絶簡単なことしかできない。果たしてフルタイムでそんな職業あるのか?
今、配偶者だけの説明しましたけど、
これ、親戚や近所の人なんかが入ってきた日には、150どころじゃなく200のターボで毎日を乗り切らねばなりません。
200って(笑
150の50を肩代わりしてくれる親親戚近所の人もいますが、50を乗っけにくる人も居て、どうにもキレ案件です。
「あら〜、掃除もできない位忙しいのかしら?」
「もっと子どもに栄養のあるもの食べさせた方がいいんじゃない?」
事情を説明するのもめんどくさいので「ははは」と対応したとして、その分のストレスを何かで発散しなきゃいけなくなるからまた労力を使う。
子育て時期の20〜40代ってそうやって労力が足りないためにミスを指摘しやすい弱い立場になることが多くて、しかも正論には言い返せない条件が揃ってたります。いじめっ子にとってみれば恰好の餌食というか。
お金もない(出ていく)、立場もない、職もない、子育て中で時間も体力もない、ないないだらけなんです、与えている側だから。
専業主婦なんか最たるもので、なんでもいじめる材料が揃っています。だから言われやすい。
「気にしない」という能力があれば華麗にスルーできますが、多くの人はそうではないですよね。
精神的に弱っているので攻撃はスルーできずに受けてしまう。
海外を見てみると、夫婦ともに仕事を持っている人が多いというヨーロッパなどの話を聞きます。
確かにそうかもしれませんが、じゃぁ他の家事育児に課せられるハードルも低い可能性もあります。
夜ご飯は屋台で食べるとか、火を使わないパンとハムだけを食べるとか、料理に時間を割いていなかったり、家の造りも違うので掃除の仕方も違います。
子育てもそこまでマナーに厳しくなかったり。
色んな国で色んな事情があるので、日本もどこかが寛容になったら負担は減るのになぁと思いつつも、日本独自の良い文化もあるので一概にこれが良いとも言えない。
とにかく、専業主婦って下に見られがちだよね、意地悪されがちだよねっていう状況に対して、解決策があるとするならば、、、
もう、心を「強く持つしかない」と思う最近。
専業主婦を大いに謳歌している女性って、総じて皆さん強い。
自分の意見をはっきり言う。ついでに家事育児能力も高いが。
*他から何を言われようと、私は仕事をこなしているのだ
*家のトイレ掃除と職場のトイレ掃除と何も変わりはしない
*給料がないのにこれだけ働く私って素晴らしすぎる(奉仕の心)
*大量の仕事をこなせるマルチな才能、そして計画性
*かと思えば臨機応変にも対応
*学校行事にそつなく参加するコミュニケーション能力
擦り倒されたような内容だけど、仕事をやってないのではない、やっているのだ。そこを認識しなければならない。私は動いている、私は考えている。それは事実なのだ。
「遊んでばっかでいいね」→遊んでるわけではない、動いているのだ。でも外での仕事も家での仕事も創意工夫で楽しくすることはできる。その幅は確かに専業主婦の方が広いかもしれない。
その分、しっかり気分が明るくなって、家庭を照らせばいいと思う。
その明かりがイラつくなんて言う家族とはもう一緒にいなくてもいいし、尽くす必要なんてない。
何らかの理由で離婚できなければ、誰かに自分を更に照らしてもらえばいい、そう推し活とかで。最悪タダでも推せる。
心を強く持つって、事実と妄想を分けること。
誰かが何かを言ってきても、これは事実だし、と強く確認すること。
その強さが徐々に周りを黙らせる。
今日の夕飯、鍋でごめんね、、、(簡単なものでごめんね)
鍋は味付けは簡単かもしれないけど、野菜がたくさん入ってる。
こんなに大量の野菜と肉を食べれて、短時間で調理できて、こんな良い料理ない、と私は思う!
手抜きではない、アイデアだ。
鍋は栄養が高い、事実だ。
1週間掃除機かけてなくてごめんね。
健康被害が出ていないのならば問題ない。
それが事実だ。
できる時にやればいい。
洗濯物干すの忘れてた、、、
もう一度洗えばいい。そう言う日もある。
洗濯物1日干し忘れててダメになる服は昨今少ない。
干し忘れて死んだ人はいない。
気にしない。あなたばズボラではない、物忘れが酷いわけじゃない、そう言う日も人間なら必ずある。
困らない=事実!!
これで何か言いたい人は、言いたい人に問題がある。
文句を言いたいのだ、人を責めたいのだ。
その人に問題があるから、言われたことはスルー。
私は悪くない。
一緒に心を強く持って主婦業子育て業乗り越えていきましょう。