菜食生活を過ごすための料理は「自分軸」作りの役に立つ気がする。
こんにちは^^
昨年の秋頃から菜食生活を続けており、先日、ある程度自分でやってきたことがまとまったかなと思い、以下の記事を書きました。
上の記事では、菜食生活を続けて大きく変わったこととしては、健康になって心と体が次第に元気になったことと、103kgあった体重が30kg減ったことです。これだけでも十分な成果かなと思い、いったん記事を書き終えました。
ですが、数日経過してみると、もっと変わったことがあるなと気づいて、改めて記事にしていこうと思いました。
それは、「自分軸」を作る基本ができていった、ということです。どのようなことかというと、わたしは昨年の秋頃、菜食生活を始める時には以下の方針を立てておりました。
・野菜・果物は無農薬かつ旬のものをなるべく選ぶこと。
・加工済のものを食べる場合はできる限り無添加のものを選ぶこと。
・遺伝子組み換え作物を口に入れないようにすること。
・肉/魚/卵/乳製品など動物性のものを食べないようにすること。
以上のように決めて、菜食生活を送ってきましたが、なかなか自分で決めた方針を守っていくのは大変でした。
例えば、スーパーやコンビニなどで買い物するときは何らかの化学調味料や添加物が入っていることがほとんどであり、意識せずに気軽に買うことが難しいです。
また、農薬が入っているものや遺伝子組み換えのものが紛れ込んでいる食品も多く、買うときには毎回、製品のパッケージのどこかにある食品表示の内容を確認する必要があります。
さらに外食するときには、ほとんどの店には必ずと言っていいほど、肉や魚など動物性のものが入っているメニューがメインとして据えられています。また、サラダであっても、野菜だけかと思いきや、エビが入っていたり、チキンが盛り付けられていたりします。そのため、動物性のものが含まれていないメニューを探すのも苦労します。
そのため、菜食生活を送ろうと思ったら、いつも家で料理したほうが都合がよく、毎日料理するようになりました。
菜食生活を始める前までは、家で料理をすることも面倒だなあと考えていて、いつも外でおいしい店を探して外食することが多かったのですが、自分の心と体を癒して整えるために菜食生活を過ごすことになってからは、家で料理することを習慣づけるようになりました。
といっても最初は料理に慣れておらず、自分の知ってる菜食料理といえば、"野菜炒め"くらいしか、思いついていませんでした。ですが、菜食生活を過ごすとしても、「できるだけ、自分の好きなものをいっぱい食べて、楽しんで過ごしていこう!」と考えて、手間のかかる「豆腐ハンバーグ」など頑張って作ったりしました。
そうすると、「もっと別なメニューないかな?」とか、「もっと美味しそうなメニューないかな?」とか手間をかけつつも、自分の食欲を満たすことのできるレシピを探して、試していきます。
探していく過程の中で、
「カレーのルーを買わなくても、スパイスから簡単にカレーを作ることができるのだなあ」とか、
「ドレッシング買わなくても、酢とかオリーブオイルとか塩を組み合わせれば作れるのだなあ」とか、
「豆腐とかめんつゆとかも自分で作ろうと思えば作れるのだなあ」とか、
調味料や加工食品など、市販品を買わなくても、家にあるもので自分で作ることができるものが多いということに気づきます。自分の中で毎日、小さな発見を見つけ、成功や失敗を含めて、色んな経験を積み重ねていきます。
そのような毎日を過ごしていくと、レシピを探さなくても、その内容を覚えていって、スムーズに料理できるようになります。また、自分の好きなものを食べるためのレシピをどんどん覚えていくので、「今日はこれ作ろうかな?」とか、自分を満たしやすくなり、料理することが少しずつ毎日の楽しみになっていきます。
そのような状態までいくと、外食するときに家の近くに美味しい菜食のお店がない、または休みだったとしても、添加物の入っている弁当やインスタント食品しか売られていなかったとしても、そのような自分の外にある状況(≒他人軸)とは関係がなくなっていきます。自分でおいしい料理を作って自分を満たすこと(≒自分軸)ができるようになっているからです。
そのことを最近気づいて、菜食生活を過ごしながら家で料理をすることは自分軸を作ることにもなっているなと思いました。菜食生活を過ごしていくうちに、自分で選び、自分で何かをして、自分を満たす、この3つを無意識にするようになっていますし、自分軸を作る基本にもなっているのかなと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
また何かありましたら記事を書いていきます。