アクセスバーズから学ぶGiftingの精神
昨日はアクセスバーズのフェイスリフトのクラスを受講するために片瀬江ノ島駅の清水貴子さんのサロン「LINRYU」まで足を伸ばした。
今回受講を決めた一番の理由は、貴子さんのSNS投稿写真から喜びと豊かさと楽しんでいるエネルギーがビシバシ伝わってくるから。
投稿写真から放たれるエネルギーの色は虹色で、天から祝福のエネルギーがバンバン飛び交っているのだ。
「あの空間に身を置きたい」
そう思い、メッセージを送った。
龍と弁天、人魚のエネルギーに包まれたサロン空間
片瀬江ノ島駅に到着し、電車を降りて数歩プラットフォームを歩いただけで、虹色の光に包まれたような場の空気を感じた。
改札口を降りた駅は竜宮城さながらで、ここは龍が降り立つ場所なのだと、ふと物語の世界に入り込んだような錯覚に陥る(実際ここは物語なのだが)。
同時にどこか懐かしさを感じ、記憶を辿ると2年ほど前に複数の友人と江ノ島弁財天を参拝しにこの場所に来たのを思い出した。
そう、このエネルギーは龍と弁天のものだったのだ。
そんな片瀬江ノ島駅から徒歩5分の貴子さんのサロンに足を運ぶと、さらに別世界が待ち受けていた。
窓際から降り注ぐ太陽光にサンキャッチャーの光
天井から吊り下げられた風鈴や貝殻のオブジェ
カラフルな南国の鳥のオブジェ
壁に飾られた絵(海に虹、イルカ、楽園の絵など)
もともと貝殻のオブジェや風鈴を扱っている雑貨店とマーメイドをコンセプトにしているカフェを営んでいたとのこと、その空間はもはや新しい地球の楽園のようだった。
貴子さんの前世は人魚だったに違いない。
そう思わざるを得ないような貴子さんは、存在そのものから溢れ出るオーラが大きく、人魚と弁財天を同時に見ているような、豊かさの象徴のような存在だった。
「好き」は豊かさそのもの
貴子さんはアクセスバーズの中でもフェイスリフトが一番好きだと言う。
そして、料理も好き、貝殻も好き、泳ぐことも好き、森で植物を見つけて香りを嗅ぐことも好き、絵を描くことも好き・・・・
「好き」と言うエネルギーは豊かさそのものなのだ。
実際、貴子さんとやりとりしていると、「これが好き」「あれが好き」「楽しい」
「喜び」と言う言葉が何度も飛び交う。
ウェルカムドリンクは穀物コーヒーまたは貴子さんお手製の赤紫蘇ジュース(赤紫蘇、フレッシュミント、フレッシュライム、黍砂糖、酢で味付けしたもの)がポットごと置かれており、2種類どちらでも好きな方を好きだだけどうぞ、言う豊かさにハートが開くのを感じた。
予期せぬ涙が教えてくれた一番大切なメッセージ
午前中の座学では、そんな貴子さんの柔らかく受容性のある声色とエネルギーに包まれ、初対面にも関わらず私の心はほぐれていった。
アクセスバーズを知ったきっかけを自己紹介を兼ねて話すうちに、自分が無意識に目を背けて蓋をしていた痛みに触れ、予期せず涙が落ちる瞬間もあった。
それは、休職してもなお、過緊張による食いしばりが続いている自分について話した時だった。
これまでの私は、お金を稼ぐための仕事や勉強や、そこから派生するストレスを統合するための精神世界の勉強に自分の時間とエネルギーとお金を費やしてきた。
けれど今の私には、そんな私を支え続けてくれている自分の体をこそ見ていく必要があるのだと、体が涙を流すことを通して教えてくれたのだ。
私がアクセスバーズをやる意味、そして、その中でも体にフォーカスを絞ったボディプロセスこそが今の私に必要なツールだと言うことを認識していた最中だった。
「Relaさんのボディがここに連れてきたのね」
ふと宙を見上げた貴子さんが放った言葉が印象的で、私は本当にその通りだと心の中で頷いた。
「好き」「おもてなし」が凝縮された高波動ランチ
座学が終わると、貴子さんはノートPCを施術ベッドの上に乗せ、「これを見てて。その間に私はランチを作っているから」と言いながらキッチンに立った。
ノートパソコンの講義を見ながら、背後で貴子さんが料理を作っているエネルギーを感じ、自分の中がワクワクして満たされるのを感じた。
貴子さんが楽しみながら喜びとともに料理を作っているのを感じるのだ。
誰かが私のために料理を作ってくれている。
それも楽しみながら、喜びながら。
こんなに嬉しいことってあるだろうか。
講義が終わる前に運ばれてきた「美腸活ランチ」に、私の意識は講義よりも目の前の料理にクギ付けになった。
時間に間に合わせたかったのだろう、少し息が上がった貴子さんから料理の説明を受ける。
オーガニック酵素玄米
カブと新玉ねぎの豆乳スープ
鶏ハムマヨ炙り
ゴーヤーの美腸活カレー
ぬか漬けおかかマヨ和え
スティックセニョールとスティックカリフラワー
新生姜と椎茸の佃煮
ミニトマトと葡萄とアロエとライムの蜂蜜漬け
調味料から何から全て手作りで、オリジナリティに溢れ、手が込んでいるが、本人からの押し付けがましさはなく、本人の情熱と楽しみながら作っているのがひしひしと伝わってくる。
そんな料理が美味しくないわけがない。
「天才・・・」
という言葉が何度口から出たかわからない。
素材の食感を生かす切り方、味付けといい、貴子さんならではのオリジナリティと創造性に溢れているのだ。
「顔が変わったね」
と貴子さんから言われるほど、私の細胞は全開になった。
「どうしたらもっと気持ちいい?」答えは体のエネルギーが教えてくれる
ランチが終わると、午後はいよいよフェイフリフトの実践だ。
アクセスバーズが頭を中心にエネルギーを流していくのに対し、フェイスリフトは顔を中心に上に上にエネルギーを流していく。
相手の顔全体を手のひらで温かく柔らかく空気を包むように施術していく。
局部的にタッチする時も指先からエネルギーが流れるので、優しく触れていく。
そして、「どうしたらもっと気持ちいい?」と相手のボディに聞きながら手を動かしていく。
マニュアルはあくまで参考であって、正解は相手のボディが持っているし、同じボディでも波動は常に動き続けているから、答えも毎瞬間変わる。
そこがエネルギーワークの面白さであり、醍醐味なのだと感じている。
物心つく前の童心に還る
一通りやり方を学んだら、貴子さんに1時間しっかり施術してもらえた。
貴子さんの手は見るからに気持ち良さそうで、温かいエネルギーが流れているのがわかる。
「この手に包まれたら気持ちいいだろうなぁ」と容易に想像がつくし、「この手で作られた料理だからこそ美味しいのだ」と確信できるような手なのだ。
最初の方は貴子さんの手の動きを意識で追っている自分がいるのだが、中盤以降、途中、自分がいびきをかいているのがわかる。
脳波が心地よい波のリズムに漂っている中で、自分の内奥から物心つく前の3、4歳の小さな私がひょっこり顔を出すのを感じた。
小さな私は途方もない莫大なエネルギーの塊で、純粋そのもの。
そんな私を感じたと思ったら、左側の尾てい骨やお尻の梨状筋のあたりに激しいエネルギーがビリビリと電流のように流れ、私の意識はそっちに集中。
なんだ、この電流みたいなエネルギーは・・・
エネルギーが循環する感覚が気持ちよすぎて、時が永遠に止まってほしいとさえ思った時、貴子さんの手がそっと頭から離れ、施術が終わったお知らせが来た。
それもそのはず、エネルギーが流れ始めたら終えるのがバーズなのだが、この瞬間が名残惜しい。
でも、大切なのは滞っていたエネルギーが流れること。
そして、一度流れたエネルギーの循環を生み続けること。
エネルギーを流してくれた貴子さんに感謝し、私はベッドから起き上がると、時計の針は6時を過ぎていた。
鉄格子の外に抜け出した自分を実感
「夕陽の時間に間に合わないと」
そう言いながら貴子さんはキッチンに立ち、スムージーを作り始めた。
京都から取り寄せたという良質の酒粕に冷凍したバナナ、はちみつ、ヨーグルトの組み合わせは腸活に良いとのこと。
文字通りグラスいっぱいの表面張力に支えられたスムージーで乾杯した後、講座の修了証書を受け取ったのが18時20分。
慌てて荷物をまとめ、ビーチサンダルをはいた貴子さんの後を歩き、地元民だからこそ知るような裏道を3分ほど歩いただろうか、突然視界がひらけ、大通りに出たかと思うと、目の前には海岸線に沈もうとするオレンジ色に輝く太陽が広がっていた。
すでに日の入りを待ち構えている人たちでたむろす広場を指差し、「あそこで
モーニングギフレシをするのよ」と貴子さん。
沈むまでにどれだけの時間があるかわからないまま、夕陽から目を離さずにベストポジションを見つけて座り、生暖かい6月の潮風に吹かれながらこう思った。
「ああ、休職してからこういう時間を体験したかったんだよなぁ」
夕方、仕事の合間に窓の外を見ると、オフィスビルの窓から焼けるような夕陽が見える時があった。
そんな時はオフィスを飛び出して外に夕陽を愛でに行きたかった。
それができない今に行き場のないジレンマを感じ、オフィスの窓の柵が鉄格子に見えた。
そんな私が今、こうして、最高のロケーションで刻一刻と変わりゆく空の色とともに海に沈む夕陽を眺めている。
鉄格子の外に飛び出した自分を実感した。
フェイスリフト講座という名のGiftingリトリート
片瀬江ノ島駅に降り立った瞬間から始まり、貴子さんと別れた瞬間に消えた魔法のような時間を振り返ると、フェイスリフト講座という名のリトリートだったと思う。
それもただのリトリートではない。
与えて与えて与える、Giftingリトリートだ。
「どうしたら目の前の人が最大限にGiftを受け取れるか」を常に念頭に置く貴子さんのスタンスは、ご本人の言葉の選び方や発言の内容、ゲストをもてなす空間の隅々まで全てに具現化されていた。
そんな貴子さんのGiftingに溢れる高波動に触れたのだろう、貴子さんと別れた直後から私の中の低い周波数があぶり出される。
「これ、誰の?」
そう問いかけて、統合しながら家路に着き、寝る直前まで統合は続き、今朝起きてからも統合し、やっとひと段落してこれを書いている。
貴子さんの講座以上に素晴らしい講座ははないのではないかと思うが、宇宙に限界はないのだから、こう問いかけよう。
How does it get any better than this?
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