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今こそ縄文を取り戻せ!「縄文TERAKOYA」(2022.7.9)

今回は、過去に「水戸藩」「三島由紀夫」など
ちょっとした物議を醸すTERAKOYAを生み出した”かもめ”先生が、
レキシズルの古参で縄文を愛してやまない縄文キャンプ倶楽部代表の
”たいしょー”(以下、代表)をゲストに迎えて送る「縄文TERAKOYA」

ちなみに代表の夢は自分の貝塚をつくること。
土偶を2体つくったこともあるんだって。

「千葉も歩けば貝塚にあたる」
千葉県民なら誰でも知っていることわざだそうだ(ほんまかいな)。

その名の通り、千葉の貝塚の数は日本一
日本の貝塚の3/1を占めるそう。

その中でも日本最大級の縄文貝塚が”加曽利貝塚”
別名カソリーランド。
代表にとっては千葉の有名なテーマパークに匹敵するほどの場所みたい。

国宝級の”特別史跡”は日本に4箇所だけ 加曽利貝塚はその一つ

ところで、貝塚って、学校で「ゴミ捨て場」って習いませんでした?
それ、今は違うんですって。

貝塚には人骨、丁寧に埋葬された犬、土器・土偶が埋められているそう。
つまり「魂を神様に返す送りの場」ということ。

しかも貝カルシウムによって、
酸化せずにタイムカプセルのように残っている。
それをわかって縄文人は大量の貝を埋めていたのだろうか・・・。

さて、ちょっと意外かもしれないが、
縄文時代、自由恋愛は禁止だったそう。
同じ集落で恋愛をすると、最終的に近親相姦になってしまうので
村長が決めた他の集落の相手と結婚、
そしてムコ入り婚。

土偶には女性を表したものが多いが、
はっきりと男性を表現したものはないそう。

女性は土偶、男性は石棒。
かもめ先生いわく、縄文時代は女性優位で、
男性は”タネ”扱いだったんじゃないかとのこと。

なるほどなー。

火焔土器に魅せられ、
日本人に縄文を認知させた芸術家 岡本太郎。

「科学と資本主義ばかりで豊かさだけを求め続ける社会は
やがて行き詰まる」と50年以上前に予見した。

1万3000年も平和が続いたと言われ、
暴力で亡くなる人は他時代の5/1だったという縄文時代。

もちろん、争いが全くなかったわけじゃないと思うけど、
足るを知り、「進歩なんてろくなもんじゃない」
とわかっていたからこそ、ここまで長く続いた。

そして、今よりずっとずっと平均寿命も短く、
生まれてもすぐに亡くなる子供が多かった時代。

縄文人は、沈んではまた昇る太陽を見て循環を知り、
自分たちも同じような存在になりたいと願った。
そして来世を信じ、また生まれてくることを祈って
円状の集落の真ん中に遺体を埋葬した。

そんな持論を展開するかもめ先生
輪廻転生なんて全く信じないと言いながら深いじゃないか。

現代の”命を大切に”というチープなスローガンなんて
足元にも及ばないほど”命”を理解し、
何が大切かをわかっていたのが縄文人だったんじゃないかと思う。

ちなみに、
火焔土器にまつわるヲシテ文字とか
いったい土偶とは何なのか?とか
縄文人のDNAとか、代表の話も興味深かったけど、
怪しい&長かったので割愛します笑。
(興味ある方はレキシズルにて、代表=たいしょーに聞いてみてください)

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