辞書を読んでみた〜新明解国語辞典「あ行」編

「意味」ってどういう意味なんでしょうか
新明解国語辞典第8版の101Pには
こう記されています

1️⃣〔言語行為を成り立たせる上で不可欠なものとしての〕音声と結びつけて、話し手が聞き手に伝えようとする内容

他にも「意味」という言葉には他の意味もありますが割愛しますが、このように言葉について具体的に示してと改まって言われると言葉に詰まってしまう人は多いのでは無いでしょうか

とまぁ前置きはさておいて2月にずっと欲しかった「新明解国語辞典第8版」を購入しました

これは当然読むために買ったわけですが、途中まで載せている「新明解語源辞典」のnoteの感じではなく辞典を読み進めるにあたって興味が出たところを載せて行こうと思います

なんでかと言えば
読み進めるのがなかなかしんどいからです

まず語源辞典の字の大きさは体感8mmくらいでしたが新明解国語辞典の方は5mm程度となかなかのサイズ。

しかもページ数は約1700ページに渡り、説明や前書きも合わせれば2000ページは行くか行かないかのラインなのでいつまでかかるか分かりません。これは由々しき事態。

というわけで読み進めていく中で通読しきってはいないものの定期的にnoteを更新すれば途中で放り出さずに通読しきれるはずと思った次第です

意味が自明であること

青(8P)

①よく澄んだ空の色に代表される色。〔濃い「青」は三原色の一つ。植物学では、花の色の二大区分として赤と対比させる〕

②草木の新芽や若葉の明るい薄緑色。

③〔馬の〕つやのある黒い毛色。また、その馬。

という記載があります。青という色を言葉で説明する時、空を用いて説明するのは1番お手軽に分かりやすいと思いました

また青は若さを表したりもするのでそれもあわせて説明がありました

ただ、青をメモに残した理由は青という色についてわざわざ説明しないから珍しいし面白いから残したわけではありません

その後に続く項目には「青々」、「青馬」、「青梅」など約1ページ続きます

「青」+何か言葉が出されている時はこの三つ(か四つ目の若いという意味)の意味がメインの意味でで来ていることが多いので言うなれば、
「そうなるだろうな」という展開の連続でした

「青竹」竹になってそんな時間経ってないだろうなぁとか

なんて考えながら青を読み終えたら

「赤」……

青コーナー赤コーナーと名付けました

と冗談チックにまとめていますが、まだ育ちきっていないとか、見た目でまだ収穫時期じゃないとか若いとかを言葉で表す時に何かと組み合わせて言えた方が話す時に余計なことを気にせずに伝えられるメリットがあるからだと思います

若い竹は「早伸否竹」で収穫できない梅は「取無不味梅」とか言葉を作っていたらキリがないので
普段の生活では助かるわけです

決して辞書を通読しようとする人のために言語が存在しているわけではないので大事な項目といえるでしょう

楽しく読み進めるコツ

2024年3月4日現在「あ」行の後半まで読んでいますが、項目に対して実際に想像するととても楽しいし読み進められるなと感じています

例えば
「雅(あえか)」 
かよわく美しい。という項目に対して
ひよこを思い浮かべるとかそんな感じです

ひよこ フリー素材 検索

聞くだけだと何をそんな普通のことをと思うかもしれませんがとんでもない

こんなに冒頭なのに辞書を読んでいると文字だけを読んで意識がない時があります
それを防ぐ解決策の一つが一つ一つ想像すること

どう考えてもたまに読み飛ばす時があってそれを防いで丁寧に読み進めるために試行錯誤が必要ということです
というか他にコツがあれば誰かご教授ください

遊び(かも)を見つける

「頭」の項目のところの例文の一つに
辞書を--------(頭)から見直すとありました

真ん中のところ

これは「頭」の三つ目の意味である
物の上端(物事の始まり)の部分。

というところなのですが辞書って頭から見直すことあるんでしょうか
もしかしたら調べ直して意味をもう一度最初から見直すとかそういう意味なのかもしれませんが
辞書の通読を匂わせている可能性も否定できないのではないでしょうか……

こういった例文にもよく見てみると「そんなことあるか?笑」みたいな例文がありそうな気がするので読み進めるにあたって見つけ次第片っ端からメモしていこうと思っています。

まとめ

五十音は文字通り50文字(実際は《やゆよ》と《わをん》があるので46文字分)あるわけですが、現在は「あ」行後半となっています

「あ」行でこの分量で46回分……大河ドラマ…

誰かに見られるとかは考えずオンラインに残せるメモ代わりに更新しますので頑張ります

あと通読しないにしても新明解国語辞典は語釈が面白いで有名な辞書なので面白本として購入するのもありだと思います

実際僕は新明解国語辞典の第4版は通読せず面白本として棚に積まれています

とにかくまた次回もお楽しみください

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