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”上から物を言うダメ店長”だった私の経験談

上から物を言ってくる店長の話って、あまりすっと入ってこないですよね。

そんなダメ店長だった私の経験談です。


ダメ店長だった私の経験談


新卒1年目の夏に新店舗の店長を任せてもらいました。

新店舗だけあってセラピストさんも新人さんが多く、ダメ店長だった私は年上のセラピストさんにも何やら饒舌に知識を披露していました。

新人さんだっただけにまだ頷いてもらえていたものの、私が在籍していた時には思うように売上が上がらず、、

半年間でパパッと立ち上げて、異動となってしまいました。


異動先には8年選手のベテランさんが3名。

もちろん2年目の若造の話を、新人さんと同じように聞いてくれるわけがありません。

向こう半年間は毎日のようにハレーションを起こし、自分が指示したことも、考えた施策も取り組んでくれませんでした。


悩んでいた私を上司が見かねて、社長と飲みに連れて行ってくださることに。

緊張しまくりでしたが店舗での悩みを打ち明けてみると、

「ライバルになってどうするの、もっと頼ってごらん」と一言。

その時心から、今までの自分は間違っていたな、みんなに悪いことをしたな。と後悔しました。


その日から、”弱みを見せられる店長”になろうと決めました。

ベテランさんに比べたら施術はうまくないですし、ずっとそのお店にいるベテランさんの方がお客様を知っているに決まっています。

だからこそ、自分より優れているポイントはとことん頼る


その直後のベテランさんに手技を考えてもらったキャンペーン施策で大成功したことを覚えています。

さらに私の得意な分野(計画を作ったりWEB関連など)の話を向こうから聞きに来てくれるようにまでなりました。

仕事終わりに朝まで楽しく飲む関係も築くことができました。

私にとって本当に大きな経験でした。


◉上下ではなく横の関係


店長とセラピストは上下の関係でなく、横の関係であることが大切だと思います。

どちらが偉いなんてことはなく、ただ役割が違うだけです。

店長はお店の進むべき方向性を決め舵を取る。

セラピストはお客様に喜んでもらうために精一杯のサービスを提供する。


もし今、セラピストさんとうまく行っていない店長さんがいれば、

そのセラピストさんが得意としている分野で頼みごとをしてみたらいかがでしょうか?

「私はこれがあなたより苦手だからお願いしたい」

その一言でセラピストさんの使命感は非常に大きくなり、店長を助けたいと言う気持ちが現れると思います。

店長という役職から生まれるプライドを捨て、常に横の立場から話しかけてみてください^^


今でも2店舗の店長さん・セラピストさんとは交流があります。

「あの時は尖っていたね」とよく言われます。w

後任の店長さんが2人とも優秀なこともあり、今では2店舗とも何度も社内表彰される店舗になってくれました。


この経験を経て、これからどんなに仕事の内容が変わって部下をたくさん持つことができても、常に横の関係でたくさん頼っていこうと思います。

そして常に良好な人間関係で、仕事を楽しむ^^


最後まで読んでいただきありがとうございました!


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