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【REKROW with WORKERS 100 PROJECT】REKROWから新たな産地型のプロジェクトが始動!
2020年、広島県福山市で立ち上がった「REKROW(リクロー)」は、
繊維産地の発展のため、ワークウェアの生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて、将来にわたり持続可能な産地型サーキュラーエコノミーの実現を目指した取組です。
2025年、そんな「REKROW」から新しい取組が始動します。
新しいプロジェクトの内容や取組を始めたきっかけ、想いなどを綴っていくため、noteを更新していくことになりました!
「REKROW WITH WORKERS 100 PROJECT」をなぜ始めたのか?
私たちは、尾道で働く人々がデニムを穿き続けることでリアルユーズドデニムを育てるという「ONOMICHI DENIM PROJECT」を進める中で、デニムのルーツでもある作業着を通じてたくさんの働く人と出会い、ものを生み出す人を見てきました。
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デニムの産地であるこの地域で、どんな風に1本のデニムが作られるのかを知っている私たちだからこそ、作り手の皆さんがどんな想いで1つの商品を作り出してきたか、大切に長く使って欲しいという想いに共感することできるんだと思います。
全国にはたくさんのものづくりの産業が存在しており、ものづくりや働く人の魅力を伝えたい。そんな想いをもとに、産地だからできる新たなプロジェクトとして「RERKROW WITH WORKERS 100 PROJECT」が始動します。
ワークウェアを通じた情報発信が、その企業やものづくりの魅力を伝え、
役目を終えたワークウェアを再利用することで、新たな循環を生み出していきたい。
様々な働く人(WORKER)が1着のワークウェアを着て1年間が経った時、どのような変化が生じるのか。今回のプロジェクトでは1人1人の想いや気持ちの変化をワークウェアを通じて体験していただきたいと考えています!
キックオフイベントを実施しました!
今回は、2024年12月15日(日)に本プロジェクトの参加者を招聘したキックオフイベントを開催しましたので、イベント当日の様子を写真と共に振り返ります。
01 What's the REKROW 100 Project?
REKROWがスタートする「100 PJ」って?
2020年に立ち上がった「REKROW」は今年で5年目を迎えます。
繊維産地の発展のためワークウェアの生産から着用、その先の使い方までを模索する持続可能な産地型サーキュラーエコノミーを実現するプラットフォームを目指してきました。
これまでの「REKROW」の取組について改めて紹介するとともに、これからの「REKROW」で実現したい想いや産地から行動を起こして発信していくことの大切さについて、私よりお話しさせていただきました。
「RERKROW WITH WORKERS 100 PROJECT」とは
100名の働く人(WORKER)がREKROWのワークウェアの着用を通して、それぞれの仕事やものづくりの魅力を発信。参加者の皆さんと共にワークウェアについて考えを巡らせるプロジェクト。広島県の備後地域を中心として、農家や漁師、鉄工所、アーティストなど様々なワーカーと共に1年間という期間を通して取り組んでいきます。
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02 Project Members TALKS
プロジェクトメンバーとトークセッション
今回のプロジェクトを通じて、特に大切にしたいのがワークウェアを通じた情報発信により、その企業やものづくりの魅力を伝えること。
今回のイベントでは、4名のゲストをお迎えして、それぞれの企業の取組やものづくりに対する想い、REKROWに対する想いなどをトークセッションという形でお話いただきました。
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普段の取組紹介はもちろんのこと、これまでのREKROWについての振り返りや今後のREKROWに期待すること、参加しようと思ったきっかけなど、普段は聞くことができない貴重なお話をお聞きすることができました。
トークセッションの内容については、改めて投稿をさせていただきます!
session① これまでのREKROWとこれからのREKROW
<ゲスト>
・株式会社スピングルカンパニー 舘上 瑞紀さん
・株式会社ディスカバーリンクせとうち 黒木 美佳さん
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session② これからのREKROWを通じて実現したいこと
<ゲスト>
・LEMONT 山本 凌生さん
・カンキツスタンドオレンジ 岡野 爽さん
・カミハチキテル/カミハチ園芸農園部 中村 未夢さん
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03 What's REKROW workwear?
REKROWのワークウェアって一体どんなもの?
今回のプロジェクトにおいて、参加者の方々に配布させていただくワークウェアについてご紹介しました。
meanswhileの藤崎尚大氏と制作したワークウェアは全4アイテム。「身体に最も近い道具」をコンセプトに、"働くを支える"機能面のデザインだけでなく、パターン、縫製など細部までこだわり、国内生産によるプロダクト開発にこだわりを持っています。
広島県福山市を代表するデニムを使用し、備後地域で縫製・仕上げを行っているワークウェアです。
designed by meanswhile
Naohiro Fujisaki / 藤崎尚大
日常着である以上、服は衣装ではなく道具である。
人の活動に付随するのが道具であり、デザインとはその道具が より機能するためにある。道具が日常に馴染むたび、使い手のスタイルが築かれる。そのスタイルこそが、 ファッションとしてあるべきものである。
https://meanswhile.net
04 100 Members
プロジェクトに参加する100人のメンバーを紹介
最後に、「RERKROW WITH WORKERS 100 PROJECT」に参加していただく100人のメンバーの方々をご紹介させていただきました。
イベント会場には参加者の皆様をご紹介するパネルを用意させていただき、取組内容やSNSアカウントなどをご案内しました。
参加者の皆さまとは、1年間という期間の中でワークウェアの着用をはじめとして、REKROWの在り方について共に考えていただく予定です。
今後は、お互いの取組内容や魅力発信のため、産地ツアーなどの交流イベントの開催などを行っていきます。
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selected
使うものを、知り選択する
realized
産地をたずね、身につける
repair
直し、長く使う
これらの想いを持ち「1年」という時間の中で、WORKERの魅力を追求していきます!
プロジェクトの様子は、@rekrow_hiroshima のアカウントで発信するとともに、インタビュー記事などについてはnoteにて公開させていただきます。
皆さまと一緒にプロジェクトを盛り上げていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!
(筆者:元廣 京哉)