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ペーパードライバーから簡単&スピーディーに卒業できるソートストームの威力

アバターウィザードコースで学んだソートストームという手法。

ソートストームの目的は、人生で固定化された設定のまま繰り返してしまうパターンや投影について自覚し、洞察を得ること。

やり方は、紙の真ん中に探究したいテーマを書いて、連想ゲームみたいに浮かんでくる考え、もの、出来事を何でも書き出し、線でつないでいく。

ポイントは、善悪などの価値判断をしないで、思いつくままに自由に書き出すこと。

「自然と調和した生活」をテーマにソートストームをしてみる

早速、「自然と調和した生活」をテーマにソートストームをしてみたら、こんな連想が出てきた。

「自然と調和した生活」

地方移住 →  葉山、大分、群馬、山梨

車運転

ペーパードライバー講習

実家

「自然と調和した生活」をテーマにしたソートストーム

人生で繰り返している規定パターン:ペーパードライバー

自分が書いたソートストームを見た時、私の目は「ペーパードライバー講習」という文字に注意が固定したのを感じた。

あ、これだ。
これが、私が気になったまま、ずっと放ったらかしにして繰り返していたことだ。

大学生の時に取った運転免許だが、運転のセンスがないことがわかり(縦列駐車とか横付けとか高速道路とか無理)、社会の交通安全のためにもペーパードライバー歴を20年以上も更新中だ。

「自然と調和した生活」をテーマにソートストームをした結果、見えてきた人生で繰り返している規定のパターンとは、ペーパードライバー歴だった。

私はこのパターンをどうにかしたいと思いつつも、運転免許証更新のハガキが届くたびに、単なる身分証明書と化してしまったゴールドライセンスを見て、ため息をつくのを繰り返していた。

でも、自然と調和した生活を送りたいと思った時、どこに住むかは別としても、車が運転できないと不便であることは予想がつく。

それだけではない。

昨年、大動脈解離で倒れた母の通院の送り迎えを、83歳の父にいつまでも頼るわけにはいかない。

そして、野菜好きな私のために家から車で20分ほど離れた畑で野菜を作ってくれている父の手伝いをするために、私も車を運転できるようになりたかった。

どうやら、高齢の両親のケアという面でも、車が運転できるようになることが大切な時期に来ていることが見えてきた。

このパターンを抜け出すためにはどうすれば良いか?

How does it get any better than this?

アクセスバーズの問いかけとともに、私はアバター的にはプライマリーを立てる、つまり、ゴールを明確にすることで、確実にゴールを決めることにした。

1.ゴールを時間軸で細分化し、決める時期を明確にする

ゴールは「ペーパードライバーを卒業し、車が運転できるようになること」だ。

このままだと曖昧さが残るので、時間軸で細分化し、より明確に表現することにした。

1.短期的ゴール(半年以内)

まず、真っ先に決めたい短期的ゴールを箇条書きし、実家から距離が近い順番に並べてみた。

  1. 近所の氏神様に両親を連れて参拝する(片道15分、往復30分)

  2. 父の畑まで車で移動する(片道20分、往復40分)

  3. 気分転換に海までドライブする(片道45分、往復2時間弱)

  4. 実家から母が手術した総合病院まで車で移動する(片道1時間半、往復3時間)

これまで、83歳の父が母と私を連れて運転してくれていたが、半年以内に私が運転している場面を想像するだけで嬉しくなってきた!

2.中期的ゴール(1年以内)

次に、今すぐでなくてもよいが、1年以内に決めたいゴールを書いてみた。

国内旅行先でレンタカーを借りて目的地まで運転する
(具体的な行き先候補:大分、和歌山、高知、佐賀)

その土地の神社などのパワースポットを参拝する時、時刻表とにらめっこし、1時間に1本などのバスを乗り継ぎながら何とか行っていたが、車があればもっと自由に動きやすくなると思うと、嬉しくなった。

3.長期的ゴール(3年以内)

そして、3年以内くらい、できればベター、くらいの長期的視野で決めたいゴールを書いてみた。

海外旅行先でレンタカーを借りて目的地まで移動する
(具体的な行き先候補:サンフランシスコ空港ーシャスタ間、シャスタ域内の移動)

車線が異なる海外での運転はハードルが高いが、仲間と一緒で、一本道などの単純な道なら何とかなる気がする。

これまでは運転できる友達に頼りっぱなしで肩身が狭い思いをすることも多かったが、自分も運転できるようになれば精神的にも楽になる。

何より、ツアー会社などに頼ることなく、自由に動けるようになると思うと、これまた気分が上がってきた。

2.ゴールの目的を明確にする

次に、ペーパードライバーを卒業し、車を運転できるようになる目的を洗い出し、優先順位をつけてみた。

  1. 母の通院の手伝いをする

  2. 父の畑の手伝いをする

  3. 近所の氏神様に両親と車で参拝する

  4. 自分で気分転換にドライブがができる

やはり、肉親の命に関わる目的が優先順位が一番高くなる。

幸い、母の術後経過は良好なので、両親を乗せた長距離ドライブだと思うと楽しい気持ちになった。

3.ゴールを決める手段を明確にする

では、ゴールを決める手段はどうするか?
答えはソートストームに書いてあった。

「自然と調和した生活」
↓地方移住 →  葉山、大分、群馬、山梨

車運転

ペーパードライバー講習

実家

「自然と調和した生活」をテーマにしたソートストーム

実家付近の自動車教習所のペーパードライバー講習を受ければいいのだ!

ソートストームは、簡単&スピーディーな思考整理法!

実は、ペーパードライバー講習を受けることは何度となく頭をよぎったことがあった。

でも、都内の自宅付近に出張で来てもらって練習するか、実家まで帰って練習するか、答えが見つからず、宙ぶらりんのままだったのだ。

ところが、わずか時間にして10分足らずのソートストームをしただけで、20年以上も宙ぶらりんだったテーマに対処するゴールも手段も明確になってしまった!

ソートストーム、控えめに言って、すごいかも・・・。

あとは、ペーパードライバー講習を受ける時期と締め切りを明確にするだけだ。

善は急げ、来月か再来月には自宅付近のペーパードライバー講習を受けると決めた。

これでやっと、運転免許証更新という名の身分証明書更新だったペーパードライバーから卒業できると思うと、ホクホクしている自分がいる。

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