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読書note No.15「自分を変える」心の磨き方 第四章から  マーク・ネポ 野口嘉則訳

自分が今いる場所を、どこか最終的な目的地と比較して批判することで、自分自身をひどく傷つけてはいませんか。これは何者かになろうとする苦しみの1つです。今いる場所は、目指す場所に刻々と近づいてはいるものの、決して...。


今日も読書ノート、開いていきますね🤗

2021/01/15 15日目!
今日もがんばりまーす。

<1book>
The Book of Awakening
「自分を変える」心の磨き方
マーク・ネポ 野口嘉則訳
三笠書房
第四章 つかんでいるものを手放すー「いつもシンプルに生きる人」に共通するこの習慣

<3point>
①一瞬一瞬が成長のプロセス
 自分が今いる場所を、どこか最終的な目的地と比較して批判することで、自分自身をひどく傷つけてはいませんか。これは何者かになろうとする苦しみの1つです。今いる場所は、目指す場所に刻々と近づいてはいるものの、決して満足できるものでは無いのでしょう。成長していくどの段階においても、精一杯伸びようとしているのです。しかも理想として思い描く姿と比べると、いつも不十分にしか見えません。
 人間は自分をしょっちゅう駆り立てます。普通より早く成長しよう、あるいは徹底的に成長しようと無理をすると、いずれ挫折してしまいます。自然な成長には時間がかかりますし、実際のところ、問題の大部分は「焦り」が原因で生じるのです。
 この苦しみを癒すには、自分が成長過程のどこにいようと、どれほど欠点があっても、不完全なものであっても、それは本当の自分へと花咲く途上だと受け入れることが必要です。一日の終わりに成し遂げたことは、どれだけであろうとそれで充分なのです。夢は現実となりつつあるのですから。

②待つことのパワー
 待つと言うのは常に苦しく、なかなかできないことです。しかし、「待つ」ことで、私は命を救われたことがあります。それは、最も学びも大きいレッスンでした。待つことは、やるべきことを回避すると言う意味ではありません。「恐れ」があると、素早く行動しなければいけない気になります。しかし、待つことは、予想もしなかった結果をもたらしてくれます。なぜなら、待つことによって、私たちは敵の中に自分自身を見るからです。
 私たちが他者を恐れる時、本当は自分自身を恐れています。他者を疑う時は、自分自身を疑っているのです。他者を傷つけるときは、自分自身を傷つけているのです。傷つけたり、恐れたり、混乱したりするときは、この地球に自分の場所を見つけなければならないと焦ったりするときは、もう少し待ちましょう。そうすれば恐れているの間に物事は、それが本来持っているかけがえのない美しさに凝縮していきます

③「ベースを落とせ」と言うサイン
 物事が動き始める瞬間、呼吸が始まるシンとした瞬間へと導かれて行きます。その瞬間がなぜそれほど大切かと言うと、その瞬間からは、絶えず生命のみずみずしさがほとばしっているからです。この瞬間とそのみずみずしさを繰り返し見つける秘訣は「ゆっくりと生きる」ことになります。
 物事が順調に進まないときは、往々にして「ペースを落とせ」と言うサインです。悲しいことに、多くの人はあまりにもハイペースで行き、全力疾走しているために、病気になったり生活が破綻したりしないと、ペースを落とすことができません。もし人生の試練に見舞われて、行き詰まったり、無気力になったり、疲労困憊したときには、思考のペースと心のペースを落として、初心のみずみずしさが戻ってくるのを待ちましょう。

<1episode>
手放さないと新しいものがつかめない

さぁ石を手放そう。
手で石を握りしめていると、自由にドラムが叩けない。
心が加工握り締めていると、自由に歌を歌えない。

 1つのものを握り締めている限り、それが医師であれ、手すりであれ、武器であれ、手を開くことも、他のものに手を伸ばすこともできません。生きるという永遠のドラマは、このシンプルな法則に則っています。何かを作る、触る、あるいは音楽を奏でるためには、握り締めているものが石であれ、棒であれ、銃であれ、それを手放すと言うリスクを冒さなければなりません。自分の過去を握り締めている限り、目の前にある愛を抱きしめることはできませんし、そうなると、癒されることもないのです。手を空っぽにしないと、新しいもので満たすことができないーこれは絶対的な真実です。心にしても同じことですだからこそ、日々手放す勇気が必要なのです。

=心を整えるエクササイズ=
→静かに座り、心の中で握り締めている1つのものを思い浮かべてください。
→息を吐きながら、手を開き、心の中でずっと握り締めている感覚を温めていきましょう。
→手を開くのに伴って、心も開いているとイメージしてください。

<1action>
「焦り」や「恐れ」は私にとって、大きなテーマで、納得!してしまいました。
「焦り」を感じたら、「ペースを落とす」
「恐れ」を感じたら、「待つ」
を忘れずに、思い出そうと、思いました。


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カウンセラーをやっております。お気軽にどうぞ☺️
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