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ReLがお絵描き上達のための情報発信をする理由

こんにちは。
初めましての方は初めまして、
そうでない方はいつもありがとうございます。
ReLです。

こんなイラストを描いてます。

この記事は、僕の自己紹介的なものになります。


普段、僕はこのnoteとX(Twitter)で
お絵描き上達のための情報を発信しています。

活動を始めてからもう2年くらい経ちますが、
最近ふと気付いたわけですよ。


「あれ?僕がこの活動をしてる理由って今まで話したことなくね?」

と。

というわけで今更ですが自己紹介を書きました!

自分でも今更かよ!って思います🤣
けど、ぜひ読んでほしい。

普段Twitterではつぶやかない僕の想いだったり
ちょっと暑苦しい面も出てたり、
一部ポエムみたいになってる部分もありますが、ご勘弁を😅🙏

なにせ自己紹介なので。
普段僕がどういう想いで発信をしているかを
この機会に知ってもらえればと思います😌




ReLはどういう過去を歩んできたのか


これまでの人生を事細かに書くと
長くなりすぎてしまうので端折ります。
お絵描きに関係する部分だけ書いていきますね٩( 'ω' )و



キャラ絵を始めたのは大人になってから


僕が本格的にキャラクターイラストを描き始めたのは大学生の頃です。
大学2年生、ちょうど20歳になるかならないかくらいのときです。
つまり大人になってからですね。

これ以前にも絵は描いていましたが、
ポ◯モンやデ◯モンの模写をたまーにやってたくらいです。
半年に1度くらいの頻度だったと思うので、ホントにたまーにでした。

もしあなたがデ◯モン好きなら分かるかもしれませんが、
毎年8月1日になるとテンション上がります🤩
無限大な夢を抱いていたあの頃を思い出してワクワクします!🤣



1年でpixivランキング入り


キャライラストを描き始めると同時に、
pixivにアカウントを作って絵を投稿していきました。
と言っても当時はまだまだヘタクソで、
絵を投稿しても反応らしい反応もありませんでしたね。

なので試行錯誤する日々でした。

絵を描いてpixivに投稿
→反応がない
→ちょっと改善した絵を描いて投稿
→ちょっと反応あった
→嬉しくなってまた改善して投稿…

その繰り返しがなんだかゲームのようで、
気付いたらのめり込んでいました。

「よっしゃ!前回よりも上手く描けたし反応もよかった!」
「次はこう描いてみよう、、ハイスコア狙ったれ!😆」


そんな感じで楽しみながら絵を描いていった結果、
pixivに投稿を始めて1年ほどでデイリーランキングに入りました

朝起きてメールを開いたら、
pixivからメールが届いていたんです。

「ほえ?pixivからメール?なんだ規約でも変わったか?🤔」

と思って開いてみたら、僕が前日に投稿した絵が
デイリーランキングに入ったことを知らせるものでした。

当時デイリーランキングは100位までしかなかったので、
前日に投稿された数万件以上の絵の中で
僕の絵が上位100位以内に入ったということです。
その日が、それまでの人生の中で一番嬉しかった瞬間でしたね🥳


その後も絵を投稿する度に
ほぼ毎回デイリーランキングに入るようになって
嬉しかったのを覚えています。
自分の描く絵が認められたんだな…!と感じて幸福感でいっぱいでした。



それまでの人生とは次元の違う楽しさ


社会人になってからは同人活動も開始しました。

大学を卒業した後は、
普通に企業に就職して働いてたんです。
深夜までの長時間労働や休日出勤が常態化しているような、
いわゆるブラック企業でしたが😅

仕事は深夜までの残業や休日出勤だらけで辛いもので、
今振り返れば「なんでアレに耐えることができたんだろう…?」
と不思議に思うくらいです。

身体と心を壊して鬱になってても不思議じゃない職場だったし、
実際に心身を壊して辞めていく人もいました。

それでも僕が耐えることができたのは
「絵を描く」という自己表現の手段を持っていたからだと思います。


仕事に追われながらも、
絵を描いてpixivに投稿すればデイリーランキングに入り、
イラスト集を作ってコミケに持っていけば完売。

Twitterで知り合った気の合う仲間と
東京で合流してコミケにサークル参加し、
終わった後は仲間と一緒に
乾杯をして焼肉を食べながら、深夜まで語らうのが最高の時間。

コミケは年2回、8月と12月に開催されるイベントですが、
その半年に1回のビッグイベントが楽しみすぎて、
誇張抜きにその楽しみだけで
日々の辛い労働を耐え抜くことができていました。

ありがたいことに絵でお仕事をいただいたこともあって、
絵を描き始める前までとは
次元が違うレベルの楽しさや充実感がありましたね🥳



「今後のために」とお絵描きを封印。でも…


お絵描きや同人活動はとても楽しいものでしたが、
活動のためには多くの時間が必要です。

夢中になって活動しながらも、
心の片隅では別の想いがあったのも確かで。

僕は会社での出世欲こそ無かったものの、
「スキルを磨いて収入を上げなきゃなぁ…」と思っていました。
世渡りのスキルとか自分を売り込む技術だとか、
そういう方面のスキルですね。
転職とかするときに有利になると思ったんです。


それと、結婚願望も無いことはなかったので
実は婚活をやってみたりもしました。

だって平日は仕事で深夜まで残業、
休日も家に閉じこもって一日中お絵描きしてる生活じゃ
出会いも何もあったもんじゃないですからね。
職場は男だらけだったし😂


「収入アップのためのスキル向上と婚活に集中しないと。
 となればお絵描きまでやってる時間はないから
 一旦封印するしかないな🤔」

そう考えて、お絵描きを封印しちゃったんですよね…。


なんせ当時はブラック企業の社畜だったので、
お絵描き以外にプライベートで何かをやる時間なんて
これっぽっちもなかったんです。
別に絵で生計を立てているわけでもありませんでしたからね。

落ち着いてから戻ってくればいいやーと
軽い気持ちでお絵描きを辞めてしまったわけです。

でも、明らかにそれが良くなかった…



心にポッカリと穴が空いた感覚


なんか、お絵描きを封印した結果
自分の中から何かが
ごっそりと抜け落ちた感覚があったんです😰

自分が自分ではなくなったかのような感覚。
自分というものが分からなくなりました。


僕はコミケに参加していたくらいですから
言うまでもなくオタクなわけですが、

”お絵描きを封印”と言いつつ、
実はオタク趣味からも遠ざかっていました。
触れているとどうしても絵を描きたくなってきてしまうから
絵と同時にpixivもTwitterも封印。


そうやってお絵描きどころか
オタク趣味に使っていた時間がごっそりと空いた結果、
何をしていいか分からなくなりました。

「え、この時間何やろう…暇じゃね!?😳」
「普通の人って休日何やってるの…!?🤯」

悪い冗談みたいな話ですが、本当に心の中はこんな感じでした。
まるで心の中にポッカリと大きな穴が空いたかのような感覚です。

買い物してても映画見てても人と話してても、
どこか物足りない。
今振り返ると、この頃の自分は
随分とイビツな状態だったように思います。


まぁそんな感じだったので、
仕事のスキル向上はともかく
婚活はとにかく上手くいかないわけです。

「自分が分からない」状態なんだから、
考えてみれば当たり前です。
心の底から笑えず、
話しててもどこか不自然さがにじみ出ていて、
それを相手の女性も感じ取っていたんでしょうね。


人生から充実感が失われ、
「今後のため」と自分に言い聞かせて”今”を犠牲にする日々…

絵を描くことを通じて充実感を得ていたからこそ
キツい仕事を辞めないでいられた
のに、
当時の僕はそんなことも自覚できていませんでした。

結局、心の支えを失った僕は
仕事のキツさに耐えられなくなって会社も辞めてしまいました😩


つまりここまでの僕の行動を端的にまとめると、こうです。

  1. お絵描きしたいぞ!😆

  2. うっひょー楽しい!充実ー!🤩

  3. まーでも、今後のこと考えると
    お絵描きは一旦封印したほうがいいか🤔

  4. あ、あれ?僕、何がしたかったんだっけ…?(´・ω・)

  5. 僕は…僕は一体何を…?????😨(人生迷子)



で、吹っ切れた


まぁ、そうなるよなって話です。

あるとき、「あ、止め止め。もうこんなこと止めよ!」と吹っ切れました。
自分に嘘をつくことを止めたんです。


今にして思えば、
収入アップを狙っていたのも婚活に励んだりしてみたのも
自分の中から「やりたい!」という
気持ちが出てきて始めたことではありませんでした。


収入を上げたいと思っていたのは
「今サラリーマンの収入はこんなに下がっている!」とか
「もっと稼がないと将来大変だよ!」
というメディアが多すぎて
いたずらに不安を掻き立てられたからだったように思います。

婚活についても
「周りが次々に結婚してるから」
「親が『結婚まだか』とうるさいから」
という、理由にもならないような理由で始めたことを思い出しました。


「いやお前が結婚したくて始めたんじゃないんかーい!」
ってツッコまれそうですね😅

そりゃ多少はそういう願望もありましたけど、
自発的に婚活まで始めるような強さの願望ではなかったんです。
それよりも圧倒的にお絵描きしたい欲のほうが強かったですからね。


要は「流されて」お絵描きを封印しちゃったわけです。
別に誰かから直接そうしろと言われたわけでもないのに。

「周りがみんなそうしてるんだから、自分もそうしないと…!😓」
みたいな、日本人特有の「周りに合わせよう」精神が
良くない形で発動してしまったんだと思います。

その結果自分を見失ってしまっていた時期があったんですよね。


…でも、それって”嘘”じゃないですか。

自分の素直な心の内から出てきたものではないわけです。
周りに影響されての行動なので、
モチベの源泉が自分の中にないんです。

それって、自分にとっては”嘘”の動機ですよ。
そんなものに従って動いたところで、良い結果なんて望めません。

それをこの経験で痛感したわけです。
「自分に嘘はつけないなぁ」と思いましたよ。


他人から示された幸せではなく、
自分の心が感じる幸せをまっすぐに追求すると決めました。
「こうじゃないと」という必要もない思い込みで
自分の素直な望みを蔑(ないがし)ろにするのを止めたんです。

「絵を描く」ということが、もはや自分にとって
趣味の領域を超えて「生きる」ということの
主軸にまで成長していたことを思い知らされました。


もう、、、どうしてもポエムみたいになっちゃいますね😅
ご勘弁を。



ゴキゲンで生きる絵描きを増やしたい


結局、そういう経緯があって
自分の「好き!」「こうしたい!」
という想いに嘘はつけないと痛感してお絵描きを再開しました。

と同時に、あの頃の僕のように、そして今の僕のように
日々に充実感を感じながらゴキゲンで生きる絵描きを
一人でも増やしたい
と思うようになりました。

僕自身がそれで救われてきた面がめちゃくちゃあるからです。


僕は自分でも割と早いペースで
それなりの質のイラストを描けるようになったほうだと思っています。
だけど、そうじゃない人のほうが多いことも知っています。

思ったように描けるようにならず、
何年も苦しんでる人をいっぱい見てきました。

僕が短期間で画力が急成長したときにやっていたことや
考えていたことを発信することで、
上達に悩んでいる人たちの画力を底上げしたいという想いがあります。


なんのために画力を上げたいのかと聞かれたら、
あなたならなんと答えますか?

僕は頭の中で思い描いた理想を絵として表現したいからです。
そしてそれを人に見てもらいたいから、と答えます。

ぶっちゃけて言ってしまえば、承認欲求ですよ。

卑しいものとして悪者にされがちですが、
絵描きと承認欲求は
切っても切り離せないものだと思っています。
別にそれでいいじゃないですか。

もちろん欲求の強さには個人差があるし
承認欲求を暴走させて人に迷惑をかけるのはダメですが、
本来人間誰しもが持ってるものなんだから
否定するのはナンセンスというものです。

少しでも理想に近い絵を描けるようになって、
それを多くの人に見てもらえるようになることで、
自分がそうだったように
人生レベルで充実度を上げるお手伝いをしたい。

大げさかもしれませんが大真面目にそんなことを思ってますよ😤


そして、メンタルを安定させる大切さも伝えていきたいと思っています。

お絵描きする人って、
実はメンタルをやられてしまう人がかなり多いんです。

画力だけ高くても、メンタルがボロボロだったら
お絵描きなんてとてもできないし
無理して描いてても楽しくありません。

実際に高い画力を持っていながら、
精神を病んで筆を折っていった絵描きを沢山知っています。

お絵描きというのはとても主体的な活動ですからね😌
主体的であるからこそ、
受動的な趣味にはない悩みや葛藤が生まれるものです。

上手く描けない、思ったように表現できないという苦しみは、
まさに主体的な活動ならではのものです。
僕もたくさんそういう苦しみを味わってきました。

そういう人達の心の支えになれたらなと思います。


「趣味は?」と聞かれたら
胸を張り、活き活きとした顔で
「お絵描きです!趣味というよりも生きがいです!」
と言える人を増やしたい。

それが、僕が今こうして情報発信をしている理由です。



普段とは違った感じで書いてみましたが、
どうだったでしょうか。

共感してもらえると嬉しいです!
共感してもらえる場合は、ぜひ「スキ」を押してください🙏
活動の励みになります😊

最後までお読みいただきありがとうございました!

ReL


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