読書note No.14「自分を変える」心の磨き方 第三章から② マーク・ネポ 野口嘉則訳
自分が必要としているものを口に出さずにいればいるほど、私たちと世界との間に、目には見えませんが、冷たくて硬い壁が生まれます。自分が何かを必要としているときに、それを得られるかどうかが問題なのではなく、...。
今日も読書ノート、開いていきますね🤗
2021/01/14 14日目
すごいすごい!続いている。
最近、本のことばかり考えている。
<1book>
The Book of Awakening
「自分を変える」心の磨き方
マーク・ネポ 野口嘉則訳
三笠書房
第三章から 「本当の自分」に目覚めるーあなたのなかの「弱さ」が「大きな強み」になるー
『バランスの法則』
<3point>
① 自分の弱さを認める
自分が必要としているものを口に出さずにいればいるほど、私たちと世界との間に、目には見えませんが、冷たくて硬い壁が生まれます。自分が何かを必要としているときに、それを得られるかどうかが問題なのではなく、ほとんどは自分がそれを認めるかどうかが問題なのです。助けを求めることによって、助けが得られるかどうかは別にして、世界との間に立ち塞がった壁を壊すことができます。
人間が経験するであろう障壁のうち、最も辛いのは孤独感です。孤独感を打ち破れるのは、自分は誰かに支えて欲しいんだと言うことを認めること、つまり「自分の弱さを認める静かな勇気」だけです。そうすれば、光が暗闇を照らすように、優しさはあなたをそっと包み込んでくれるでしょう。
② 「無条件の愛」とは?
「無条件の愛」と聞くと、どんなことを思い浮かべますか無条件の愛は、愛の名のもとで行われるあらゆることを、無抵抗に受け入れることを指すのではありません。日常の人間関係の現実の中で、どんなことがあっても、誠実に相手に向き合う姿勢のことを意味しています。互いに相手を深く見つめ、あなたには私の欠点を受け入れる機会が与えられ、私には自分を磨こうと努力するきっかけが与えられますそして、2人の結びつきがより深くなるのです。
無条件の愛は、どんな時も互いの内面を照らす太陽になるのです。
③ なぜ問題がややこしくなるのか?
ー知識によって問題を発生させておいて、それから問題に対処するために知識を使うのは、まるで水を澄ませようとして、かき混ぜているようなものだ。(老子)ー
問題を生み出しておいて、その原因になったもので対処しようとするやり方では、対処しようとすればするほど、ますます問題をややこしくしてしまいます。予定を詰め込みすぎたり多くの約束をしすぎたりすると、疲れ果ててしまい、そこから問題が生じてしまうのです。
優れた人になるのに、完成された人間になる必要はありません。自信がないからといって完全な状態を目指してしまうと、ますます自信を失う結果に陥ってしまいかねません。自信がないことを受け入れ、現状をありのままに受け入れましょう。
<1episode>
遠回しの言い方をする理由
お店で、学生たちが大声で騒ぎ始めました。私は心地が悪くなり、店を出ようとして、妻に「店を出たい?」と尋ねました。彼女は「いいえ、ここでいいわ」と答えました。それから、私が戸惑いの表情を浮かべたのを察知すると、「あなたは出て行きたいの?」と聞きました。
この瞬間に、自分が今までの人生において、要求を間接的に周囲の人に投影し、それから相手を気遣っているかのように振る舞いながら、実のところ自分の要求を通そうとしていたことに気づきました。
遠回しに自分の要求を通そうとするこのやり方は、自分の弱さを隠す方法だったのです。また一方で、親切な人だと思われたいと言う意図もありました。このように私たちは、無意識に巧妙なやり方をしていて、それが「自分の本心を見せまいとする気持ち」や「相手をコントロールしようとする意図」の産物であると気づいていないのです。しかし、その場その場で自分の行動を謙虚に捉え、遠回しだったと認めて、自分の感じたことや要求をできるだけ早く口にして、独りよがりな穴の中から出てくるしかないのです。人を思い通りに行動させようとするエネルギーは、不安やイライラの大きな源になっています。遠回しな物言いや正直な言動は、自分を傷つくことから守ると言うよりは、イキイキと生きることから遠ざけてしまうのです。
<1action>
がんばっているのになかなかうまくいかない、うまく流れていかないと言うときは、疲れすぎていたり空回りしたりしています。思い切って自分の間違いや弱さを認めればいいものを、認められずに、泥沼にはまっていることがあるのは、私だけでしょうか。自分の間違いや弱さを認めるのはなかなか難しいことですが、気づいたら認めようと思いました。
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