自己紹介みたいなもの?

最近ツイッターでれこを知ってくれた人は、多分露出狂以外の印象はないであろう。何度かれこに実際会ってる人は、普通の地下アイドルだなとか、MCとか観て意外と陰キャなんだなとか、そんな感じの印象くらいであろう。多分、れこについての情報はそれくらいしかないし、私自身も出す場所がないし特に求められていないので出していない。若さ・性と承認欲求を等価交換だけして、何も考えずに何も苦労せずにただ人生を無駄に消費して生きている、バカ女。そんな風に見えているのではないだろうか、と私は思っている。だって実際そういう面しか見せてないから。れこという存在が課されているのは、他人からの好感度を得るために容姿や愛想や歌やダンスや等で人様を魅了すること。それによりファンを獲得し収益を上げること。それだけ。そういう面しか見せる必要もないし、見せない方が、無駄なノイズがない方が、一般的なスポンサーは分かりよく気持ちよくコンテンツとして消費できるのも頷ける。しかし、この業界は買い手市場。売手の母数があまりに多すぎる。更に強力なバックアップを持たないインディーズの活動者の活動範囲は一般的にはアンダーグラウンドであるため、一般人の新規参入はほぼ無い。故に、買い手もかなり限定されており、活性の余地のないミクロ市場と化している。そのような業界の中で、バックアップも持たない、顔面でバズる程のビジュがあるわけでもない、歌やダンスが観た人を魅力するレベルな訳でもない。(むしろ音楽センスは皆無である)一体どこでその他大勢のライバルとの差別化を図ればいいのだろう。私は、一般的にアイドルには必要ないどころか無い方がいいとされている人間性を開示したいと常々思い続けている。私より可愛くて、私よりアイドルスキルの高い人なんて大勢いるけど、私の人間性は私だけの唯一物だ。勿論そのような唯一性が武器になるという利点もあるが(使い方によっては自分を殺す意味での武器にもなりかねない)、1番の理由は私という人間に対して誰かが何かを感じて欲しいからである。勿論、表面的・一般的な魅了で好意を持ってもらえるのも嬉しいことではあるのだが。私は誰かに対して、複雑であり衝撃的な感情や思考を届ける人間になりたいと昔から思っていた。ずっと、ずっと、何者かになりたかった。自分が学生時代に出会った(今も学生であるが)、太宰治、江戸川乱歩、夢野久作、安部公房、丸尾末広、古屋兎丸、是枝監督の作品のような、何か言葉では言い難い感情や思考の機会を届けてくれる物やその作り手に、私は魅了を感じる。そんなコンテンツをれこを通してこの世に発信していきたい。(自分は普段は芸術系の学生というクリエイターの卵の身分であることも、このような考えに関係しているのかもしれない)
私という人間は常に思考し、自分が死ぬ時までに自分自身を好きだ、人生やり切ったと言えるように自分の叶えたい目標のための経験を日々積んで生きている。私は死後に自分の意思や実態がなくとも世界が進んでいくことが怖い。いつか私のこと知ってる人間は死に、誰も私のことを知らない人達のみで世界が構成されてゆき、それでも時は進み続けてゆくのが怖い。だから、死が怖い。願わくば不老不死になりたい。(20代の見た目のままの保証付で)なので、死ぬ間際に恐怖を感じることなく安心して死ねるように、人生やり切りたい。人生やり切るためには自分の人生に悔いを残したくない。最終的には自分を認めてあげられる人間でありたい。だから、活動者としてもっともっと上にいきたいし、もっともっとたくさんの人に好かれなくてはならないし、今支えてくれてる人にももっともっと好いてもらいたい。そのために、自分の身を少しばかり切り売りしようと思う。外的要素(外見や愛想やグラビア等の性)はもう売り尽くしたので、内的要素も売ってみようと思う。試してみてダメならやめればいいし、評判良ければ続ければいい。
これを最後まで読んでくれた諸君、私の人生の一部にどうかしばし付き合ってくれないだろうか?

自己紹介的なもの
黒世れこ (仮名)
13歳の誕生日プレゼントに芥川龍之介と太宰治の単行本を親にねだる。その時に買ってもらった人間失格を読み、初めての感情を知る。16歳、近代文学を読み漁っていると、ヴィレヴァンでは隣芝(?)のアンダーグラウンドサブカルチャー(主にガロ系の前衛漫画)と出会う。その隣芝(?)(?)のサブカル女子の写真集等(青山裕企氏・ツインテール協会等)に出会い、サブカル系被写体や地下アイドル等の可愛い女の子のファンになる。可愛い女の子を見ているうちに自分もいつかこういう活動してみたいと憧れを抱くようになる。高3秋頃、人間関係で精神を病み、学校に行けなくなったことと日々の勉強不足により(どちらかというと後者の比重が高い)大学受験全落ちし、浪人反対派の親にFラン大に不本意入学させられる。絶対ここから抜け出してやるという気持ちだけで4年間の仮面浪人を得て、本命校ではないものの全国的地名度はある学校に入学する。自分の人生に余裕が出てきたため、昔から絵を描くことや彫刻好きだったが諦めていた芸術方面の進路を目指すべく美大受験と、美容とダイエットと歯列矯正をガチり、矯正のワイヤーが外れたタイミングで、ずっと憧れだった被写体・地下アイドル活動を始める。その後活動と学業と並行して美術予備校なしで2年で芸術系の学校に合格する。独学でデッサンを勉強しながら大学に通っていた時期に、初めてのグループアイドル活動を1年経験する。グループアイドル活動を卒業し、現在フリーで活動中。


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