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『Herec』の絵師さんがイラストレーターふるさと納税に参加中!!

皆の衆~~~~~~~~~~~!!!!
いつも勝哉(みちなり文庫)の看板作『Herec』シリーズのイラストを担当してくださってる絵師の知絵さんが、「イラストレーターふるさと納税」に参加しているぞ~~~~~~~~~!!!!

世界で1枚のイラストが実質2000円で手に入るとか、なんかすごい事態になってるんですけど~~~~~~!?!?

……とはいえ私は、ふるさと納税には詳しくない物書き。

なんか凄いことになってることしかわからなくて、うちの絵師さん&創作仲間が凄い事してて自慢したいのにどう自慢すればいいのかわからなくて困っているで候。

というわけで、知絵さんが参加してる「イラストレーターふるさと納税」について、ちょっと個人的に調べてみました。
これで諸手をあげて自慢できるね!!!!ヤッタネ!!!!


「イラストレーターふるさと納税」って?

今回知絵さんが参加している「イラストレーターふるさと納税」は、北海道えりも町が行っているふるさと納税です。

同じく北海道内にある企業「株式会社あるやうむ」さんが提供しているふるさと納税とのこと。
このあるやうむさんは「NFTによる地方創生」を推進している企業さんだそうで、今企画以外にもクリエイターさん達とコラボした観光・地域おこし関連の企画をたくさんやっているようです。

今企画でもNFTを使ったNFTアートが返礼品となっています。
寄付金を払うことで、えりも町の観光地・襟裳岬(えりもみさき)を背景にしたイラストをもらえるそうです。

なお、背景以外は自由にイラストの内容をリクエスト可能とのこと。
自由ってことは、知絵さん家の子が襟裳岬を旅行してる絵とかでもいいのかな、これ……。トラライ(知絵さんの漫画)のメンバーの旅行絵とかお願いしてもいいのだろうか……。ドキドキ。

ちなみに、2024年10月時点で700名以上のイラストレーターさん達が参加しているそうです。

パッと企画サイトさんを見てきたら、たくさんのイラストレーターさん達が参加してて震えました……。
しかも、物書きの私でも知ってるイラストレーターさんが何人か……。あ、すごく見覚えのある、あ、あ……。思った以上に大規模だね!?

▼イラストレーターふるさと納税TOPページ
https://furucontent.com/

「NFTアート」って?

NFTアートは、ブロックチェーンと呼ばれる技術を用いて作られたデジタル資産・NFTと紐づけられたアート作品のことです。

【ブロックチェーンとは】
仮想通貨などで使われるブロックチェーンとは、ネットワーク上にある端末同士をダイレクトに接続し、暗号技術を用いて取引の記録を分散的に処理・記録するデータベースの一種。

NTTコミュニケーションズ IT用語集 ブロックチェーン 引用


早いお話、デジタルで作られたものが勝手に第三者の手によって改竄されないように保護する技術……、のようなものらしいです(個人調べなので、間違ってたらすみません(冷や汗))。

身近なもので例をあげると、ビットコインなどの仮想通貨で多く使われている技術の模様。
確かに、あぁいうものって改竄されたら一大事ですもんね。

この技術を用いたNFTにデジタル作品を紐づけすることで、デジタル上での改竄を防げるようになる模様。
もちろん、勝手なコピーも防げるので、無断転載や配布も防げるわけです。

NFTに紐づいていれば、イラストレーターはこの作品が自分が作ったものであるという唯一性を証明できる。
そしてそれを貰った側は、この作品がこの世で自分のためだけに作られた唯一の作品であることを証明できる。

これらが証明できるおかげで、知絵さんもポストしていたように、文字通り「世界で1枚の絵がもらえる」というわけですね。

ふむ。感覚としては、デジタル上で証明書つきのイラストがもらえるようなものかな。
月の土地の権利書みたいな。まぁ、あれには効力ないらしいけど……(←他にいい例えが思いつかなかった人(冷や汗))

「実質2000円」ってどういうこと?

さて肝心の寄付金について。
知絵さんいわく、今回のイラストは実質2000円で手に入るとのこと。

でも寄付金じゃん?
寄付金が2000円って安すぎん? てか、「実質」ってどういうこと。

というわけでこの辺の仕組みについても簡単にご紹介。
この「実質2000円」というのは、「寄付金控除」というシステムによって成り立っている額のようです。

【寄付金控除とは】
納税者が国や地方公共団体、特定公益増進法人などに対し、「特定寄附金」を支出した場合には、所得控除を受けることができます。これを寄附金控除といいます。

国税庁 No.1150 一定の寄附金を支払ったとき(寄附金控除) 引用

つまり国や地方団体などの特定の団体へ寄付した人が、確定申告を行うことで所得税を還付してもらえる制度ってことですね。
還付ではなく、所得税自体を少なくする場合もあるのだそう。

ふるさと納税は地方公共団体に寄付金する制度なので、この控除の対象に入るそうです。

控除の金額は、寄付金額-2000円
つまり控除を受けることで、後々に所得税が還付金として手元に帰ってくるため、実質2000円でイラストが手に入る……、というわけです。「実質」の意味はこれか。

なお、この控除を受けるには注意しなければならないことが2つあります。

まず、控除を受けるには確定申告 or ワンストップ特例制度の申請をする必要があります。

普段から確定申告をしている方は確定申告をする際に、一緒に申告すれば一石二鳥ですな。
逆に確定申告の必要性がない方は、後者のワンストップ特例制度の利用がおすすめかと。確定申告が不要、会社で年末調整を行っているという方向けの制度との事なので。特定の職場にお勤めの方は、こちらの制度を申請するのがよさそうです。

ワンストップ特例制度の申し込み先はいろいろあるみたいですが、えりも町の公式サイトにふるさと納税相談窓口「ふるまど」のリンクがあったので、たぶんここで行えるんじゃないかなぁ。
気になる人は、一度公式サイトをチェックしてみてください。

▼えりも町の公式サイト\\「寄付金控除について」の欄に記載あり//
https://www.town.erimo.lg.jp/section/sangyou/sg6h940000000rbv.html
(※ワンストップ特例制度は、1年間で5つ以上の自治体に寄付していると申請できない模様。申請したい場合は寄付先の自治体の数にお気をつけください)

そして2つめ。
実は寄付金控除には、「控除上限額」と呼ばれる上限が存在しています。

この控除上限額は、年収・家族構成・住んでいる場所によって額が変わってくるそうです。

つまり各人各様の事情によって、寄付できる金額が異なる。
なんてこった!突然、とんでもない計算問題が現れたぞ……!?

調べてみたら、計算シュミレーションをしてくれるWebサイトさんがいくつかあることに気づきました。

よかった、計算苦手な人間でもこれならなんとかなる……(←学生時代の数学のテストが赤点まみれだったやつ)
よかった、マジで冷や汗かいたからよかった……。ホッ。

寄付金が上限額をこえてしまうと自己負担になるので、寄付する前に必ず自分はいくらまで寄付できるか計算をしときましょう。

いくら大好きな絵師さんの絵が手に入るからって、貢いだ末に破綻するのはまずいからね!
推しに貢いでも、貢いだ側が破綻したら誰も幸せにならないからな!
推し活は健全に行わなきゃっ!

そんなわけで

とりあえず、調べれば調べるほど、やべぇ企画だなってことだけわかりました(語彙力低下中)。

NFTという技術も、今回調べて初めて知りました。ネット上で作品を公開する事に不信感が残る近年において、この技術は今後もっと発展していきそうな技術だなぁ。

襟裳岬が広大な海に面していることを考えると、個人的にこのふるさと納税は知絵さんの絵と相性バッチグーだと思うんですよね。

ほら、知絵さんといえばクラゲ、クラゲといえば知絵さんなので!(※『Herec』(バンド)描いてくれてるけど、知絵さんの本当のメインはクラゲと本です)
海洋生物と海って、バッチリあってると思うんですよね。というか連載中の『トラライ』も舞台が船と、海に関連する場所だし。海と切っても切り離せない絵師さんだと思う。

それを除いても、ふわふわで優しい雰囲気のカラーイラストが魅力的なところがある絵師さんなので、そういう絵が返礼品として来たらほっこり暖かい気持ちになれそうだなぁなんて思います。
しかもふるさと納税だから、北海道えりも町にも貢献できるし。これまた気持ちが暖まる貢献。いいことづくめ。

そして、そんな素敵な絵を描くイラストレーターさんがうちの看板作を担当しているわけですよ。
ほっほっほっ。私は勝ち組(こら)

というわけで、絵師さん自慢回でした。
イラストレーターふるさと納税、気になる方はぜひ参加してみてくださ~い!
私も懐暖めて参加してぇ……。

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勝哉道花|みちなり文庫
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