バイカーへの道⑦第二段階シミュレーターと危険体験
青いゼッケンになってはじめての教習は、シミュレーター
だから、グローブ以外は着けない
よって青いゼッケンはまだ着けない
シミュレーター教習、今回はマンツーマン
ルールを守る、標識をよく見る、危険回避について学ぶ
ここでやっと触るウインカー
ひとつ動作が増えるだけで、アワアワ
なんでワシこーなんだろ…
女って、家事の同時進行が得意だったり、泣きながらでも料理できたりするのに
話し戻って、
マンツーマンなので、教官のトークも長め
飲酒運転の話しをたくさんしてくれた
ワタシ、お酒飲みません
とは言えず、ひたすら「ええ⁈」とか「ふむ」とか「なるほど」とかリアクション
けど、飲酒運転で人轢いちゃうとかぜーーーったい嫌‼︎
「こんなはずじゃなかったのに」
という言葉は人生の中でも使いたくない上位にくるワード
こんなはずじゃなかった
は、なんか自己責任を放棄して何かのせいにしようとしている気がするし、自分自身にも世界にも甘い‼︎カッコ悪い‼︎と思う
そう思ってしまうのは分かるし、思ったこともある
けど、使わずに済むようなチョイスを日々していたい
そう、最近の私は「チョイス」を心掛けている
教官の飲酒運転トークも、人生観を改めて観る貴重な時間だったな
自分に起きる事で自分には関係ないことは一個もないんだな
バイクに乗る責任
忘れずにいようと思う
さて、その後の教習はいよいよ青いゼッケンを着けての「体験」
体験⁇
なんの⁇⁇
予備知識がないと不安なため、受付で「あのー、体験って何するんですか?」と聞いておく
「ちょっと危険な事とかの体験をして頂きます」
ほう…危険体験…
危険だけど、教習所だもん
安心して体験できる危険なんだよね?とすごく矛盾な解釈をして自分を落ち着かせる
未だ急制動が未完成なので、慣らし走行の後はまず急制動を35キロで何度も繰り返し練習
一気に加速することにも慣れてきたような気がする
けど、アクセル放すタイミングがまだちょっと早いかな?
もう少し慣らしたいところ
・ウインカー操作
やっぱり最初はワチャワチャで、自分でも吹いてしまうほど
消すの忘れがち
これも慣れだな
・悪路
問題なし
けっこう好きかも
・咄嗟の判断
30キロで直線走行、教官が向こうで赤と白どちらかの旗を挙げるので、直ぐに判断して右左の車線変更を判断する
…あかんわ
超苦手
チョイスの意識何処行った⁈
適性検査でもこの辺りの評価はいまいちだったっけ
脳のシナプス切れとるわ
・カーブ走行10キロ15キロ20キロ
20キロはちょっと膨らんで焦る
けど…カービング…スキ…
・急ブレーキ
前を走る他の教習生に一瞬気を取られ、教官の急ブレーキを見逃す始末
あーあーもう!何してんの、自分‼︎
バイクに乗る責任、何処行った⁈
終了後、小型免許を取りに来ている女性と傷の舐め合い
彼女も第一段階みきわめで足踏み状態
「ああ悔しい!」
「分かります!私も自分の出来無さ加減がホント悔しい!」
がんばろう、ワタシたち!
(同士がいるって心強い)
夫は私の鈍臭さにさらに呆れ顔だけど
実は、いつか大型とりたいなんて思ってます
ごめんなさい
続く